前回のあらすじ!
第1子の出産になんとか間に合ったひつじ。
おっかなびっくりながらへその緒も切りました。
で、このあとどうするの・・・??
3/28 18時過ぎ
分娩室で、ひつじベビーをカンガルー抱っこして横たわる妻、そして私の3人は、果たしていつまでこのままいればいいのかと、そろそろ困惑してきていました。
なにせ、出産時刻は14時39分。
検診やらなにやらあったとはいえ、もうそれから4時間になろうかとしています。
「もしや、今夜はここで過ごすのか?!」
そんな不安が、2人の頭をよぎったとき、部屋の外から
「失礼しまーす」
という声が聞こえた。
すわ、入院室に移動か!?
と思いきや・・・
病院スタッフ 「晩御飯お持ちしましたー!食べられます?
一応置いておきますね~」
ま ww さ ww か ww の ww
晩 御 飯www
部屋に帰る前に、先にご飯が来るとは思っておらず、完全に意表を突かれました。
この病院、やりおる・・・
で、ご飯ですがさすがに、満足に食べられる状態ではなかったらしく、何口かだけつまんで、あとは残していました。
食べる方がいいとはわかっていても、ついさっき産んだところですからね;
同日 19時
晩御飯(笑)も来たし、もう、さすがに、いいだろうということで、妻と私の意見が一致しました。
「助産師さんを呼ぼう。
そして、入院部屋に帰ろう。」
とゆーことで、ナースコール。
助産師 「はいはい、どうしました?」
ひつじ 「そろそろ、部屋に帰りたいかなー・・・なんて;」
なぜか、ちょっと低姿勢で伺ってみると、歩けそうだったら部屋に行きましょうということに。
まずは、ベビーを新生児室に預け、妻が立ち上がることに。
さて、私自身、過去に手術や全身麻酔を受けた経験があるので、なんとなくわかるのですが、立ち眩みが来そうだなーという予感はあるにも関わらず、それに抗えずどうしても立ちくらんでしまう。
術後は、仕方ないと思います。
そういう点でいえば、第4胃変位のオペ後もケロッと草食べてる牛はホントにすごいというか、鈍いというか;
妻も、ゆーーっくりと時間をかけて立ったものの、やはりフラフラしていました。隣で、支えながらのそのそと、部屋に帰ります。
途中、エレベータの中で、妻が一言。
妻 「おまたが痛い・・・・・・」
本当にお疲れ様でした。。。
母子ともに健康で、なによりです。
部屋に戻り、一通りの説明を受けたら、私は帰ることに。
病室に泊まっていってもいいとのことでしたが、買い出しに行ったり着替えを持ってきたりする必要がありましたし、なにより私は翌日も仕事だったので、帰宅することに。
同日 22時過ぎ 帰宅
なんだか、とても久しぶりに家に帰ってきた気がしました。
晩御飯はインスタントを食べ、シャワーを浴びて、そそくさと就寝。
本当に、無事産まれてくれてよかった。
病院ではベビー泣いてないかなー、妻は睡眠とれてるかなーと心配しつつ、眠りに落ちていきました。
~~~ ~~~
今回、ひつじベビーを出産した病院は立ち会い出産前提の所でした。
動物の血や肉は見慣れていますが、やはりそれと人のものとは訳が違います。
それも、自分の家族こととなれば尚更です。
ですので、私も病院からの強い勧めがなければ、出産に立ち会うつもりはありませんでした。
しかし、実際に立ち会ってみて思ったことは、
「これは、立ち会わなきゃダメだ」
ということでした。
出産においては、男がなんの役にも立たないこと
男も女も人生で大変なことあるけど、人を産むってことの偉大さの前には敵わないこと
奥さんからお母さんにクラスチェンジした妻が、本当に綺麗だったこと
きっと、立ち会わなければわからなかったことばかりです。
もし、今立ち会い出産をどうしようか悩んでいる人がいれば、是非積極的に立ち会ってもらえたらと思います。
素晴らしい経験になることを保証いたします。