今日は「母の日」ですが、競馬界にもお父さんやお母さんに勝利のプレゼントをした馬がいます。


東京競馬場で行われたNHKマイルカップでは2歳王座のグランプリボスが先日亡くなった父サクラバクシンオーに勝利のプレゼントをしました。


野球ではよく亡くなった家族に投手なら白星、野手ならホームランを打って勝利をプレゼントしてヒーローインタビューで涙を流すシーンを目にしますが、これが競馬界で同じようなドラマを作るとは驚きました。


また、京都競馬場では名牝エアグルーヴの娘でディープインパクトのグルヴェイグが2勝目を挙げて賞金的にオークスの出走が可能になったとのことです。


グルヴェイグはエアグルーヴもエアグルーヴの母で祖母に当たるダイナカールもオークスを制しており親子三代のオークス制覇の期待がかかります。


桜花賞馬のマルセリーナや2着のホエールキャプチャなど強い馬がいますが3歳牝馬にとって2400mは過酷な距離で条件はどの馬にも同じなので十分チャンスはあります。血統的にも距離は対応できると思います。


また、これで日本ダービーとオークスの出走馬がほぼ確定しましたが、今のところ初年度産駒のディープインパクトの子供は両レースとも5・6頭出走ができる見込みです。


府中の大舞台で父にGI勝利をプレゼントできるか注目したいと思います。