戸沢さんに手を引かれて、僕は自分の家からそれほど離れていないアパートの前に立っていた。
僕を連れてきた張本人はちょっと待ってくださいと一言、言い一足先に部屋へと入っていった。
戸沢さんの住んでいると思わえれるアパートは古くもなく、新しくもない
でも、一人暮らしをするには良い建物である。
2階の一室の扉が開き戸沢さんが顔を出しどうぞと一言だけ言った。
部屋に入ると外装とは違い、明るい照明が特徴のいかにも女の子っぽい部屋になっていた。
「すごいきれいな部屋だね」
素直な感想を言う。
変なこと言って引かれるよりはいいよね。うん。
「あまり、じろじろ見ないでください」
ほほを朱色に染めながら戸沢さんが言った。
そうだよね、女の子の部屋をじろじろ見るのはだめだよね、、、、
「本多君は・・・女の子の家に上がるのは初めてですか?」
どうした戸沢さん!!
今日はおかしくないか?ドキドキするんだけど夢じゃないよね
これはフラグなのか?
僕はそんなことを考えていた・・・・・
(やっぱし僕の思い過ごしかな)
その82に続く・・・・・・
