あなたは何色になりたい？〈さくら荘のペットな彼女　アニメ〉

こんにちは、お疲れ様です。アカツキです。

今期のアニメは当たりが多い気がすると思っている今日この頃。

今日もまた懐かしいアニメについて話していきましょう。

今回は、

『さくら荘のペットな彼女』

というアニメについて語っていこうと思います。

このアニメ、僕、大好きです。好きなアニメランキング３位にランクインするくらい大好きな作品です。

著者は鴨志田一さん。『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』『Jast Because!』も書いています。

ライトノベル界ではとてもとても有名な方ですね。

イラストは溝口ケージさん。淡いイラストが素敵です。

電撃文庫でライトノベル全１３巻発売されています。

アニメは２０１２年から２０１３年にかけて全２４話で放送されていました。

画像引用元

この作品の大まかなあらすじ

主人公は高校生の神田空太（かんだそらた）。学生寮で無許可で猫を飼ったことから、問題児が集まるとされる「さくら荘」に引っ越さなくてはならなくなった。二年生の春、空太は教員の千石千尋（せんごくちひろ）に言われ、新たなさくら荘の住人を迎えに行く。

そこにはイギリスからの帰国子女で真っ白な女の子、椎名ましろ（しいなましろ）がいた。

彼女がさくら荘に引っ越してきたが、

彼女はなんと家事全般、自分の身の回りの管理、自分のパンツを選ぶことすらできない生活破綻者だった。

空太はさくら荘のましろ当番としてましろの世話をすることになった。

彼女は自分がいないと何もできないと思っていた空太だが、

実は彼女には高額取引されるほどの絵画の才能があることを知り、彼女の絵画に圧倒される。

ましろは漫画家になるために日本にきたそうで、絵画の名声に目を向けず、夢を追いかける。

それを知り、空太の中でもあきらめかけていた夢を追いかけようとする気持ちが芽生える。

個性的なさくら荘の住人に囲まれながら、才能のない空太がどう夢を叶えていくのか。それを描く物語。

このようなストーリーです。

さくら荘には才能にあふれる住人が住んでいます。

アニメが好きで、自作のアニメを創れば何億もの仕事が舞い込んでくる天才　上井草美咲（かみいぐさみさき）
美咲とは幼馴染で脚本家をめざす　三鷹仁（みたかじん）
天才プログラマーで高校生にして企業と契約も交わしているひきこもり　赤坂龍之介（あかさかりゅうのすけ）
空太と同じクラスで、アルバイトを掛け持ちしながら声優になるべく養成所に通う　青山七海（あおやまななみ）

などなど。ラノベになるとさらに住人が増えます。

この作品を見た感想

今回はネタバレなしで僕がいかにしてこの作品が好きなのかについて語っていきたい。

この作品の魅力は、高校生活の青春と夢を追いかける分ぶつかる試練が両立してうまく描かれている所だと思います。

さくら荘の個性的な住人とのわちゃわちゃした学生生活を見ることが出来ます。

最高っすよ。

鍋パーティーしたり、寮で七夕会したり、夏休みは夜の学校のプールで遊んだり・・・

文化祭ではさくら荘全員でアニメーション作ったり。

すげえ青春してる・・・いいな・・・。

と思ってしまいます。

このアニメを見た当時は、僕は高校生だったので、「こんなことできたらいいな。」と思ってましたが、

大学生になった今見ると、高校時代が恋しくなります。

恋愛も含まれているので甘酸っぱいシーンもたくさんあります。

ましろが空太への気持ちに気づくところや、ななみんの気持ち、美咲と仁の関係などなど。

アニメだと12話以降、第二クールに差し掛かるとより恋愛要素が濃くなります。よいぞよいぞ。

もうひとつ。

空太にすごく共感します。

図：空太

空太はゲームクリエイターになる夢があります。

ゲームの企画書をコンテストに応募したり、勉強したりして一生懸命努力します。

しかし、さくら荘にはそんな地道な努力をしても到底届かない本物の天才がいます。

そんな天才に囲まれていたらどんどん自信をなくすし、あきらめたくなります。

その気持ちがすごく理解できます。本気だからこそ悔しくて馬鹿にされたくなくて、だから必死にもがいてもがいて夢をつかみ取る。

そんな空太にどうしても自己投影してしまう瞬間がありました。

空太が喜んでいるときは僕も嬉しい、みたいな。

そこも僕が惹かれたポイント。

ここでタイトル回収しておこう。