今日の天気は昼間は曇天で、夜は小雨

 

湿気があり、湿った空気が不快感を増長させる

 

 

だが、歓迎会にと連れてこられた店は、そんな湿った空気wぽ一掃させるくらい豪華な店だった

 

潤「え?何ここ・・凄くない?」

 

その店は全てが個室のようで、店員に案内されたドアを開けると、思った以上にラグジュアリーな部屋でビックリした

 

靴を脱いで入るようで、さながら誰かの部屋に来たかのようだ

 

丸いテーブルを囲むようにソファがあり、床はフカフカのラグが敷かれている

 

照明は薄暗く、窓は無い

 

ニ「はあ・・靴脱げるって良いよな~」

 

二宮さんが、最初に部屋に入りソファに寝転んだ

 

寝転んでも、俺たちが吸われるスペースは充分にある

 

潤「いや・・これは凄い・・本当、こんな店あるんだ」

 

櫻「たまの贅沢なら良いじゃん?」

 

ハハッと笑い櫻井さんが俺の肩を叩いた

 

相「潤君、お酒強い?ここ、何でもあるよ~ほら、ビールサーバーもあるから、直ぐ飲める!」

 

そう言って指さした方に、バーカウンターのようなものがあり、そこにはビールサーバーが置いてあった

 

潤「飲み放題ですか?」

 

相「うん、そうなの!食事は適当に頼むけど・・とりあえず乾杯しようぜ!」

 

そう言って、俺の腕を掴んで部屋に引き入れた

 

 

 

 

 

和「じゃ、我ら期待の星の松本君に乾杯!」

 

潤「いや・・星って」

 

相「アハハ!ほんと、来てくれてありがとう!乾杯~」

 

櫻「末永くよろしく」

 

俺は恐縮しながら3人とグラスを重ねビールを喉に流し込んだ

 

和「さあ、さあ・・飲みましょ!今日は潤君の歓迎会なんだから」

 

櫻「ビールも良いけど、酒色々あるからさ」

 

相「とりあえずポテトと~唐揚げで良い?」

 

和「子供のおやつか!」

 

櫻「大野さんのために刺身も注文してて~」

 

俺は、部屋の雰囲気にのまれて戸惑っている間に、三人はワイワイと酒と料理を用意していった

 

前の職場では、こんな事あり得なかった

 

とにかく、毎日仕事に追われ、周りからの視線に堪え・・・

 

櫻「色々聞きたいことはあるけど、今日はとりあえず俺たちとの親交を深めようってことで・・ね」

 

そう言って俺の隣に座り肩に手を回しながらグラスを渡してきた

 

潤「あ・・どうも」

 

妙に距離の近さは感じたが、きっと係長として親交を深めるためだろう

 

相「ね、ね・・潤君って彼女いないんだよね?」

 

反対側の隣には相葉さんが座り、満面の笑顔で言ってきた

 

潤「まあ・・今はいないですね」

 

相「という事は、前はいたってことか~」

 

唇を尖らせ俺の顔を覗き込む

 

相「でも・・潤君綺麗な顔だからモテたよね~」

 

潤「いや、何を言ってるんですか・・皆さんの方がカッコいいですよ!」

 

それは本当だ

 

櫻井さんも端正な顔をしているし相葉さんは、愛嬌のある顔で身長も高いし女子が絶対好きになるタイプだ

 

二宮さんも、一見青白くて暗そうな顔に見えるが、感情の読めない飄々とした雰囲気、それでいて機転が聞いて仕事も早い・・

 

この会社に来て、まだ数日だがこの人たちのスキルが人より高いのは直ぐに分かった

 

和「カッコいいって思ってくれてるんだ・・嬉しいね」

 

目を細めて微笑を浮かべると相葉さんの方に視線を移した

 

相「お・・じゃ、早速いっちゃう?」

 

潤「え?」

 

何か合図をしたのだろうか?と二人を見ると櫻井さんが俺の耳元に顔を寄せ

 

櫻「スペシャルドリンクがあるんだ・・すっげー美味いよ」

 

囁くように言われ、ゾワっと背筋に震えが走った

 

思わず身を引きながら櫻井さんを凝視すると

 

櫻「歓迎会だからさ・・楽しもうぜ」

 

眉を八の字に下げて笑った