R4.11.8〜トップへの執着心〜 | ざわブロ@フリー麻雀黒字を目指して

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麻雀中毒者が麻雀のことだけ書きます(笑)

~その日、ざわさんは燃えていた~ 


 11/7(火)

黒澤咲プロがMリーグで大記録を樹立した。

11万点オーバー、日本中の麻雀打ちが湧いた。

その迫力、熱量、ざわさんも当然感化された。


その翌日、ざわさんは「花月杯」を控えていた。

 花月杯は通年リーグ方式で行っている、

 ゆる~い雰囲気のセットだ。 




この燃え方、今日は優勝すら取りかねないな… 














ノートップ 










抜け番も多かったが7回くらい打ってノー凸。

東風戦だが手にならないまま何もできずに終わることの繰り返し。




 このまま終われるはずもない。

 夜も遅いが、河岸を変えての

「アツ続行」である。 




 というわけでセットは解散からのホームに直行。


 3回勝負と決めて闘牌再開。 

 4着、2着ときてついに最終戦。

 このままトップは取れないのか…? 





 <オーラス>

トップ目 30300 

2着目 28300

3着目 27600(私)

のデッドヒート。


トップまくりにな3900か500,1000が必要だ。



配牌


ツモって14枚から切り番

チャンス手だが難しい手だ。
3人がアガリ競争なのでチンタラしてられないが鳴きタンヤオは打点が足りない。

染めを視野に手を進めるべく、第一打は1m。


ツモ

一番欲しい感じのところを引いた。
メンタンピン、清一色や役牌混一(3900)を狙い、西切り。



ツモ、打3s

ツモ、打3m






染め手本線に手が進んでいく。




と、ここで6巡目くらいだろうか。
トップ目親から早いリーチが入った。

2000点差縮まるので条件は無条件となったが、
この局面でリーチしてくるからには、
トップ目も役無しの自信の待ちだろう。



当然このまま黙っているわけにはいかない。


チー!!



リーチ者が捨てた2pから仕掛けていく。
このままだとペン7p形で苦しいが
変化はしやすそうな形だ。



さらに

出る ラスハイの

むむっ…




「チー!」




8pをチーして打白。
これなら3456周りのピンズを引けば、
チンイツテンパイ。
2-5pや4-7pは鳴きも可能だ。



と思っていると、さらに次順…

ツモ
ちょっと意外な入り目でテンパイ。

8pはジュンカラなので、
シャボに受けるなら生牌の發頼み。
親リーに危険な3-6pを無理して打つよりは…



ハッ



今鳴いたばかりのを切って、テンパイ。
待ちは2枚切れのカン7pと苦しいが、
ようやくまくり手をテンパイした。






ラス目「リーチ!」
ハッ











2件リーチに対し、世にも危険な4センチへ。

鳴かずに共通安牌の8pや發で回し打つ手もあるが


こちとらトップ取りにきとんじゃ回してられるかボケェ!!


という気合のポンである。

8pチーからの即8p対子落とし。
他家からいぶかしげな目で見られる中…



‖‖‖
ハッバチコーン


すぐさまこれをツモりあげ、
ついに本日初トップを手にしたのだった。







決して綺麗とは言えない。

が、トップへの強い執着心を感じられるアガリ形だ。




終わってみれば、

10回くらい打ってトップ1回という散々な日。

が、終わり良ければ全て良し

ざわさんの帰りの足取りは心なしか軽かったのだった。