ソーシャル・ネットワーク観ました!
ソーシャル・ネットワーク デヴィッド・フィンチャー監督
あのデヴィッド・フィンチャー監督による
フェイスブックの創始者マーク・ザッカーバーグを描いたヒューマンドラマ。
ワタクシはフェイスブックはとりあえず登録だけはしているのですが、
現状アメブロやツイッターほど熱心にはやってはないですねー。
ただこの映画はフェイスブックをよく知らなくても十分楽しめます。
脚本はマーク・ザッカーバーグ本人には取材をせずに製作したとのことですが、
この映画の臨場感はフェイスブックはこんな風に広がっていったのでは?
と思わせるリアリティさがありました。
冒頭のマークとガールフレンドであるエリカとの会話劇が
物語の掴みとして最高!だと思いました。
マークの強烈な個性と人格的に尊敬できない人という面が浮き彫りに。
マークって嫌なやっちゃな~、という印象のまま、
マークはフラれた腹いせに酔っ払って大学の名簿をハッキングして
在籍中の全女学生の画像データを使用して
「AさんBさんどっちが可愛いか?」
を投票できるサイトを作っちゃうという流れ。
褒められるべき行動ではないですが、
マークの天才的な部分が垣間見れるエピソード。
実際には、ここまで友達もほとんどいない、
パソコンだけが生き甲斐みたいなオタクな青年だったのかどうかわかりませんが
この映画ではその部分をえらいフィーチャーされています。
映画的には人とのコミュニケーションに難がある人物が、
SNSという人との繋がりを基軸としたコンテンツを開発した
という対比を見せたいのでしょうが、
マーク・ザッカーバーグご本人とっては大変不名誉でしょうね。
とはいえこの映画は素晴らしかったです。
圧倒的な台詞の量で、話が転がっていくので、
字幕から目が離せませんでした。
マークがひたすら更新ボタンを押し続けるラストもなんともせつなくて良かったです。
フェイスブックも頑張ってやるかな~。