昨日のflumpoolが来年度のNHK全国学校音楽コンクール(中学校の部)の課題曲を担当することをブログにて触れましたが、その話題がスポーツ報知に掲載されたようでHPにその記事が載っていたので紹介します。



~以下本文~


4人組の人気ロックバンド「flumpool(フランプール)」が、来年度のNHK全国学校音楽コンクール(中学校の部)の課題曲を担当することが10日、分かった。同コンクールは小、中、高校の3部門からなり、国内で最も歴史ある合唱大会。ロックバンドの課題曲起用は初となる。中学校での教育実習体験が音楽の道を目指すきっかけになったボーカルの山村隆太(25)にとっては恩返しする絶好の機会。目下、課題曲を制作中で来年3月下旬に発表される。



 山村が全身全霊をささげ、中学生のために作詞、作曲を手がけていく。同コンクールは1932年、「児童唱歌コンクール」として始まった国内で最も歴史ある合唱大会。小、中、高校の3部門に分かれ、毎年10万人近い生徒が参加している。ここ数年は、中学校の部でアンジェラ・アキ(33)の「手紙」(08年)、いきものがかりの「YELL」(09年)など、アーティストが課題曲を書き下ろしており、注目を集めている。



 長いコンクールの歴史の中で、ロックバンドの課題曲起用は初となる。今回、フランプールの起用は、山村の音楽への熱意が評価されたことから。高校の英語の教員免許を持つ山村は、大学在学中の2007年、教育実習のために母校の大阪・松原市立松原第四中学校を訪れた。実習最終日には生徒に弾き語りを披露、生徒の感動する姿に音楽の持つ無限の力を実感、本格的に音楽の道を目指すきっかけになった。そのため、“中学生への恩返し”という意味で、絶好の機会が与えられた。



 来年度のコンクールのテーマは「仲間」。「僕にとっての仲間は、ともに音楽を作り、奏で、歌い、情熱を一緒に注いでくれるフランプールのメンバーだと思う」と山村。「日々の練習の中で、かけがえのない仲間を作ってくれることを願っている。合唱を通して一人ひとりの思いが集まって、聴いてくれる人たちに心が揺さぶられる瞬間を今から楽しみにしています」と中学生たちにエールを送った。

 これから本格的な制作、レコーディングに取りかかり、3月下旬に発表する予定。来春は全国の中学校でフランプールの楽曲の合唱が響き渡ることになる。



 ◆郡山第二中V3
この日、今年の音楽コンクール中学校の部が東京・渋谷のNHKホールで行われた。全国1226校の中から、11校が出場。課題曲である大塚愛(28)の「I★×××」と自由曲を披露し、東北ブロック代表の福島・郡山第二中学校が3年連続3度目の金賞に輝いた。


◆flumpool(フランプール) 2002年に幼なじみの山村隆太(ボーカル)、阪井一生(ギター)、尼川元気(ベース)が「アコギユニット」として始動。知人の紹介で小倉誠司(ドラム)と出会い、07年1月に結成。08年10月配信限定シングル「花になれ」でメジャーデビュー。昨年の紅白歌合戦に初出場。来年1月にニコ・タッチズ・ザ・ウォールズと初の対バンツアーを行う。


以上



以前紹介したGReeeeNの「キセキ」のように本来合唱曲でないものがプロの合唱編曲者によって合唱曲になるケースは何曲かありますが、男性ロックバンドが合唱曲のために楽曲を制作するのが今回が初めてかと思います。


flumpoolがどのようなテイストの楽曲を制作するのか今から非常に楽しみです。