1963年03月06日(水曜日) 生まれ

結婚する人(パートナー):
陰占にパートナー(癸)正妻となる干があります。職場や交友を通してパートナーとの縁に恵まれやすいです。
結婚後もパートナーは仕事を通じて役立って行きまが、夫婦は情のある剋しあいをし絆を育む有情剋の関係になります。
プライド、自負心、優越感に支えられ、それが気品や良識、責任感そして自尊心となって現れ、時にパートナーや家族と競うところがあります。家族、体制側に立ち、目的に向かうと自制心が働きます。古典的な考え方をするため時代の変化にはついていきにくいのです。出処進退をわきまえ記憶力がよいです。
ドライな人
動乱期に在って名を上げ、前進と闘争の中で成長します。多芸に才能があり、実行すれば必ずできます。但し、人生が多岐に流れやすく、まとまりを失う恐れがあります。行動の中に思考があり、また思考の中に行動があるので行動が早いです。情は薄く、私情に流されません。
そして陽占の配偶者(パートナー)の場所に現れる星は「貫索」です。 牽牛(あなた)がパートナーを相剋している関係です。
結婚(事実婚関係含め)後の家庭関係では、自立心があり、同格、対等、仕事のことを理解する友達的な関係こそが良い関係です。逆に自分にも自立心、ポリシーがないとパートナーから良き理解者として共感をえられません。

母親:
(六親縁)母の干「丁」陰陽の「丙」が陰占に無く結びつきが弱いです。 陰占の母の座である年支の「卯」臓干「乙」があなたの母となります。子供に対し競争心を持つ母親です。
父親:
(六親縁)母親の座でとった干「乙」に干合する父親の干「庚」があり父親との縁があります。父親として落ち着いてどっしりと子供を見守り役割をはたしますが、自分との距離が近く親離れ子離れしにくい親子関係です。
親の司禄「常識的、用意周到で用心深い、コツコツと積み上げる堅実さと信頼がある。」があなたの牽牛「集団の目的を優先し集団で攻める気質、その気質が「神経質」に見られ、「優越感」「自負心」「プライド」そして「自制心」「責任感」が強い」を相生する関係です。


重松清さんご自身。
寅卯天中殺。
2代目運。母親との縁より父親との結びつきが強い中で親から順当の恩得を受け、宿命を担うことができます。
(母親・兄弟・恋人・友人・仕事(外)・始め・現実未来)が欠け、その分を満たそうと(配偶者・補佐役・家庭(内)・まとめ・現実過去)に傾向していきます。つまり、それは仕事、友人、恋人、母親、兄弟と不自然な融合をもたらすため、それらとコミュニケーションがうまくいきません。男女を問わず、他人を生かすことが上手なマネージャー的才能の持ち主。人情家で人に好かれる特徴もあります。大きな前進力がありますが、緻密さや用心深さに欠けます。

男性の場合、補佐的な立場にいると心の安定を得、リーダーになると孤独になるという運命です。

大器晩成型の人生です。
宿命二中殺
親、家系そして社会の助けを得にくい人生、頼る者は自分のみの人生になりやすいですが、配偶者を持たず精神世界を追求する社会に身を置くことで大成すると言われています。
女系家族を形成しやすいです。
生年天中殺
両親(年干支)と本人が調和できない関係になっています。
親は自分を「子供」として受け止め育てますが、子供から見る親は「異文化人」、「違う価値観を持つ人」など、自分とは違う人間と捉え、理解に苦しみます。その為、両親との縁が薄くなりがちで、援助を得れず孤独なエネルギーを宿命に有する傾向があり、自力で人生を切り開くことを強いられます。
この宿命を受け入れてこそ自分の人生をよりプラスにすることができるでしょう。
生月天中殺
社会を表す月干と家系を表す月支と本人が不調和の関係になっています。
男性はどの時代のどの社会にも馴染めず、アンチまたは背を向けやすい傾向にあります。名誉や出世に固執したり現状への不平不満を強く持つと、気づかないうちに自らはみ出し者になっていきます。
社会に存在する伝統や継承、家系を受け継ごう守ろうと自ら固執せず、この宿命を受け入れて誰もやらないことに取り組むことがプラスになっていきます。

