ダークナイト ライジング | 家具 通販 赤や 竹田のブログ

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「ダークナイト ライジング」観に行きました。

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ダークナイト ライジング クリストファー・ノーラン監督

ビギンズを観に行ったのももう7年前。
これで完結すると思うと感慨深い。
前作「ダークナイト」でヒース・レジャーの神がかったキャラ作りと、
今までのヒーロー映画では観たことがないような高尚なテーマに魅了されすぎて、
自分の中の期待値も今回のハードルが異常に高かった。

しかしその期待を裏切らない非常に面白い映画だった。

前作のジョーカーと比較されて物足りないと称されがちな今回の敵キャラ「ベイン」も、
ムキムキでマッチョなパワーと底知れない悪意でバットマンを圧倒する姿は素直に敵キャラとしてカッコいいと思った。「インセプション」の時と様相が違いすぎて、トムハーディの原型がわからなくなるぐらい鬼気迫る演技で良かった。
アン・ハサウェイのキャットウーマンも良かった。
完全にキャッツアイみたいだったけど。

ストーリー的に巷でも言われているようにまるで「パトレイバー2」のようなお話。
そういえば「インセプション」の原型は完全に「うる星2」だしノーラン監督は押井ファンなんだろうか。

演出的にはとにかく落ちるシーンが多い。
落ちる→這い上がるが物語のテーマであるのでタイトルにもピッタリ。

5ヶ月も生きたまま警察を閉じ込める必要性は何?とか
ベイン側の最終的な目的はわかったが、
そこに至る過程が何がしたいかちょっとよくわからん、
等々いまひとつ消化不良な部分も残ったが、
3部作の完結編として期待通りの出来で大変楽しめた。
前作とどちらが好きかと言われると、やっぱり前作と答えてしまうだろうけど

この映画一番の驚いたシーン。
バットマン=ブルースという事が主要な登場人物達はみんな知っていたのに、
(新キャラのブレイクですら冒頭からわかっていた)
最後の最後でバットマンの正体がわかってガチで驚愕するゴードン。
あんたあれだけバットマンに近い存在で本当にずっと気づかなかったのかよ!とツッコミたくなった。