無事に終わり、やっと
気分的にも区切りができました。
ドームのこと、さえのこと
昨日からいろいろ書かれている
これからのAKBのこと
書きたいことが久々にたくさん
あるんだけど、まずはやっぱり
あっちゃんの事から書こうと
思います。
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自分はあっちゃんの推しでは
ありません。
アンチでもありません。
正直、今でも何が魅力なのか
いまひとつつかめていません。
それは第一印象がすごく
つらそうに見えたからです。
立ちたくもないセンターを
やらざる負えない
必死に歯を食いしばって
耐えているようにしか
見えなかったから
メンバーも言うように
AKBの顔として世間に晒され
いいことも悪いことも
その全身で無防備に受け続けてきた
その重圧は誰も例えることは
できないと思います。
そんな数々の経験を彼女は
自分の力に変えて成長したんだと
思います。
そんな彼女への印象が
劇的に変った時がありました。
それは“桜の木になろう”の時です。
あのソロパートを聞いたとき
それまで耳にしていたあっちゃんの
歌声とは格段に違って聞こえた。
そして、夏の西武ドーム
現場で見ていても明らかに
おかしいのは見てとれました。
そして、映画でその裏側を
見せられた時、それは
想像を遥かに超えていました。
リハで後輩を叱責する姿
体調不良の中、鬼神の如き
形相で仲間の元へ向かっていく姿
あっちゃんが変わった
大人になったと強く感じたものです。
そして、ソロデビュー
これがあったからかと思いましたが
すでに、その時卒業を考えて
いたんですね。
SAAであっちゃんが話を切り出したとき
すぐに、あ…卒業だなって思いました。
だから、前日の珠理奈やみるきーの
兼任発表より驚きはなかった。
その時湧いてきた思いは
“AKBに一生を捧げるんじゃなかたの?”
ということだけでした。
でも、その疑問もあっちゃんの話を
聞いていて解消していきました。
あれから5か月…
あっという間に時は流れました。
そして、ドームでのあいさつ
昨日のあいさつを聞いて
改めて思ったんです。
あっちゃんはこれからも
AKBのメンバーなんだと
いうことを…
いま自分はこう考えています。
前田敦子がAKBを卒業すると
いうことはAKB48として
仲間とともにAKBの仕事を
しなくなるだけだと
今日の新聞で書いている記者さんも
いらっしゃいましたが、
AKBのコンセプトはあくまでも
夢への入口であり終着点ではない
AKBを出た後に一人前に
成功できるメンバーを多く出せるか?
というところまでがプロジェクトなのでは
ないでしょうか?
これまでも多くの卒業生がいますが
第一線でバリバリやれている
プロジェクト的に成功といえる人は
ほんの一握り、一般的な認識では
皆無と言っても否定できないかと思います。
前田敦子はその道を切り開くために
外の世界に飛び出していくわけです
AKBの一員として…
それはあのSSAのコメントもう一度
じっくり聞けばわかるかと思います。
今までもソロで活動はしてきたが
そこにはAKBの肩書が必ずついていて
戻る場所もあった。
でも、それでは道を開いたことには
ならない訳です。
AKBの肩書をはずしても
成功したといわれなければ
いまAKBで活動しているメンバーに
未来はやってこない訳です。
あっちゃんのAKBとしての
活動はなくなります
でも縁が切れるわけではない
彼女の心の中にはきっと
いつまでもAKBの一員であるという
気持ちを持ち続けてくれるんじゃ
ないかと思います。
いま改めて今回の決断をした
あっちゃんは尊敬に値する
人なんだなぁと思ったりもします。
だから、自分は今回の4日間は
単なるセレモニーだと思っています。
そして、おめでとうも、お疲れさまも
言いません。
なぜなら、これからもっと厳しい
AKBの為に乗り越えなければ
ならない試練に挑まなくては
ならないからです。
いま、あえて言葉をかけるのなら
こんな言葉でしょうか
“あっちゃん、これからも頼むよ…”