少し昔にココロのウチを書いたものが出てきました......最近こんなことを考える時間もないなぁ....
結局、ウトウトしながら気づくとこの時間……、全ては掛け布団の材質の悪さに起因……
たったひとつの要素が残念な結果に…
こういうことって、日々において、結構ある訳で……
何かが崩れる時って、たったひと言、ひと動作が、はじまりだったりもします……
当たり前のことも、その始まりを見返してみたら、果たして当たり前だったのか、そしていつしか、そういうことも忘れて、当たり前の結果にも、不満を抱くようにもなり……
当たり前ということの裏には、どれだけの積み重ねがあるのか……
わかっている様で、わかっていないのです……
泣いた赤鬼の青鬼
子供の頃から気になる存在です……
あれは、単なるお涙頂戴のお話しだとは、私は思っていません
強烈な皮肉というか……
青鬼という当たり前の存在の強烈な自己主張に……
惹かれます
で、あの後、青鬼は何処に行ったのか……
青鬼は、赤鬼が人間と仲良くなることを本当に望んでいたのか……
赤鬼は、最終的には、青鬼の存在の重要さに気づき、誰が一番自分を想ってくれていたのかを知る訳です
しかし、その時には、その行方を知る術はない訳で……
赤鬼は、後悔と懺悔の中で、あれ程仲良くなりたかった人間と、付き合っていかねばならない訳です
きっと、人間の顔をみる度に、自分の無能さや、鈍感さを見せつけられている気持ちになり……
最終的には、人間を襲って喰ってしまったかもしれません……
その時には、青鬼の存在を強烈に自覚する訳です
これは、青鬼の復讐か……
と、さえ思ったりする訳で……
で、一方の青鬼はというと……
赤鬼の無邪気ともいえる無神経な望みに、半ば飽きれ、幾らかは傷つき、しかし、相手を想う気持ちから、相手の望みの片棒を担いでやったのだと思うのですが……
半ば確信的にこの結末へ導いた青鬼……
赤鬼が最後に、どうなるかをきっと知りながら、置き手紙をして、行方をくらます訳です
やはり、強烈な復讐です……
自分という存在を相手のココロに深く刻みつけて……
相手の前から存在を消す……
これ以上に相手がダメージを受ける復讐はありません……
もし、青鬼が、心底お人好しで、赤鬼の望みを100%叶えてやるためだけに、行動したとしても……
相手の気持ちに気づかない天然系の少しイタイ奴なだけで……
で、その結果、相手が受けるダメージには、何ら違いはありません……
さて、このお話しの続きで、
一番知りたいのは……
青鬼の気持ちです
赤鬼から無神経な相談を受け、手助けをしてやる場面なぞ、
10代の頃に、想いを寄せる異性から恋愛相談を受けて、傷つきながらも、相手の相談にのってやって、
さらには、
恋の橋渡しをしてやるという様な……
そういう類の話しとよく似ています……
青鬼は手助けをしてやって、姿をくらます訳です
学生ならこうはいきません
毎日、顔をあわせる訳です
挙げくに、相手の恋愛成就を毎日見続けないとならないかも知れない……
この状況を赤鬼に当てはめてみると……
人間とは親密になって、
青鬼は、
都合の良い、
困った時に助けてくれる存在……
イイヒト……
いや、
イイオニ……
あのお話しの中では、赤鬼は、青鬼の気持ちにさえ気づかない無神経な奴ですから、
きっと、
そういう類の関係にもっていこうとするでしょう……
ちょうど、
別れても友達でいましょうと言う様なもんです
冗談じゃありません
別れてからも、友達として都合よく使われたら、
たまったもんではありません
別れても親友付き合いが出来るのは、男女の関係よりも、人間としての付き合いのほうが、楽になった時、お互いに、合意した時だけです
と、いう訳で、
青鬼としては、
赤鬼の無邪気さに飽きれた気持ちが強かったのだろうかと、
自分の気持ちに気づかない相手なんかより、
新たな未来を見て……
赤鬼の前から姿をくらました様に思えてならないのです
なので、青鬼は決して、
友達想いのイイ奴
だとは、思えないのです……
赤鬼から、最初に相談を受けた時に、
青鬼は何故、
人間と付き合いたいという赤鬼をひきとめなかったのか……
自分という存在について、
改めてよく考えて欲しいと自己主張しなかったのか……
赤鬼のことを本気で想っているなら、そのことを相手に伝えなかったのか……
まっすぐに……
と、思わずにはおられません
そして、
赤鬼の前から姿を消した青鬼は、
新たな土地で、
赤鬼と同じくらい、それ以上の親友に巡り会えたのか……
巡り会えたかも知れませんし、
巡り会えなかったかも知れません
いずれにしろ、
赤鬼のことは、
忘れることはなかったでしょう
相手に自分の気持ちをきちんと伝えていないという心残りは、
一生残ります……
お互いにとって、
少しのボタンのかけ違い、
赤鬼から相談を受けた時、
笑って、人間なんかと付き合わなくとも、自分という存在がいるとハッキリ伝えれば、
お互いに、こんな深い傷を負うことはなかっただろうと、
思うのです……
当たり前のモノゴトや、
当たり前の存在、
そういうことについて、
この国の片田舎で、
ふっと、想ったのでした……