イングロリアスバスターズ クエンティン・タランティーノ監督
結構長い映画なのに、劇場で観たときも感じた
「あれ？もう終わり？？」
という具合にサクサク進む展開がすごくイイですね
内容的にはまず第一章の
美しい風景と音楽、
心臓がバクバクする緊迫感ある会話に
ガッチリ心を鷲掴みにされました。
なんだろうこの絶妙な緊迫感を演出させる会話劇は？？
今回はタランティーノ監督の映画のいつものあの長々した台詞回しが
至る所でひと時も目を離せないドキドキ感を生んでいる。
思えば１６年前に「パルプフィクション」の
ラストでサミュエル・L・ジャクソンがティム・ロスに向かって
テーブルを挟んで長々と講釈をたれるシーンで
ワタクシはこの監督の虜になった。
第４章の酒場のシーンはその真骨頂でありました。
ラストは史実を完全無視した
やりたい放題の驚きの展開にある種のカタルシスを感じました。
素晴らしい
今後何度となく観てしまいそうな映画です
