皆さんは、AKB48の事を
どのように見ているのでしょうか?
他のアイドルと同じ
ただのアイドルグループと
見ている人たちには
これから書くことは
理解出来ない話だと思います。
自分はすでに40過ぎ
今さらアイドルにハマるなんて
思ってもいませんでした
正直な所、根っからのミーハー
学生の頃もバンド系よりも
アイドルでした
ご多分に漏れずのおニャン子世代
それが、社会人になり
アイドルとも離れハロプロは
ほとんどノータッチ…
そんな自分がこうやって
いまAKBのファンをやっているのは
第一印象がやはり今までと
違ったからでした。
劇場公演をメインに
芸能界に様々な才能を
輩出していく
そのスタイルはすごく
新鮮に感じました。
秋元氏のインタビュー等を
読んでいても今までと違う
アイドルグループになるという
期待感を何度も受けました。
このグループは人気が落ちて
露出が減っても生き延びていく
場所をもっている
それは、様々な波はあれど
時代を生き延びていく事が
できるグループになる
あの宝塚をイメージできる
そんなグループに見えたのです。
あの、おニャン子クラブが
人気絶頂でちょっと陰りが
見えただけで解散しました。
あの時の脱力感というかなんというか
本当にもう駄目だと思えていたら
諦めもついたのでしょうが
まだまだ、やれると思っていたのに
消えてしまった
このショックは計り知れない
ものがありました
それが、AKBと出会った時
半永久的に存続できるのでは?
と、思った瞬間グッと引き込まれて
いった気がします。
今回、敦子が卒業を発表して
ファンやマスコミは大騒ぎを
していますがナゼなんでしょうか?
みんなのこの卒業の受け止め方が
すごく短絡的に感じているのです。
そもそも、AKBのコンセプトの中には
色々なジャンルで活躍する人材を
排出するということがあります。
いわゆる“登竜門”ってやつです。
初期メンはもちろん、歌手や女優を
目指して集ってきたメンバーです。
しかし、時と共にAKB自体の人気が
大きくなり活躍の場が広がると
AKBのメンバーになりたいという
メンバーたちが増えてきています。
これは奇しくも、これまでの卒業生で
活躍をしていると言える状態の人が
わずかしかいないということも
関係してくることでしょう。
そんな中での敦子の卒業発表
これは(AKB-前田敦子)という
観点だけで語られすぎては
いないでしょうか?
AKBがどういうグループなのか?
それを冷静に考えるとまだまだ
完成しているとは言えないと思います。
そう、AKBの先の具体的な
ビジョンが見えてないからです。
それは敦子の言葉にも
現れていると思います。
後輩のために…
捉え方によってはグループ内の
世代交代など活性化のためとも
書かれていますが、確かに
そういった面もあるでしょう。
しかし、本当にそれだけというのは
了見が狭いと思います。
今回の敦子の決断は
AKBを引っ張るものの使命として
選択した卒業だと思いたいのです。
彼女は臨んでセンターに立った
わけではありません。
しかし、その場所に立ち続けることで
芽生えたリーダーシップが
そうさせたのではないでしょうか?
客の入らない劇場から始まり
今ではなかなか入れない劇場に
なりました。
なかなか、売れなかったCDも
100万枚を記録し続け
レコード大賞も獲りました
そして、目標としてきた
東京ドーム公演…
それが、自分が成人を迎えた時に
成し遂げられたということも
決断のタイミングとしては
調度良かったのかもしれません。
そんなことを考えながら
今回の卒業のことを思うと
これは彼女がAKBの為に
新しい道を切り開く戦いに
自ら踏み出す決断なのでしょう
AKBの看板を下ろすのではなく
AKBの魂をウチに秘めつつ
行進のために孤独な戦いに
身を投じる…
これこそ、彼女が言っていた
“AKBに一生を捧げる”という事を
実行に写した結果なのかもしれません。
そういう意味では、前田敦子は
これから先も、その生涯が
終わるまでAKBのセンターとして
生き続けていくのでしょう。
自分はそう見ていてあげたいと
思っています。
そして、これからは徐々に
強メンと呼ばれているメンバーも
卒業していくでしょう。
その穴を残されたメンバーは
有効に使わなくてはなりません。
正直な所、個人的には卒業なんて
なくてもいいのではと思ってもいます。
幾つになろうが、AKBとして
活動したっていいと思います。
それも新しいと思うんです。
一人仕事の増えた、年配メンの
チームを作ってもいいと思いますしね
そういうチームは月2回くらい
スペシャル公演して
レギュラーチームは若いメンバーで
構成する。
そうやって幅広い年齢層が
いることは大所帯のグループには
様々な可能性を生み出す
良い要素になると思いますからね。
そうやって新陳代謝を繰り返せば
いつまでも続けていけるのでは
ないでしょうか?
そうそう、それと前田敦子には
気が向いた時にいつでも
遊びに返ってこられるくらいの
特権をあげてもいいんではないでしょうか?
一人になって行き詰まることも
ストレスが貯まることもあるでしょう
そんな時にリフレッシュに戻ってきても
誰も文句は言わないでしょう
フラッと1曲だけ顔出していくとか…
そりゃしょっちゅう来られたら
これまた批判の的ですけどね…
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さて、今後の展開を少し
妄想してみたいと思います。
まずは総選挙
当然、前田敦子の出馬は
ありえないでしょうねぇ
出ちゃったら圧勝間違いない無し
ベタベタの出来レースで
選挙をやる意味無いですからね
あっちゃんには、政治評論家みたいな
解説のようなことをやってもらいたい
例えば、政見放送も例年通り
みたいなものではなく
敦子が全メンバーに
インタビュー形式で聞いていくとか
そういうスタイルにしてみたら
面白いかもれませんし…
出馬はしないけど、イベントには
ちゃんと絡んでいて欲しいですね
それから、卒業の時期も
様々な事が言われてますが
今日の日刊スポーツにも
書かれていましたが
やはり、前田敦子の最後は
大きなステージではなく
シアターのあのステージでは
ないでしょうか?
単純にいま決まっている
予定を見ても、全国ツアーの
途中でセンターがいなくなることは
あるのでしょうか?
4月に5公演でスタートする
全国ツアー
回るのは47都道府県
単純に月5公演として
9~10ヶ月
途中、月の本数を増やして
期間を縮めたとしても
秋口くらいまではかかるのでは
ないでしょうか?
そう考えると、今噂では
夏と言われている東京ドームで
いなくなるのはどうなのか?
全国ツアーの日程が消化されて
いなければ可能性は低いのでは
ないでしょうか?
そう考えると、秋ぐらいまで
全国ツアーが続くとすれば
そのあとで、シアターでと
考えるとXデーは12月8日
劇場の7周年公演が
前田敦子のラストステージと
なっても誰も文句は言わないのでは
ないでしょうか?
そして、紅白でメディアの
ラストを飾る…
そう考えると年内いっぱいか…
自分にはこのパターンが
一番しっくりくる敦子の
卒業ロードですね
まぁ、全国ツアーの
スケジュール次第では
ありますけどね
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