/*涙*/
『じゃあ、あの時あたしを断ったのは、
直也くんと遊ぶためだったんだね?
それで、断られて、女の人と歩いてたの?』
モアは、私の相談に、
ちゃんとのってくれていた。
「うん…。すごい可愛かった。
直也、私に向けない笑顔でね…」
『な、泣いてるの?大丈夫?純玲の家行って、
相談のってあげようか?』
ほんとに、モアは、お姉ちゃんみたいで…。
私の方が、意地っ張りで、かっこつけて…。
なのにモアは、本当の私を受け止めてくれて。
本当に、感謝してるんだ。
「ううん、大丈夫。ごめんね、いきなり電話しちゃって」
『そっか。いいよ、全然。私でいいなら、いつでも相談のるし』
「ありがとう。元気でたよ。」
『ならよかった。でもさ、女の人と歩いてたって、
マジありえないね?』
「うん…。私もビックリした。」
『なんか、あたしの方が悲しい』
「え、なんでっ!?」
『純玲がかわいそうだから…』
「大丈夫だよ、そんなに心配しないで」
『ホントにダイジョブ?なんかあったら、
いつでも電話してね?あたし、ご飯だから、切るね』
「わかった、ありがとう♪ばいばい」
『ばいばい♪』
その日は、あまり眠れなかった。
―リンリンリン..
うるさい目覚まし時計が、私を起こす。
「ーっ……ふぁぁっ!」
起きて、鏡を見ると、
目の下にクマができていた。
相当眠れなかったかも…。
「純玲~?起きたの~?ご飯できるわよ~?」
「今いくーっ」
下に行こうとした、そのときだった。
~♪
メール・・?
誰だろう、朝にしてくるんて。
【昨日マジごめんな。今日遊ぶ?】
送り主は、直也だった。
―何それ。
あの子と遊んでればいいじゃん…
なんで、私なんか誘うの…?
【昨日、なんで遊べなかったの?】
おもわず、そう送ってしまった。
あとあと考えたら、馬鹿だと思った。
直也からは、すぐに返事がかえってきた。
【用事できたんだ。家の用事】
なにそれ、なにそれ・・っ
頭の中が真っ白になった。
手の震えをおさえながら。
涙を流しながら、
私は、返信した。
【女の人と歩いてたの、見たよ。彼女なの?
どうして私を誘うの?あの人を誘えばいいじゃんか。
今日は気分悪いの。遊べないから。】
こんなの、ただのやきもちだよ…。
ばかみたい、ほんと..
「お母さん、頭痛いの。」
その日は、学校を休んだ。
体を休めても、
涙が止まることはなかった。
/*想い*/
―――♪
-?
寝ていたら、急に携帯がなった。
誰だろう?
「―もしもし?」
『-純玲?俺、直也』
「なお…や…?」
相手は、
思いがけない人物で、
また、さっきのように、
頭の中が真っ白になった。
『うん、あのな、昨日ごめんな?
あと、あれは彼女でも何でもねぇから。
ただ、ナンパしてきたんだよ。
断ったら、すっげぇしつこく抱き着いてくんだ。
これから用事あるっつってんのに、
しつけぇんだ。マジごめん。
俺、純玲と遊びたかった』
うそ・・・。
本当に、本当なの?
信じていいの?
「ほんと…?彼女じゃないんだね…?」
『あぁ』
「よかった…」
『は?なんで?』
「え……べ、別に。」
『なぁ、純玲。』
「なに?」
『俺と付き合って』
は…?
なにいってるの、直也。
ねぇ…。
なにそれ、嘘でしょ?
わかるよ、そのくらい。
「嘘…」
『ほんとだよ、だめ?』
「な・・んで・・?」
『俺、一目惚れしたんだ、お前に。
ぜってぇ手に入れたいって、思ったんだ』
「…うっ…っっうぇっ…」
昨日よりも、もっと。
大量の涙が、
私のほほに、
手に。
「ったしもっ…直也がっ、好きっ…!」
そのあと、直也は
私の家にきてくれた。
「学校休んでるのに、遊んじゃダメだよね…」
『いーんだよ、記念日だろ?』
「うん、だね…っ」
照れたように言うと、
直也も照れて…。
あぁ、幸せって、こいうことか。って、、
すっごい感じるんだ。
~♪
【ねぇ、大丈夫!?風邪?お見舞いいってもいい?】
・・・モア。
ありがとう。モアのおかげで、
こうやって両想いになれたのかも。
モアと昨日電話してなかったら…
自分に正直になれてなかったよ。
どうして女の人といたの?なんて、
きいてなかったかもしれない。
【ううん、違うの。色々あったんだ。大丈夫だよ、ありがとう。
それより…直也と、付き合う事になったの。】
送信。
誰よりも、早く伝えたかった。
大切な親友、モアに。
「なに笑ってんだよ?