守護神
重松清さんは仲春の日に生まれた戊(土性)です。山岳を象徴し、その山岳の付加価値は色とりどりに植物が豊に育っているかによります。つまり木性の存在が不可欠になり、木性が育つための火性と水性も重要になります。木性、火性、水性が揃い初めて山岳として役目を果たし付加価値を生みます。 土性自身の運気は土性を相生する火性と季節終わりの土性が巡る時期(丑、寅、未、戌)に旺になります。 仲春に生まれた戊土にとって、新芽をつけた木々が豊かに山を覆い育てる太陽の丙(火陽性)、土壌をも豊かにする樹木の甲(木陽性)、そして木々と土を潤す雨の癸(水陰性)が欠かせません。 守護神は丙火、甲木そして癸水です。

慎重で保守的。

内にある平和を守る為独立独歩、慎重になる個性がより強いです。長い目でより明確な夢や目標を持つほど人よりも忍耐強くなり、諦めずに継続的に頑張り続けます。またその専念によってその世界の匠となります。

現実性を重視する傾向です。

「後詰めの将軍」な人です。人を守る役目です。土壇場で究極の助けを得ます。人生をじっくり送ります。

重松清さんの心「」は、命を育む山に住む神という気の持ち主で、自分の価値観や考え方の上に立脚し変化や違いへの理解に疎く大事なことを見逃してしまいがちです。また、まさに山岳という大器への成長が望ましく、幼少期はその因果を学ぶような苦労が多いです。命となる樹木や水、土の感覚の調和が整うとそれらを育てる土台、まとめ上げる役としてリーダーシップを発揮します。自信、包容力、責任感、忍耐力、努力、説得力で信頼を獲得していき、時間をかけて目的を達成していきます。 頑固でありながら、努力によってやがて他者の心を理解する、バランス感覚や良好なセンスがあります。 負けず嫌いなため手堅くなり、困難なほど闘志を燃やします。 異性を引きつける愛情を持っていますが、相手が自分の理想と違う、また相手の欠点に気付くと瞬時に冷めてしまうところがあります。 山岳はこれまでの付加価値を守ろうと保守的思考によって頑固に平和を維持しようとします。人生の後半は威厳を備えだし開花していく運です。

どちらかというと内側が複雑に形成されていて周囲にはわかりにくい人のようですが、ところどころで内側にあるものがハッキリとした形となって現れ周囲にわかりやすいところもあります。

最善の育ち方は、上流の価値観、品性の中で育ってこそ一番運を伸ばしていく星です。言葉遣いや作法、自負心や責任感を育てることがとても大事です。自分のことは自分でやるというより人に必要とされている環境の下で伸びていきます。

心は「自信家で、揺るぎのない価値観を持ち、山のごとく不動」で、そして心を通じて現れる基本性格、存在感は「集団の中でこそ名誉の為に力を発揮する。名誉を傷つけることを恐れ、強い責任感もって集団の為に尽くし、それが優越感やプライドである。記憶、暗記は得意であるが時代の変化についていくことは不得意。目的を持つと自制が強力になり勇気が最大の武器にもなる。」

生涯運
生涯を通じ現実星同士の為目に見えないものを信じず、「若年期」「壮年期」「晩年期」それぞれの時期はそれぞれの主星の特徴が燃焼でき思い通りになりやすいです。

人生の特徴
冒険で運が掴める人。伝統や常識に囚われない人生。自由に振る舞える環境が吉。常識に囚われず、想像力を鍛えれば可能性が絶大な人。


本領発揮のコツ
エネルギー数値の大きさの順で取り組むことが「自分らしい」無理の無いやり方、本領を発揮できるプロセスです。ご本人のモチベーションでもあります。
11。人生の歩みが用心深く補佐役としての才能が豊か。 失敗が少ない。
9。堅実な人生を歩み肉親の愛が強い。 異性に好まれ、人の情に流されやすい。
7。守備力強く、中年から晩年に至って大成する。目下に対して厳格さあり。
3。趣味人的要素あり。自由人の質。明るく人生が暗くならない。
2。精神的統率力を持つ。奉仕の心が大。晩年に大成し、若年は動きが小さい。

