特攻の島 3巻 読書感想 | 家具 通販 赤や 竹田のブログ

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特攻の島 3巻読みました。

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特攻の島 3巻 佐藤 秀峰

1巻→2巻の時よりもすんなり出た3巻。
リアルな戦争漫画。
しかも回天という非常に考えさせられる玉砕兵器についての漫画にも関わらず、
ストーリー的にも演出上ものすごい盛り上がりで、すごく熱中して読んでしまった。

絶体絶命の潜水艦「伊53潜」の艦長も、
回天の搭乗員達も極限状態の中で強い信念をもって生きている。

主役の渡辺の決意と変わり様もすごいが、
この巻の主役は何と言っても関口。
彼が渡辺に言った「オレは貴様のために死ぬ」という台詞、
そして彼がとった行動が重すぎて心が打たれる。

いや、実際の戦争を題材にしているし、
何より人間魚雷を描いている以上、不謹慎なのはわかっています。
わかっていますが、これはもうめちゃくちゃ燃える展開!!
「ブラックジャックによろしく」よりもずっと漫画らしい漫画じゃないですかね。

これを映画化したら「出口のない海」よりもずっと成功しそうな予感。
(いや横山 秀夫原作の小説は好きなんですけどね…)