トランスフォーマー ダークサイド・ムーン マイケル・ベイ監督
予告を観た感じ3Dで観るべきだろうと思い3Dで鑑賞。
前作はストーリーがかなりグダグダな感じだったので、今回はスッキリしたストーリーを期待。
以下激しくネタバレあり
話がアポロ計画まで遡って、実は月に秘密があると。
そんでチェルノブイリ事故も関係があるって？？
なんだか仰々しい話になったなぁという印象。
今回はセンチネルという見た目もジジイのロボットがサイバトロンの長として登場。
あ、映画ではサイバトロンじゃなくてオートボットって言うんでしたっけ？
ロボットなのに見るからにジジイってどーなの？と思ったり。
で、そのジジイしか扱えない柱が今回のキーアイテムで、
その柱を使うとどんなものでも転送できちゃうとの事。
で、このジジイの目的は母星であるサイバトロンを地球に転送する事。
メガトロン（ディセプティコン）と利害が一致して、
実は以前から
大まかなストーリー。
ロボット達が主役のこの映画だけあって、
登場する人間たちはそれに負けじといつにもまして濃いキャラ達ばかりですね。
ぽっと出のキャラなのにみんな強烈。
戦闘は相変わらず視覚的にスゴイ！
映像がスゴ過ぎてたまに何が起こっているかわからない時も。
特にシカゴでのビル内での抗争はかなり見応えがありました。
個人的に残念に思ったのは、
今回オプティマスがカッコ悪すぎやしませんかね？？
飛行形態になれるトレーラーがどっかいったから、人間ガンバレ！ってそりゃねーべ。
そしてみんなのピンチに颯爽と空を飛んで現れたまでは良かったのですが、
（みんながピンチの間ずっと、トレーラーを一生懸命探していたんですね…）
その後はワイヤーに絡まってずっと身動きがとれないって…。
そしてラストはボッコボコにやられ放題。
やられる寸前にたまたま敵のラスボス二人の仲間割れに乗じて、
二人がお互いにやりあって傷ついたところをトドメをさすって、
あんた、そりゃ漁夫の利もいいところじゃないか。
しかもあれだけクライマックスを引っ張っといて
最後の戦いが何の盛り上がりもなく半死のロボット2体を秒殺って…。
バックにカッコイイBGM+「「あなたは自分自身を裏切った」ってキメ台詞も、
全然キマってないよ～。
そもそもあんたがセンチネルを復活させたのが全部元凶じゃないか！と
ツッコミたくなりますな。
最後にすっごい疑問があったのですが…、
あの柱ってセンチネルしか扱えないからこそ今回の話が成り立っていたように思うんですけど、
なんであのディセプティコン側の人間（社長さん）は人間なのに再始動させられたの？？
と、まあ色々と残念な部分や疑問点もありますが、
やっぱり映画館で3Dで観る映像は凄かった！
そこはかなり満足しました。