神次元アクションRPG「ヴァルキリープロファイル」はPS版が1999年12月22日に旧エニックス(現スクウェア・エニックス)より発売され、

 

 

2006年3月2日にPSP版に加え、2006年6月22日にPS2にてヴァルキリープロファイル2、2008年11月1日にDSにてヴァルキリープロファイル咎を背負う者、2018年3月22日にPSP版のアプリ版がサービス開始されています。

当時から非常に人気作でしたが、今でも真のエンディングであるAエンドには攻略法を見ずしてたどり着けないと言われています。

しかし、いたのです。

20年前、攻略サイトも攻略本も見ずに初見でたどり着いた方が。

 

ここでそのお話にまつわる重要なキーパーソンを紹介します。

 

レザード・ヴァレス―

  

 

 

 

 
 

彼はこのゲームにおいて非常に重要な役回りをするキャラクターです。

声優は子安武人さん。

魔術師兼死霊術師(ネクロマンサー)

24歳

人間の男

身長175センチ、体重70キロ(ロードオブヴァーミリオンコラボ時データ)

フレンスブルグ出身

人間特性:エゴイスト、ナルシスト、美形、近眼、理知的、残虐

賢者の石を携え、神にしか操る事のできない失伝魔法(ロストミスティック)を自在に操る。

 

彼はフレンスブルグ魔術学院の首席生徒でしたが、その野心を見抜いた学院長ロレンタに学院を追放されます。

その後、レナス(ヴァルキリー)に一目ぼれし、魔術師兼死霊術師(ネクロマンサー)という二刀流を駆使し、罪のない人間やエルフを殺してレナスを閉じ込める器(肉体)を創ります。

 

しかもレナスをおびき寄せるために師匠であるロレンタの夫をグール化させ、ロレンタは不死者と化した夫に殺されてしまいます。





(ロンベルトがジェラード姫をグール化させるために使用したグールパウダーもレザードが作ったものです。)

 

怒りのあまりレザードを滅しようとするレナスに対し、彼は愛を囁き自分のものにしようとします。

 

「あなたは自分が一体どの様な存在なのかまるでわかっていないのですね?」この時のセリフは、後に物語のキーとなります。

 




「私にとってより大切なのは、ヴァルキュリアよ!!私があなたを愛しているという事実なのだから。」

 

 



Aエンドで彼は窮地に陥ったレナスを救うために再び現れ、見事に救出に成功します。

 

 
 
全てが終わった後、レザードは自身が人間ではただ一人、創造主となったレナスに干渉されない存在である事を独白します。
 



 

ちなみに、PS版のオープニングアニメムービーで、レザードがレナスの器と戯れている様子が描写されています。

 

 

彼は非常な偏執狂であり、一通り彼女(器)を愛でた後、鎖骨部分に短剣をぶっさす性癖があります。

 

 

 

「禁忌を犯しても悔いはない。それだけの想いが確かにある。焦がれるこの胸の想いを、狂気と呼ぶのなら、穏やかな恋しか知らぬ、己の不憫を嘆くがいい。」ーエンターブレインファミ通ヴァルキリープロファイルコンプリートガイドより

 

なぜ彼を紹介したかというと、ブログで初見Aエンドクリアを報告されていた方が、ただレザードが好きで

「彼以外の男から貰った指輪を外し、彼以外の自分に言い寄る男を神界転送した」

と書かれていたからです。

 (Aエンドに到達するためには、主神オーディンから賜ったニーベルンゲンの指輪を外し、幼なじみのルシオを神界に転送する必要があります。)

 

以上です。ここまでご覧いただきありがとうございました。