２年前のバレンタインデー
この時、自分のご飯をつくる時間すら確保できていない
そのように記し、家族と暮らす時間の概念について
自分なりに大いなる伸び代を認識していた。
そしてあれから２年
家族は２人から３人になった。
時間の概念は・・・。
大きく変わった。
明らかに仕事中心に時間の構成や優先順位を考えていた
そんな２年前から
徐々に早起き習慣が芽生え
家族と過ごす時間が人生をより豊かにしてくれるだけでなく
具体的にもスポーツトレーナーとしての成長に
大切であることを認識できるようになったのだ。
ただガムシャラに走り続けて、働き続けては
気づけない
心のゆとりや物理的な時間の創出によって
育まれていく感性や新たな認識や視点は
まだまだ自分にとって見えていなかった世界を
毎日のように教えてくれている。
今日は息子を保育園に送ってから
日中はタスクをこなしつつ、母が保育園のお迎えにいって
子守のために我が家にやってくるので
家の片付けもしつつ
現場指導から帰ってきてからは
直ちに息子をお風呂にいれてから
寝かしつけを行っていた。
少し前までは全然寝かしつけはできなかったけど
ちょっとづつ彼の動向が理解できるようになって
うまく噛み合うとすんなり寝てくれる。
以前はこのような時間に対して
自分の仕事や何かに取り組む時間が奪われるような
感覚があったが、今はほぼなく。
彼が気持ちよく寝て
元気で過ごしてくれることで
家族３人だけでなく
祖父母や曽祖母までが元気になり
心が豊かになる。
まさしく心が気持ちよくストレッチされる感覚になるのだ。
その感覚がなんとも言えず心地よく
少しでも余計なことを考えずに
一緒な時間を過ごしたい。
そう思うとこれまで一人でやってきたよりも
仕事が捗るのだから
時間の概念は面白い。
もっというと仕事は仕事と区別すると
なんだか窮屈な感じがして
彼と遊ぶことや観察して気づくことは
直接的にスポーツトレーナーとしての
学びになることもある。
ひたすら泣き止ませる為におんぶしてスクワットしていると
自分だけの為に取り組んでいたトレーニングよりも
負荷は圧倒的に増える。笑
一気にバーベルを10キロ増やすと
きついので無理だと思う人も
我が子の毎日数十グラム程度の増量では
増えるのには日々では気づけず
気づいたら対応していた自分の筋力や体力が
ついていたという状態だろう。
世のお母様達の体力が凄いなとこれまで痛感していたが
その構造がほんの少しだけ垣間見えた。
子供の体力は底なしだというが
彼の成長に合わせて自分も体力づくりをして
底なしの体力と勝負ができるように
今から準備していこう。
きっとまた時間の概念が変わっていくはずだ
この日、この時の大切な時間を
大切な人と大事に過ごしていこう。
時間は一瞬にもなるが
心がストレッチされ、永遠に続くかのような
穏やかな時も過ごさせてくれるのだから。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
謙虚・感謝・敬意
行住坐臥/前後際断
赤山僚輔
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