たとえば勝ち負けのある遊びやゲームで負けると泣いてしまったり、追いかけっこで捕まえると怒りだしたり、
絶対に自分の間違いは認めたくなかったりするのは、唯我独尊~誇り高き3歳児の順調な発達の姿です。
負けるのも、間違えるのも絶対にイヤ。
三歳児のプライドが許さないから。
だって一人でご飯も食べられるし、トイレも自分でできる。服だって自分で好みの服を出してきて自分で着替える。走り回って三輪車にも乗って、何でもできるようになったんだもの。
それなのにそれなのに、負けるなんて、間違えるなんて、うまくできないなんて。そんなはずはないよ。悔しいよ~~~。
お子さんのそんな気持ちを分かってあげてね。
おっぱいすら上手に飲めなかった赤ちゃんが、こんなに大きくなって自分で自分のことをできるようになったことを振り返ってみましょう。
お子さんの本当の気持ちがわかって、発達の特徴をつかむことができれば、ちょっと困ったお子さんの言動も、かわいいなぁと思えることは多いのです。
保育士歴28年の私が、『あなたのお子さんの困った』に隠された本当の気持ちや願いを、発達の特徴に沿ってお話しし、生きる力の土台を作る子育てについて語ります。
リブログしたのは、孫が3歳の時のエピソードです。