ドラクエ大辞典wikiのホメロスの項目について、色々と突っ込みたいところがあったので書いてみた

「(引用開始)>-''主人公の捜索網がザル''
 世界の各地にデルカダール兵を展開させて悪魔の子を捜索させているのだが、「部下の兵士たちが肝心の悪魔の子の最大の特徴(サラサラヘアーであること等)を認識していない」ということは周知が徹底されていない。
 >外観的特徴という人を探す上で一番重要な情報を徹底的に部下の頭に叩き込まないのは致命的な手抜かりと言わざるを得ない。真面目に探す気があるのかないのか…。(引用終了)」
勇者が変装したり頭を丸めたりした場合は?

 「(引用開始)>-''ダーハルーネでの失態''
 ダーハルーネの町では、場当たり的にカミュを人質に取った上で主人公たちをおびき出す作戦を指揮したが、町の構造を理解しておらず、背後からの主人公一行の奇襲に遭う。地形の把握は兵法の初歩だというのに。
> しかも、直前に「この場は私一人でどうにでもなる」と言って護衛の部下を町に繰り出させたことが裏目に出ている。そもそも「人質で誘き出す」作戦なのに待ち構えるべき本陣に部下をまったく配置せず、全員捜索に出すというのは支離滅裂である。兵を出すにしても町の入り口と船着き場の封鎖に留めるべきだっただろう。(引用終了)」
ホメロスはベロニカ、セーニャ、シルビアの三人が同行していたことを知らなかった。もし、三人がいなかったらカミュが捕まった時点で勇者の旅は終了していた。
その上、ホメロスは万一勇者が海に逃げることを予期してクラーゴンを配置している。能力が未知数の一行に対して、一応十二分に策は練っていたようだ。
また、しばりプレイで全ての敵が強いにすると、レベルをある程度上げて挑んでも、一行がかなり苦戦する戦闘力をホメロスが発揮し、文字通りホメロス一人でどうにでもなるが故に自らを囮にして一行を捕縛する大胆な作戦だったと解釈することも出来る。

 「(引用開始)>また、自身が魔物と通じている場面を目撃した[[【ヤヒム】]]に対しても「声を封じる」という極めて中途半端な口封じで対応したため、結果的にバレて町長の[[【ラハディオ】]]の信頼を完全に失い、後の作戦に支障をきたすことになった。
 >仮にヤヒムを殺した上で死体を処分し、「行方不明」という体にしておけば、町長の息子の捜索名目で町ぐるみでの協力体制も構築できた上に、最終的に悪魔の子に容疑をなすりつけることもできたであろう。さすがにそこまでゲスな事はできなかった可能性もあるが…。
 >[[【さえずりのみつ】]]で呪いが解けることを知らなかった点も気になるところだが、この点については双賢の姉妹と呼ばれるセーニャの知識量や技術が凄すぎただけという見方もできるため、擁護できる部分ではある。…が、筆談でバレる可能性を考慮できていないのはやはり詰めが甘い。(引用終了)」
そもそも町長の息子がいなくなれば町ぐるみの大捜索がはじまるだろう。
もし誰かに死体を処分するところを目撃されればどのみち町民が一斉蜂起して自分達も襲われ、悪魔の子を捕まえるどころではなくなってしまうのではないだろうか?
また、世界を又にかける商人の街での醜聞が広まれば、世界的なスキャンダルとなり、デルカダールの威信は失墜するだろう。
 
「(引用開始)> -''クレイモランの作戦の謎''
 上司の指示か私怨か不明だが、グレイグを抹殺しようとしたときの策謀は大がかりなわりに詰めが甘い。
 >魔女リーズレットを解放してクレイモランを襲撃させ、それを救援するという名目でグレイグを向かわせた上でリーズレットに抹殺させる、というなんとも他人任せで不確定要素の多い作戦を敢行する。
 >リーズレットの人格もよくわからず、魔王に忠誠を誓っているわけでもない魔女が想定通りに行動してくれる保証はどこにもない。
 >こういう場合は状況の推移を見ながら臨機応変な対応が必要になるが、魔物を使って陰からサポートするといったことも全くなく、リーズレットはあっさりと投降して敵側に寝返る始末。
 >また、リーズレットにグレイグの特徴を教える際、「自分と同じペンダントを付けた男~」と逆に自分の素性が確定してしまう様な事を告げたせいで、結果的にグレイグにバレるきっかけを与えてしまったことも大きなミスである。
 >しかし、これについては「確実に人違いを避ける(他の人間が身につけていることはない)」という意味では理解できる部分もある。もっともこの世界には絵画があり、有名人であるグレイグが描かれている絵を見せるだけでいいのだが。(引用終了)」
そもそもこの時点でホメロスはグレイグを殺す気があったかどうか不明。

 「(引用開始)>-''魔軍司令としての仕事ぶりに疑問符''
 >命の大樹崩壊後のデルカダール城では、現場にいながらなぜか同僚の[[【屍騎軍王ゾルデ】]]に加勢せず、戦況を見届けることもなくどこかへ飛び去ったことで結果的にデルカダールを解放されることになった。相手は勇者とデルカダールの英雄であり、この時にゾルデと組んで確実に彼らを抹殺しておけば人間の希望を完全に断ち切ることができたはずである。
 >さらにゾルデが殺された後、その事実を把握できていなかったはずもないのに、なぜか他の六軍王たちに勇者の生存を周知しなかった。そのため、現場の六軍王たちはほとんど事情も理解しないまま準備もできずに倒されてしまう。彼らが続々と倒されていく間も特になんらかの対策を打つこともしなかった。(引用終了)」
そもそもただの孤児であるマヤや色ボケのブギーなど寄せ集めの六軍王に仲間意識があったかどうか不明。
ホメロスが無能だと仮定すると、彼を従属にしたウルノーガも無能ということになってしまう。

と、突っ込みどころ満載のドラクエ大辞典wikiのホメロス分析でした。

ここまで読んでくださりありがとうございました。