二日続けて徹夜をしてしまったら、うっかりこんな時間まで寝ていた事に先程気が付きました。仕事が溜まっている時じゃ無くて良かったけれど…軽く昏睡…?(苦笑)。

映画のことなど。

最近、いつも贔屓にしているビデオショップが半額レンタルを始めたので、早速DVDをレンタルしてきました。
大量に映画が見たい時など、私は大いにこの半額レンタルを利用しています。今回レンタルして来た物は以下の通り↓。
DVD「花とアリス」「マッハ!!!!!」「摂氏零度゜」「十億分の一の男」 CD「ヴェスパタイン(ビョーク)」。
DVDは、とりあえず今の処「摂氏零度゜」と「十億分の一の男」を鑑賞。「摂氏零度゜」は、今も昔も話題に尽きない映画監督ウォン・カーウァイの昔の作品「ブエノスアイレス」のアナザーストーリーで、それにキャスト+監督インタビュー+未公開秘蔵映像等が入った中篇です。

「ブエノスアイレス」と、言うか。
私はこの監督の作品が余り得意な方では無いのですが、今は亡き私の大好きな俳優レスリー・チャンの秘蔵映像が見たいが為、レンタルしたのです。
感想としては、私はまだ見てはいけなかったのかもしれない、と思いました。
「ブエノスアイレス」のアナザーストーリーより、どうしてもレスリー・チャンの方に目が行ってしまうので、いまいち内容がよく解らなかった感じがします。
まだ私自身が、好きな俳優の死から立ち直れていないと言う事が発覚。
切なくなるばかりで、私にとっては胸が痛くなる作品でした。


その点「十億分の一の男」は、大当たりと言っても過言ではないでしょう。
とても内容の濃い素晴らしい作品でした!!。
元々、ハリウッド作品の「アンブレイカブル」の元ネタになった作品だと言う事で、ずっと気になってはいたのですが、中々見る事が出来ずにいたので、今回見る事が出来てとても良かったです。
私にとっては余り見た事が無い、イタリア映画と言う物だったのですが。
良い意味で予想を覆された映画でした。
凝った内容なのにナレーションは一切無く、派手なアクションシーンも一切無い。
大きな物音すらほとんど立てず、只俳優さんの一挙手一投足にいつの間にか自然と目を奪われていく。
映画の中の人物の、例えどんな一言でさえ聞き漏らさずには居られないような展開。

個人的に「絆」と言うものを、強く描いた作品なのではないかな、と思いました。果たして自分が育てた男が自分の元を去ろうという時、一体どんな気持ちがするものだろうか、とも。


そして、この映画についてのもう一つの私の感想↓。
主役(だろうと思われる)の、中年の俳優がもの凄く色っぽいのは何故だ!?・笑。

気が向いたら、残りの映画の感想等、又アップしていこうかと思います。