昨日確かにブログを書いたはずだった。

 

 

でも朝起きたらその記事はなく

 

uploadした写真だけがブログ内に残っていた。

 

 

約1年間続けてきた《心のストレッチ》ブログだが

 

書いていたのが消えてしまったのは初めて。

 

 

これが何を意味するのかは、今はわからないが

 

同じタイトルで同じ内容を書くのも微妙なので

 

昨日の内容よりアップデートしてお届けします。

(アップデートされたかは誰にもわからないが)

 

 

 

さて、守破離という言葉を聞いたことがあるだろうか。

 

 

wikipediaでは以下のように説明されてある。

 

日本での茶道、武道、芸術等における師弟関係のあり方の一つ。

日本において芸事の文化が発展、進化してきた創造的な過程のベースとなっている思想で、プロセスを3段階で表している。

〜中略〜

もとは千利休の訓をまとめた「利休道歌」の一つにある、「規矩作法 り尽くしてるともるるとても本を忘るな」を引用したものとされている。

まずは師匠に言われたこと、型を「守る」ところから修行が始まる。その後、その型を自分と照らし合わせて研究することにより、自分に合った、より良いと思われる型をつくることにより既存の型を「破る」。最終的には師匠の型、そして自分自身が造り出した型の上に立脚した個人は、自分自身と技についてよく理解しているため、型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができる。武道等において、新たな流派が生まれるのはこのためである。

「本を忘るな」とあるとおり根源の精神を見失ってはならず、基本の型を会得せずいきなり個性や独創性を出すのは「形無し」である。無着成恭は、「型がある人間が型を破ると『型破り』型がない人間が型を破ったら『形無し』」と語っており、この「型があるから型破り、型が無ければ形無し」は十八代目中村勘三郎の座右の銘としても知られる。

個人のスキルを表すため、茶道、武道、芸術等、あるいはスポーツや仕事等々において様々な成長のプロセスに用いることが出来、以下のように当てはめることができる。

 

  • 守:支援のもとに作業を遂行できる(半人前)。 ~ 自律的に作業を遂行できる(1人前)。
  • 破:作業を分析し改善・改良できる(1.5人前)。
  • 離:新たな知識(技術)を開発できる(創造者)。
 
 
説明にもあるように
 
例外なく自分が現在活動している業界や世界においても
 
このような思考やプロセスは非常に重要であると
 
感じている。
 
 
先日ふとしたきっかけで
 
自分のこれまでの師との在り方について
 
思い出した。
 
 
 
それは自分が中学高校専門学校と
 
バスケットをしてきたのだが
 
恩師と呼べるような存在はおらず
 
中学高校では自分が最上級生になるときに
 
いつも顧問の先生が変わっていなくなっていた。
 
もちろん下級生時代にお世話になった先生に対して
 
恩はあるが、3年間同じ指導者に教わったことがない
 
というのは師との関係性を考える上で重要だと思う。
 
 
 
そして勉強も嫌いだったのだが
 
小学校から就職するまで
 
必死で勉強をしたいと思えるような指導者に
 
出会うこともなく、ただただ怠け癖がついて
 
言い訳の多い学生生活だった。
 
 
もちろんそれは指導者だけの影響ではなく
 
自分自身に問題があるのはこのブログをお読みの皆様は
 
ご理解いただけるだろう。
 
 
 
その自分を形成する要素のなかに
 
また師という存在がいるのだ。
 
 
実は私の母も母の姉も教師で、父も建築士をしながら
 
専門学校の講師をすることもあり
 
家庭にはいつも師がいた。
 
 
そんな家族をみて天邪鬼な自分は
 
教師の発する言葉を素直に受け止めることができない
 
不真面目な生徒だったと思う。
 
 
 
そんな自分が初めて人生の師と呼べる人にであったのは
 
就職してからだった。
 
 
それまでの人生から直感的に必要性を感じていたのか
 
就職先は尊敬できるスポーツドクターとセラピストがいる
 
施設に行くことに決めていた。
 
 
関西近郊のスポーツ整形を数多く見学し
 
前職に行くことを決めた。
 
 
振り返ってみればこの決断が本当に大きな意味を持つ
 
きっかけだったと思う。
 
 
出会って10年以上になり
 
前職を辞めてから3年以上が経つが
 
今なお、刺激的な指導をいただけ本当に感謝している。
 
 
そして恩師以外に現在、師と呼べる方が4名いる。
 
 
 
幸運なことに最近10日間くらいでそのうち3名に会った。
 
一緒に仕事をさせていただいているコーチや
 
先輩トレーナー、そして前述した恩師と。
 
 
師走の今月、師の姿をもっと近くでみて
 
真似すべき部分は徹底的に真似していこうと思う。
 
 
近づいてくればくるほど距離を感じる。
 
 
高い山の麓に行くとより高さを実感するような
 
ものだろうか。
 
 
 
見えていない部分が見え始めると
 
まだまだ守破離の"守"のクオリティの低さを実感する。
 
 
以前は素通りしてしまいそうな会話の一部が
 
ひっかかって気になると
 
もっと守破離の"破"を私にやっていくように
 
言っているようにも聞こえる。
 
 
そして以前だったらもっともっと自分の話や意見を
 
聞いて欲しいと、思っていたのに
 
何にも聞かれずに
 
ただただ近況を聞かされたりすると
 
守破離の"離"の時期に差し掛かっているのかなとも思う。
 
 
 
いずれにせよ師の姿を徹底的に分析し
 
模倣しなければ
 
超えることはおろか、師を刺激する存在にすらなれない。
 
 
目指すべき背中があるのは幸せだ。
 
 
その背中の大きさを実感しながらも
 
師とのあり方を師走いっぱい使って
 
意識し続けていこうと思う。
 
 
 
そして仮にも人前に立つ仕事をしているのだから
 
自分もそうやって背中を必死で追ってくる者に
 
近づいて距離を感じるくらいに
 
邁進していきたいと思う。
 
 
少々身体や脳はパンク気味だが
 
しゃかりきにやると決めた2018年。
 
 
走り切りたいと思う。
 
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
 
 
 
謙虚・感謝・敬意
行住坐臥
赤山僚輔
 
 

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【一日一語】

imitation

【名】

  1. 模造品、コピー、偽物
  2. 模倣、模造
  3. 〔他人の〕物まね
  4. 《音楽》模倣

【形】

  1. 模造の、コピーの、まがい物の