昨夜は帰宅してから
ぐぐたすでやすすの
コメントを読み、
考え事をしていたら
寝てました。
起きると朝からTVでも
敦子の話題
スポーツ紙も一面で扱うという
本当にでかくなったんだと
改めて実感したしだいです。
ただ、そこに書かれていること
そして朝の番組での扱われ方を
見ているとまだまだ本当の意味で
AKBは理解されてないんだなぁと
実感したわけです
上っ面の印象だけで語られても
敦子の卒業の意味は伝わらない
だいたい、わざわざあのやまちゃんに
電話をし話させている最中に
スタジオのMC陣がそれを聞きながら
鼻で笑っているという…
とても一番付き合いの長い
放送局の番組だとは思えません
まだまだ所詮その程度の
扱いだということなんでしょう
ーーーーーーーーーーー
前田敦子
彼女がAKBを引っ張ってきたと
いう表現をするメディアが
数多くあります
しかし、その表現は本当に
合っているのでしょうか?
自分には、AKBを背負わされてきた
としか見えていませんでした。
彼女の中でリーダーシップが
芽生えたのはこの1年くらい
去年の選挙の後からでは
ないでしょうか?
最初に東京ドームを目指し
スタートを切って様々な
経験を積み重ねて
東京ドームにたどり着きました。
それが、コンスタントに100万枚を
叩き出せるようになり
紅白にも出場し、レコード大賞も獲った。
そして、自身も成人し一人の人間として
将来に目を向けた時、今がいいタイミングだと
感じたのでしょう。
彼女は不本意ながら
AKBの顔としての役割を与えられ
嬉しい事も、楽しい事も
悲しい事も、辛い事も
先頭に立たされて経験してきました。
その経験の中でセンターとしての
自覚を自分自身で構築していった
はずです。
自らが臨んで立っていた場所なら
もう少し楽にできたのかもしれません。
やすすの“もう、好きにさせてあげたい”
その気持はわかります。
昨日も辞めてほしくないという
声が飛び交っていましたが
自分はやすすと同じような
気持ちで終始いたような気がします。
-------------
昨日の彼女の話を聞きながら
頭に浮かんだことがあります。
初めての選挙の時に彼女が言った
“AKBに一生を捧げる”という
あの言葉は嘘だったのだろうか?
あの言葉の意味はいったい
なんだったのだろうか?
朝から耳に入ってくる
昨日の彼女の言葉や
活字になったものを繰り返し
読んでいるうちになんとなく
その答えが見えてきた気がします。
どうしても、AKBを離れるという
点だけに気がいってしまって
広い視点で見れてなかった訳です
以前、やすすがインタビューで
AKBはいろんな才能の原石の
ショーケースだと言っていたことが
あります。
つまり、どこかの事務所に
買われた時点でAKBの
役割はそこまでということ
だから、少なくとも3期くらいまでの
メンバーたちには各々の夢や目標が
あるはずなんです。
しかし、これまでにAKBを
正式に卒業していったメンバーたちで
成功していると言えるのは
片手で数えるほどではないでしょうか?
そういう意味では、卒業後の明確な
成功例というのはまだ無いに等しい
その後、AKB自体が力をつけ
今ではAKBその物があこがれの対象に
なったことで、登竜門的な役割の
はずか、受け皿になりつつある。
そうなったことでAKB自体の
考え方も微妙に変化しているのでしょう
自分は個人的に卒業しなくても
個人の仕事をいていけばいいと
思っているクチですがね
個人でできること
AKBでできることは
違いますからね
両方の活動が混じり合って
新しい物が生まれることもある
そのいい例が、まりちゃんだと思います。
確かに公演などに出る機会は
減っているのでいる意味がないと
言うファンも多いですが
そこは受け止め方の違いに
なってくるかと思います。
ただ、基本的にはやはり
王道路線というか出て行ってからも
ちゃんとやっていけるんだという
成功例は作っておかなければならない
48プロジェクトの基本スタイルは
確立しておく必要はあると思います。
そう考えると、彼女が昨日言った
「正直、不安でいっぱいです。
どうなるかわかりません。
ここにこうしてたくさんいる
後輩のためにも私が卒業して、
歩き出さなければいけないと、
そう思いました。」
この言葉から、察するに
今の48プロジェクトに
欠けている最後のワンピースに
自らなろうとしているのでは
ないでしょうか?
自分の夢を追いかけたいなら
素直にそういえばいい事
AKBを卒業してもちゃんと
やっていけるんだよという
彼女はそのパイオニアとして
前に踏み出そうとしてるのでは
ないでしょう?
そのためには“卒業”という
プロセスを経てなくてはならない。
AKBを離れなくてはならない。
それでもAKB48の為に
踏み出さなければならない。
いやいやセンターに
祀り上げられた彼女の中に
時を経て芽生えたリーダーシップが
自分の夢のためだけでなく
後輩の、48プロジェクトの将来のために
今回の“卒業”の選択をさせたのでは
ないでしょうか?
その胸にはきっと卒業してもAKBの
メンバーであり続けるというような
気持ちが秘められているのでは
ないでしょうか?
“一生を捧げる”
前田敦子はその発言を
現実のものとするために
今、その一歩を踏み出す
決断をしたんだと思いたい。
そう思うことで、笑顔で
背中を押せる気がするから…