誰からだ?」
「べつにーっ♪」
「教えろっ!教えねぇと、キスすんぞっ」
「キ…!?もう、バ…ッ」
『カ』の文字は、
直也に止められてしまった。
「…直也、大好き。」
「あぁ、俺も好き。」
/*白石 麗華*/
「こんにちわぁ♪白石麗華(シライシ レイカ)でーすっ♪
よろしくねぇ♪」
なに、コイツ…
こんな転校生、初めて見た。
しかもよりによって、
通路はさんで左側の席とか、ありえない。
昨日付き合ったばっかりなのに、
最悪な人生になりそう・・・。
「隣は、川内くんと…。右側が女の子でよかったぁ♪名前、なんていうのぉ?」
うわっ…、
かわいいのに、キモイ。
こういうタイプ、ほんと無理・・。
「純玲」
冷たくそう答えると、
「可愛い名前だねぇ♪純玲たん、
麗華って呼んでねぇ~!今日からよろしくねぇ♪」
「え、あぁ、うん」
すみれ・・・たん・・・?
なに、なれなれしんだけど・・・。
まぁ、こういう人生もありか…?
「マジありえない!なにアイツ、きもすぎるっ!」
食堂で、モアと愚痴まくり中。
「だよね、ありえない。」
「純玲たんとか、マジキモイし。」
「あたし、席近くなくてよかったw」
「モア、うらやましい…」
「ははっ。あ、そろそろ鐘なっちゃう、行こう」
/*怒り*/
「それでね…?」
今は、直也とデート中。
遊び中、ではなくて、デート中なのだ。
「転校生が、ありえなくってさ、、
茶髪で、顔はカワイイの。なのに、中身キモイの」
「ははっ、そういうやつ無理ww」
「だよねっ、隣って、ありないよ…」
直也は、笑いながら
ポンポンと、あたしの頭をなでる。
「ドンマイ」
もう…っ。
「あれぇっ!?」
え…?
この声って…。
「もしかして、加藤直也くんですかぁっ!?」
「え…?そうだけど…」
噂をしてたら・・
あぁ、もう、せっかくのデートが…
「アタシっ、直也くんの大ファンだったんですぅ!
バスケ、超うまいんですよねぇ!?
っていうか…、純玲たんと、友達なんですかぁ?」
「あぁ、ていうか、彼女だから」
彼女だから
その言葉に、なぜか反応する私。
いっきに顔があつくなって、
はずかしくなった。
「えぇ!?マジですかぁ!?狙おうと思ったのにぃ~」
「はっ…?」
先に声をあげたのは、
直也じゃなくて、私。
「直也、帰ろう。」
私達は席を立った。
今は、直也の家。
「なぁ、いい加減機嫌なおせよ」
「だって…アイツ、うざいんだもん!
せっかくのデートだったのに…
最悪すぎるよ。」
「まぁな…?メールだ。誰だ、これ?」
直也がいうので、
直也の携帯を見て見ると、
そこには・・・、
【こんにちわぁ♪今度、ゆっくり話しませんかぁ?
★白石麗華★】
「白石…アイツだよ?ありえない。
誰から、直也のメアド…」
「なに?やきもち?」
「…はっ、ち、ちがうし、ちがうっ!」
「何慌ててんだよ、素直じゃねぇなぁ」
直也は、また笑う。
この顔…好きだ。
「やきもちじゃないってばぁっ」
「かわいいかわいい」
「う、うるさいっ」
―ピンポーン。
「でてくる」
「うん」
直也がでて、
30秒後ぐらいたったとき。
「こんにちわぁ♪会いに来ちゃいましたぁっ♪
入ってもいいですかぁ~?」
は…?
なんで、アイツが…。
*つづく*
急ぎでつくったので、
誤字、脱字、あるかもしれません。
あればコメントお願いします。
