エイリアン1・2・3・4 | 家具 通販 赤や 竹田のブログ

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久しぶりに、
実に久しぶりに、
数日かけてエイリアン1~4まで一気に観ました。
せっかくボックスを買ったのに放置されていたので…。
エイリアンVSプレデターを数に入れなかったら、
エイリアンは最後に映画館で観た4から実に15年ぶりぐらい?


エイリアン アンソロジー ブルーレイBOX(4枚組)

何度見ても1は凄い!
宇宙船内のギミックもギーガーのエイリアンのデザインもとても30年以上前のものとは思えない。
リドリー・スコットの細かいところまで拘りに拘ったディテールを余すことなく意図通り具現化された見事な映像。
ダクト内の攻防は今見てもドキドキする素晴らしい演出。
そして1のネコの演技は素晴らしすぎる。助演男優(?)賞ものだ。
この作品からたくさんの亜流が生まれましたが、元祖の素晴らしさを再認識。
亜流といえばこの映画と「遊星からの物体X」を掛けあわせたようなOVA「LILY-C.A.T.」を
もう一度観たいと思っているのですがDVD化しないものだろうか。

幾度となく繰り返し観たエイリアン2もやはり素晴らしい完成度!
当時の「今度は戦争だ!」のキャッチコピーが秀逸。
見る人を選ぶSFホラーの開祖的な前作が血沸き肉踊る娯楽超大作に昇華された傑作!
今観るならやはり「完全版」がオススメ。
劇場版ではカットされた、実はリプリーには子供が居て既に亡くなっていたというエピソードが、
終盤にランボー宛ら一人でエイリアンの巣に乗り込む姿に強烈な母性愛を感じさせる。
よく言われますがジェームス・キャメロンは強い女性を描かせたら天下一品!
ラストのロボット登場シーンは何回観てもテンションが上がる!

そして劇場公開時の1回しか観たことがなかったエイリアン3。
(今回観たのも完全版ではなく劇場公開版)
当時観終わった後、
「あんなのエイリアンじゃねえ!誰だよデヴィッド・フィンチャーって!!」
と憤って帰った。
(その数年後「セブン」を観てフィンチャー最高!となりましたが…)
シナリオが二転三転し、脚本家も監督も次々とすげ替えられた舞台裏を鑑みると
フィンチャーは相当なババを引かされたと思わずにはいられない作品。
しかし今観直すとなかなか見所もあり面白い。
2でド派手なアクションSF映画となったこのシリーズを
一転して暗めのホラー色の強い1作目への原点回帰を目指した努力が見て取れる。
エイリアンを主観においたカメラワークがこの映画の見所。
4速歩行で獣のように走るこのエイリアンはスピード感がありなかなかの迫力。
ラストシーンも非常に美しい。

同じく映画館で観たのみのエイリアン4。
当時、内容的には普通に楽しめたが、
シリーズ屈指のグロイ描写が印象的すぎてもう一度観ることがなかった。
今でこそ「あのアメリの!」という肩書きがつくジャン=ピエール・ジュネだが、
当時はデリカテッセンとかロスト・チルドレンが代表作。
両作とも自分は嫌いな作品ではないですけど、
映像で人の生理的な嫌悪感を掻き立てるのに秀でた監督。
エイリアンシリーズは確かに気持ち悪い描写が多いけど、
違うベクトルの猟奇的なグロさは殊更いらないんじゃないの?が当時の印象。
中でもリプリーのクローン7号は今でもちょっとトラウマ。
今回改めて見なおしてみると
登場人物は3と比べるとそれぞれ個性的で魅力あるし、
初めての試みである水中戦も映像的に面白い!
この監督独特の彩りの映像美も堪能できる。
SFアクション映画としてすごく面白かった。
ラストも普通に感動できた。やっぱりグロイけど。


近々エイリアン5をリドリー・スコットが撮るとのことで非常に楽しみ。
シガニー・ウィーバーもやっぱり出演するらしい。
年齢的にあのリプリーができるんのだろうか?
CGの技術でなんとかするのかな?
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いやいや、こんなリプリーは嫌だ!