オリガ・モリソヴナの反語法
\1,800
株式会社 ビーケーワン
わたくし、痛みと言うものを元々余り感じない、物凄く鈍い体質の生物なのですが。
只今物凄い強力な腹痛と戦っています。
何だか腸が活発に移動と言うか、動いている音がするのですが。
…もしかして脱腸?(恐いよ)。

さて今日は、只今流行性感冒に忌々しくもかかっている、自分の現在の状況から現実逃避を図るべく、今まで読んできた中で特に記憶に残っている本や漫画等を、書き連ねてみようかと思います。
お暇な方はどうぞ今しばらくお付き合い下さいますよう、お願いします(礼)。

「オリガ・モリソヴナの反語法」

米原万里さんと言う方の書かれている、小説です。
一人の女性の生きた軌跡を追っていくようなタイプの小説なのですが、題名になっているオリガ・モリソヴナの足跡を、第三者である主人公が追いかけて綴っていく形になっています。
絶対に面白い、と前評判が高かった作品なのでゆっくり大切に読もうかと思っていたのですが、私はたった三日で読了してしまいました(苦笑)。
読みやすいですし、大変感動的な作品で読み終わるのがとても勿体無かったです。
図書館で借りたハードカバーの作品だったのですが、余りに面白いので、自分でも購入しようかとかなり迷った作品でした。
でも結構値段が張るので今は保留中・笑。

「魔女」

五十嵐大介と言う漫画家さんの、最新作品集(になるのかな?)です。
私は、第一集と書かれたこの単行本が某書店で山積みになっているのを見たのがきっかけで、購入しました。
はじめて「どらえもん」とかを見たり読んだりした時の事を、思い出させるような作品で。
私は不覚にも、読了後に号泣してしまいました・笑。
絵が上手いとかは、漫画家さんなので当然なのですが、物語の見せ方が半端でなく上手いんです!。何て恐ろしい才能なんだろう、と思いました。
ネットで五十嵐さんの他の単行本もドカ買いしそうになるのを、今懸命にこらえている最中です(やってしまいそうなんですよ!)。

一度惚れこんだ作家には、結構長くついていくタイプなのです。
最近で言えば、↑の五十嵐大介さんや、鳩山郁子さんにしばらくはついて行く事になりそうだなあ、と思っている今日この頃。

それでは、おやすみなさい。良い夜を。