山内瑞葵さん、小田えりなさん、永野さんの新型コロナウイルス感染の報告と同時に、2月5日・6日に開催予定だった新春コンサートが中止となった。
感想としては。。。。まあAKB48という立場上運営はこの判断をせざるを得ない状況であったことは承知。当然感染メンバーも悪くないし謝罪の必要もない。
悪いのは、この空気感を作ってる日本人。
「コロナの感染が落ち着いたら...」
「今は我慢の時だから」
「メンバーや関係者、ファンの皆様の安全を..」
これらの文言は何度見たことか。自分としては、そろそろいいのではないのか、腹を括ってコロナに左右されるのは止めるべきではないかという立場だ。
そもそもコロナウイルス自体、そこまで威力の強いウイルスではない。高齢者や基礎疾患のある人は充分に注意すべきで重症化しやすいことはデータとして出ている。逆をいえば、そうでない人が感染してもそこまでの問題ではない。例外はあるにせよ割合で言えば少数である。
『自分らは問題がなくとも、高齢者や基礎疾患のある人に感染させるリスクがある』という声が聞こえてきそうだが、日本の人口の9割近くが1回以上のワクチン接種を終え、高齢者や基礎疾患のある人は優先的に接種を受けている。
なぜワクチンを打ったのか。言うまでもないが、重症化する確率をグンと下げるためではないのか。
これが、ワクチンが普及していないタイミングなら今回の判断は概ね同意できる。感染爆発しているなか、ワクチンが出回っていないため重症化する人数も増え、医療逼迫などが起きてしまうから今は開催しないでおこう。この主張は通る。
しかし現実はどうであろう。重症化しないためのワクチンがここまで広まり、早くも3回目の摂取券が届いている世帯もある。......なんのためのワクチンだったのだろうか。
コロナが0になる希望を持っている人も未だにいるが不可能に近い。鳥インフルエンザを例に挙げよう。あれは1羽でも感染が確認されれば、同じ飼育場にいる鳥は全て殺処分されている。毎年の話だ、。。。。。が、果たして鳥インフルエンザは消えているだろうか。
人間のインフルも同様、何十年と消えてはいない。これが全てではないだろうか。
AKB48のコンサートやイベントの中止・制限するにおいて懸念されるべきは、メンバーのモチベーションの低下だ。今回だって、ずっとコンサートのために練習を続けてきただろうが、直前になって中止。これまでの練習・努力が披露されることなく無駄になり、不満を抱えているに違いない。『仕方のないこと』だと頭ではわかっていてもそれ以上に、がっかりが大きい。しかも水の泡になるのは今回が初めてではない。
加えて、このようなことが続けば、卒業も視野に入れるメンバーが増えるのも止むを得ない。アイドルとしての活動が2年も制限され、汗水垂らして練習しても中止です。。この状況でアイドルとして生きていくことに対して危機感を覚えるメンバーも一定数いるだろう。
これらを考えると、失うものの方が多いのではないか。一時的にはこの中止は『ポーズ』として配慮をアピールできるが本質的にはデメリットだらけだ。
今はイベントなどの中止が当たり前、というAKBオタの声を見たが、この風潮のせいとも言える。
なぜか?これは感情論だからである。オミクロンの重症化率、症状の重さ、ワクチンの普及率その他諸々のデータを『論理的』に考えればここまでの判断をする必要がないことは、頭が悪くなければ理解できるはずだ。
しかしどうやら、感情論だけで物事を判断してしまい、ロジック的な要素は無視し、気持ちだけが先走る日本人の方が多いことはもはや仕方がない。
運営は立場上、そろそろ腹を括り、論理的に見直すべきタイミングではないか。崩壊する前に、一刻も早く再建をお願いしたい。