平均的なエネルギーより弱く、無理をせずマイペースなほうがいいです。大人数より少数で、活発よりは落ち着いていられるほうが自分らしさを発揮できます。そんな自分を理解してくれる仲間を選び、無理をして集団行動をすると自分の心身だけで無く、なにかが壊れてくる恐れがあります。

白虎型
西方の数値が一番高い。
人に褒められるほど運気が下がります。人、集団、身内か世間から攻撃を受ける、逆風や試練などを受けるとそれらを土台にして成長を遂げます。助け合うことでは伸びない、いじめられることで伸びる白虎型は人間付き合いにちょっと複雑かもしれません。
大成するまでに、一度散々な目にあったり、波乱を経験することもあります。強い自尊心が苦労を呼び、一方で成功を呼ぶのです。


60歳〜69歳までの10年間
自我が強くなります。
目上からの助けを得難く、目下にとってはより頼もしく仕事の成果や収入への期待が高まりますが、期待通りにならず不満が残り、ストレスが軽減します。
それらの起因として、 自分が持つ星の自我心、頑固さが増し不変さと個の平和を守りたい本能が強くなります。
直観力が働きますが、無意識の内に周囲と歩調があわず誤解を招きます。音楽など無形芸術に触れることで感性を豊かにし才能を伸ばせます。
しかし、本能・精神と行動・現実の調和がとれず、強い自我心と頑固さがプラスに作用しきれず、どんな苦難にも耐えて自己の平和を守ろうとしても力が続かず徐々に弱っていき財運もか細くなる恐れがあります。無理せずセーブしながら小さいエネルギーで消化できる範囲にとどめるよう意識しましょう。

[私的、現実の結果、まとまり、家庭、配偶者]の領域
節目を迎え、それまでの因縁(運気)が破壊され次の始まりを迎える為に終わりを迎えます。家庭環境の劇的な変化、それまでの結果、まとまりの分解を迎えます。
壮年期晩年期に巡ってくると苦労となることが多いです。人格が180度変わるなど大きな変化となります。

2024年( 61歳)
さらに自分への磨きがかかります。
それらの起因として、集団の目的を優先し集団で攻める気質、その気質が「神経質」に見られ、「優越感」「自負心」「プライド」そして「自制心」「責任感」が高まります。
同じく肉体が最大の武器で攻めの精神が生み出す「スピード」と「短気」さが増幅します。一本気な正直さ、そして記憶力が強くなります。物事を深く考えず、感情思考的に立ち戻らず突き進むだけなので注意が必要です。
青年の星、活力溢れる冒険心、無鉄砲さ、不用意さがありますが、人を引っ張る、批判力、新しいものを作り出すエネルギーが強くなります。人を傷つけやすくなることに注意。
守護神(丙甲癸・子供が守護神でもある)も同じく巡り試練が和らぎますが、和らぐ分の感謝や理解を深めることを忘れてはいけません。

[現実の未来、始まり、環境・社会(仕事・社会性)、友人・知人]の領域
環境、仕事関係での価値観の相違からバランスを失い、未来への希望やモチベーションを持てず不調になります。

[元命、現状、自分の足元、心の支え、決断、手段・方法、家系(祖父母、親、子供)の流れ]の領域
家系・家族が、またはそれらとの関係で自分の現状に不調が現れます。

[私的、現実の結果、まとまり、家庭、配偶者]の領域
意識しなくても、取り組んでいたことが実を結ぶ、結果をまとめられます。またはまとまります。
結婚の運気が高まり、家庭またはプライベートが充実します。または家内を充実することでさらに運気がよくなります。


以上「算命学 ザ・プロフェッショナル VER.01」より一部を掲載
https://sanmei.ddnsfree.com/ShigematsuKiyoshi

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