あなたはどんな時に"楽しい"と感じるだろうか。
そしてどんな時に"嬉しい"と感じるのだろう。
仮にそれを感覚的にでも
"わかっていれば"
楽しい、嬉しい出来事が起きる方向へ
自分の行動を舵取りできるのではないかと思う。
もちろん、そう簡単な事ではないのは
重々承知だ。
でも簡単ではないが
不可能ではないとも思う。
自分がこれまでの人生で
どのような時に本当に楽しくて
どんな場面で心の底から嬉しかったのか
振り返ってみればある程度傾向はあるはずだ。
ちなみに"楽しい"と"嬉しい"の違いを簡単に
説明しておこうと思う。
調べたところ
嬉しい＝感情形容詞 楽しい＝属性形容詞
そもそも形容詞とは何なのか。形容詞は大きく2つに分けられる。
属性形容詞：客観的な性質・状態・特徴を表す
人称による制限はない
例：長い 黒い 高い
感情形容詞：主観的な人の感情・感覚を表す
三人称では「がる／そうだ」が必要。そのままの形で、二人称で使うならば疑問形になる
例：嬉しい まぶしい 欲しい
感情形容詞は基本的には１人称主語しか許さない（人称制限がある）。つまり、１人称以外が主語になる「あの人はうれしい」は許容度が低く、「そうだ」「みたいだ」などの話し手の判断を表す要素（モダリティー）を必要とする
- 〇私はうれしい
- ？あの人はうれしい
- 〇あの人はうれしそうだ
うれしい【嬉しい】
自分の欲求が満足されたと感じて、その状態を積極的に受け入れようとする気持だ。
「新明解国語辞典 第七版」
たのしい【楽しい・愉しい】
充足感が味わえるものとして、その状態を積極的に受け入れたい、出来ることならそれを持続したい気持だ。
「新明解国語辞典 第七版」
（https://whitebear0930.net/archives/13558より引用）
上記から要約すると。
”楽しい”の連続でそれが持続した状態により
自分の欲求が満たされた時、"嬉しい”になるのではないか。
上記の"満足されたと感じて"という部分が非常に
興味深いと思った。
感じるのは本人の主観だ。
主観が鈍感になっていれば
嬉しいという感情形容詞すら薄れてしまうのでは
ないだろうか。
そんな人は何が自分にとって嬉しい出来事で
楽しくなるかも判別がつかない。
いつの日か流れる時に追われるばかりで
感情すら希薄になり
何が自分を楽しくさせてくれるかも
混迷を極めてしまうと思う。
ありがたいことに
ここ数日で"嬉しい"と感じる出来事があった。
その日々に身を置いている時に
"楽しい"という充足感も味わえた。
３５年間混迷を極めた人生であったが
この１年間で自分が心躍る方向性については
本当に迷いが減ってきた。
その分、楽しい・嬉しいと感じる出来事も増えてきた。
誰しもが楽しいことだけをして人生を生きれるとは
思っていない。
でもどうせこんな混沌とした時代を生きていくのであれば
自分が心からワクワクする方向性に
舵取りをして行動を繰り返し、重ねていっても
いいんじゃないかと思っている。
ワクワクのその先に
"嬉しい"があり、"楽しんで"もらえる方々がいると信じて。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
謙虚・感謝・敬意
行住坐臥
赤山僚輔
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【一日一語】
pleasant【形】
- 楽しい、愉快な
- 〔人の行いや様子が〕感じの良い、親切な
- 心地良い、気持ちが良い
- 元気な、生き生きした