雪乃はシェルターの奥の壁を崩しその外に簡易的なかまどの製作にかかった。
内に作るには煙突を設けて煙を外に出さなければならないのでまだ後の話だ。
あまり大きくない石を組み隙間をオ阿川周辺から取った土で固めていく。
息を切らすと体力を消耗するからのんびりやるのがよい。
午前中で基礎部分ができたが完成まではまだまだだ。
海岸沿いを散策すると海藻がたくさんあった。これは生でもいけるが細かく切って貝も入れた海藻スープになる。
引き潮時に浅瀬になる場所に杭を打ち込み石積みで固定した。これに流されないよう網を結び沈め上に小枝などを敷き詰めた。
シェルターに戻り材木を補充をし壁に立てた。小川で身体を洗いシェルターに入ると結構暖かいww
明日からの日課を考えよう。早朝は周辺パトロールと海藻・貝ひろい。午前8時ごろ干潮なので魚用ワナの手入れ。午前中に食事。
昼からは薪ひろいや薪割り。小枝を集めてシェルターをより強固に。暖炉の強化などなど。ティータイムも重要だ。
夕方は日記つけてさっさと寝ようっと。昌平と早く合流したいなww
昌平は起床すると火おこしにかかっていた。雪乃を探しに荷物をもって移動し続けるのでは移動距離が限られるし、
移動先での安全確保など毎回シェルターを作らなければならないのは労力が掛りすぎる。
今いるところをベースキャンプとして、ある程度離れた場所にいくつか簡易キャンプ地を作って移動しながら雪乃と合流したい。
ターブのひとつはカヌー用としキャンプの雨よけは木の皮などを使おうと思う。
そうこうしているうちに火が付いたので、湿った木を暖炉の周りに置き乾燥させていると干潮になったので海岸へ向かう。
網を上げ敷き詰めた小枝を退かしていくと10~20cmほどの魚が6匹かかっていた。大漁だ。
再びワナをしかけ調理にかかる。といっても絞めてから海藻や貝と煮る簡単なものだ。とはいえ絶品の旨さw
魚の残りをワナに投げ込み、午後からカヌーの木枠を作った。ターブを巻き付けて浸水テストをするといけそうだ。
オールを削り出したところで日が暮れてきた。辺りを見渡したが煙が立ち上っている様子はなかった。
明日からは午前中採集や食事、午後から偵察に向かおう。この晩、ベースキャンプのすぐ近くをクマがうろつく音で何度か目が覚めた。