昨日、何気なくYoutubeを携帯で見ていたら、北九州・黒崎生まれの私にとって、懐かしい風景に再開することができました!\(^^)/

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それは、今はなき西鉄北九州線(路面電車)・折尾(おりお=駅弁「かしわめし」で有名)~黒崎車庫前までの、車内からの走行風景…
映像は、運転士さんの背中から見た、思わず「旅気分」を味わえるものでした





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※写真/「広島路面電車図鑑」(http://www.hirolrt.com/)から…
小倉南区・旧交通科学館に展示されている148号。映像の車両とは形式が違いますが、当時、こういうカラーリングの車両が走っていました

撮影されたのは、1992年の、部分廃止前日…(この日は、北九州線全線無料でした)
「永い間ご利用ありがとうございました」というアナウンスが印象的です…

…そう、北九州線の電車は、停車駅案内も(最期まで)すべて運転士さんの肉声で行われていたのです!
(ちなみに、整理券発行機の番号切り替えも、運転士さんの手動…すべてが、アナログな電車でした)





折尾~黒崎駅前間は、道路を走らない「専用軌道」…
何にも邪魔されることのない電車は、大きく横に揺れながら、快調に“ブッ飛ばして”いました(^o^;)

…駅間が離れている区間は、「本当に路面電車なの?」っていうくらい、スピードを上げていました
その時速、最高で約60km/h…!(・・;)
(映像で“ガタンゴトン”となる音で、その早さが分かると思います。ちなみに、全線がほとんど専用軌道の「都電荒川線」の平均時速は、13km/hです)





懐かしかったのが、映像の最後の「黒崎車庫前」電停近辺の風景…
このあたりは、黒崎駅前再開発事業によって、激変したところ…
ここの電停は、電車営業所と併設していたのですが、
この建物にあった「うどん屋さん」の存在は、今でも忘れることはできません

私は、この日の数日前に、ここでうどんをいただきました
お店のおばちゃんとも会話が弾み、楽しいひとときを過ごすことができました
しかし、「路線の部分廃止後、このお店はどうなるのですか?」と尋ねたら…
「黒崎から先がなくなったら、このお店も閉じることになってるんです…」
と、寂しげにお話しされていました…
また、来たいなと思っていただけに、残念…(>_<)





ちなみに、映像にある区間は、部分廃止後も存続したのですが、現在は、直方からの「筑豊電鉄線」乗り入れ区間である熊西(くまにし)~黒崎駅前間を残し、全廃されています

私にとって、北九州の路面電車には、いろんな思い出が詰まっています

そんな、当時の映像を、下のリンク先からご覧ください!
http://www.youtube.com/watch?v=CzromfwE93k