少し、季節についての話をしましょう。

私の住んでる場所は南国、沖縄なのですが。
普段、普通に生活をしていると、特に季節の「四季」について余り考えたりはした事がありません。何故なら、事細かな「四季」と言うものが沖縄には余り存在しないからです。
それは南国だからなのでしょうか、極端に「春」と「秋」を感じる機会が無いからです。
大抵暑いか寒いかのどちらかなので・笑。
なので、最近「春」について新鮮な思いで触れる機会が偶々あったので、それについて書いてみようかな、と思ったのです。

つい先日、近所の図書館に植わっている桜の木に、花が咲きました。

この時期に桜の花が咲くのは、地元では何も珍しい事ではないのです。早くて一月の末、遅くても二月の末には毎年、花開いているのですから。
沖縄の桜は、おおむね東京等で咲いている桜「ソメイヨシノ」と言う種類では無い、桜です。
「ソメイヨシノ」の様に薄紅色では無く、ショッキングピンクの色の花びらで、まるで食紅で色を付けたかのよう。
でも、図書館の敷地に植えられた桜の木の花びらは、薄紅色をしていたのです!。
…この感動が、読んでいる方に一体伝わるんでしょうか・苦笑。

「春」と言う季節を、今まで生きてきた中で「四季」折々の何かで感じた事はこれまで無かったのですが、現に近所の図書館の桜の花が咲いていて。
しかもその花びらの色が、いつもTVで見る、東京の満開の桜の花の色と同じ色をしている。
ああもしかして、今が「春」と言うものなのかも知れないな。と、ふと思った出来事でした。
私にとっては・笑。

因みに遥か大昔、私が小学校に上がる前の事ですが。
TVで「桜咲いたら一年生♪」と言う歌が流れていて、自分も「桜が咲いたら一年生になるんだな~」と思っていたのですが。
実際には四月の入学シーズンには、地元の桜はもうとっくに散っており、母を嘘吐き呼ばわりしてなじった覚えがあります・苦笑。