日本に帰国して1週間、ようやくシンガポールから心が帰ってきました。
海外に行くたびに、特にアジアの強烈な進歩を感じ、
日本は大丈夫か?と思うことが多いのです
しかし、日本が世界に負けないと思うことがひとつ
それは、
「お客様は神様です」という言葉に代表される
サービス業の質の高さです。
シンガポールでちょっと有名な中華レストランに入ったのですが
ビールひとつ持ってくるのに、散々時間がかかり
3回ほどスタッフにお願いしたのですが、相変わらず持ってこない
まだ人が食事をしているのに店じまいで椅子を片付けたり
(日本では埃がたつので極力控えます。その分、店長さんのサービス残業になっているかも)
箸、フォーク、ナイフなども丁寧に洗われているとは限りません
メニューをオーダーする際に考えたりすると、店員さんが
すぐに違うテーブルに行ってしまったり
そんなことは、日本ではあまりありません。
(もちろん千差万別、すべての店ではないですが)
製造業における品質確保にかける姿勢や、クレーム対処にも
活かされているのだと思います
「おもてなしの心」とまでは言いません
日本人の対応がマニュアル化されているだけかも知れませんが
我々の強みが一つでもあることは、素晴らしいことであり
それに気がついて、少しでも伸ばしていくことが大切だと思います