前回の後頭下筋群に引き続き、

今回は胸鎖乳突筋のセルフケアをご紹介します。

 

胸鎖乳突筋は首凝りになっている場合、ほとんどの方が凝っている筋肉です。

 

胸鎖乳突筋の場所ですが、下の画像をご覧ください。

 

これだと少し分かりずらいですね。

漫画で見るとこんな感じです。

漫画だと首の前〜横にかけてのV字に描かれるものが

胸鎖乳突筋になります。

ちなみサムネールの人物も、胸鎖乳突筋がくっきり描かれています。

 

セルフケアは「胸鎖乳突筋をつまんでほぐす」という方法をお伝えしたいと思います。

 

普通に前を向いていると、胸鎖乳突筋はつっぱるような感じになってしまい掴みずらい状態です。

なので、つまむ方と逆に顔を向けた状態で、ややうつむくように下に顔を向けます。

例えば左をつまむ場合は、軽く右を見ながら少しうつむきます。

そうすると左の胸鎖乳突筋がたわんで掴みやすくなります。

そしたら親指と人差し指でつまんでください。

 

まずは首の付け根(鎖骨の所)から頭の方(顎、耳の近く)まで

満遍なくつまんでほぐしていきます。

固い部分があれば、そこを他より時間をかけてつまんで、ほぐしていきます。

特に両方の先端(鎖骨付近、顎・耳付近)とその4cm付近は

30秒間つまみ続ける(or 15秒×2セット)を行うとより効果的です。

 

鎖骨付近の先端は細いため無理につまもうとしないように、力を弱めると逆に掴みやすくなります。

耳・顎付近はうつむいていると掴みにくくなってしまうため、うつむくのを止めてると掴みやすくなります。

力を入れると滑ってつまめなくなってしまいますので、力を入れないことがコツです。

 

ちなみに胸鎖乳突筋の凝りが強くなってしまうと、

平衡感覚や眩暈、聴覚など多岐にわたって障害を起こすと言われています。

 

実際私が以前施術した方も、

まっすぐ前を向いて歩いている分には何もないのですが、

横を見ながら歩くと眩暈が起こるという症状がありました。

しかし胸鎖乳突筋を中心に首のケアを行うと、

横を見ながら歩いても眩暈が起こらなくなるという事がありました。

 

ですので胸鎖乳突筋のケアはとても大切になってきます。

 

では、ありがとうございました!!

 

 

 

あかつき整体

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