昨日は
自分の心の弱さに
嫌気がさすような１日だった。
自分に甘い人間にとって
人に厳しく接したり、伝えることは難しい。
自分に甘く、人にも心の底から厳しく接することが
できている人がいるのだとしたら
今すぐ会ってその構造を説明してもらいたい。
私はまだそうのような人には出会ったことがない。
人にそれなりのことを伝え
行動変容を与えられるような存在の人は
やはり自分に厳しく何かを課している方ばかりだ。
本当に尊敬するほど他者からみると自分を追い込んでおり
厳しく追い込んでいる。
だからこそ結果も出ているし
周りの人もその人の言葉を信じる。
得てして当の本人は楽しんでいたり
望んで行っているので
追い込んでいる自覚がないからやっかいだが・・・。
そんな私はと言うと。
やはり自分に厳しく設定することは苦手だ。
特に自分の為だけに厳しくすることはほとんどありえない。
それは自分があまり好きではなかった思春期から現在に
至るまでの過程も大いに影響していると思う。
自分のことはまだまだ好きではないが
１年前の自分と比較すると
少しは認められるようになってきた。
そうなるともっと認めらえる自分になる為に
自分に厳しくできるようになるのだから
不思議なものだ。
もちろん厳しくする為にするというよりは
ワクワクの延長に
自分の殻を突き破ることがあり
その為には自分がギリギリ出来そうで出来ないような
状況や行動をすることが自分の成長にとって近道である事は
選手への指導で毎回伝えていることと大きく重なる。
さらに言うと選手は自らを写す鏡であると
考えているので、選手に甘えが見え隠れすると
自身に転換して猛省するのだ。汗
そして昨日、その甘さや弱さが直接的にも影響し
危うく取り返しのつかない事態になるところだった。
選手が疲労困憊で元気がないときに
鼓舞するためのゲキも
選手自身の準備の甘さや心の弱さを
追求、指導することができなかった。
そんな同じ日に、現世界一の選手の控室でのアップと
衝撃的なKO劇を目の当たりにした。
３階級制覇してなお、進化を止めない姿勢と心の強さ
準備の入念さに感銘を受けた。
怪我を減らすことも
動きをよくすることもそんなに難しくはない
でも強くなることや
勝利すること、勝ち続ける為には
サポートする側の人間にも
相当な覚悟と心の強さが必要だ。
その足りなさ、未熟さを痛感する日々を送っているが
そう感じさせてくれる環境に本当に感謝している。
強くなりたい。
何かに恐れる事なく
キツく言える強さが欲しい。
それを獲得するために手段は随分明確になってきた。
あとは、やるかやらないかだけ。
選手は待ってくれない。
時間も待ってくれない。
強く・・・なろう。
強くなった自分が今日のブログを読んで
懐かしむくらいに。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
謙虚・感謝・敬意
行住坐臥
赤山僚輔
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