■維持費についてもしっかりと考えましょう 

★コストの安いサイディング塗装板は塗り替えに100万円前後かかります 

雨や太陽熱にさらされている外壁は、内装に比べてメンテナンスに手間がかかるものです。新築の際は、つい材料の価格や見た目ばかりを気にしがちですが、メンテナンスが少なくてすむ素材を使えば、維持費が安くすむということも覚えておきましょう。外壁の仕上げには、モルタルや左官で仕上げる湿式法と、タイルやサイディングを張っていく乾式法があります。そのなかで、メンテナンスのしやすい仕上げ材といわれるのが、塗り重ねができるモルタルや吹きつけ、耐候性にすぐれたガルバリウム鋼板などです。一方で、材料費自体は安くても、維持費がかかるものもあります。たとえば、サイディング塗装板の外壁は、コストが低いので人気ですが、15年後には塗り替えが必要となり、その費用に100万円前後かかります。サイディングを選んだ場合は、先を見越してメンテナンス代を積み立てておくとよいでしょう。 

 

★設備機器は故障するものと心得て選びましょう 

快適な暮らしを実現するためには、システムキッチンやシステムバスをはじめ、冷暖房機器や給湯器などといった住宅設備機器は、もはや欠かせないものになっています。こうした設備機器は日々どんどん進化していて、リモコン機能や自動温度調整、電動システムなど、便利な機能をもつ機器も増えてきています。そして、暮らしの便利さを考えると、どれも魅力的な機能に見えてきて、どれを選べばいいか迷ってしまうという声も多く聞かれてます。でも、こうした付加機能がつけばつくほど、当然のことながら価格も高くなるものです。便利や機能も使わなければなんの意味もありませんから、「本当に自分たちの生活に必要な機能なのかどうか」を、よく考えてから選ぶようにしましょう。また、新築の際に最新型の設備機器をとり入れたとしても、次々と新しい機能が開発されたりもします。さらに、毎日使うものだけに、必ず不具合が出てくるときがきます。一般的に、建物本体に比べると設備機器の寿命は圧倒的に短いものですので、設備機器のとりかえは避けられないものと心得ておきましょう。たとえ故障しなかったとしても、新しい便利機能がついたものに交換したくなることがあるかもしれません。「いずれはとりかえるもの」と認識していれば、最初にどの程度のコストをかけるべきか、判断がつきやすくなります。そして、機械には故障がつきものです。壊れたときに、専門の業者を頼まずに自分でメンテナンスができれば、いちばんローコストになります。設備機器を選ぶときには、メンテナンスのしやすさという視点からもチェックしてみることをおすすめします。 

 

 

 

 

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