認知症改善と言われる食生活の難しさ① | 大福亭のヘッポコ日記

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築50年のアパートに猫2匹と暮らす。超庶民なアラフォーの日常をつづっていきます。


昨日の別腹は今日の脇腹ナイフとフォーク

こんにちはキラキラ

食い道楽の貴公子 大福ですうさぎルンルン








いや、これは犬福だ‼︎∑(-x-;)







昔、こんなクイズゲームがあったんですよ♪


今改めてやると、当時のドラマやアニメ、流行りの事柄だったりするので、懐かし過ぎてアラフォーやアラフィフにオススメ⁈









さて。本日は認知症改善の為の食事について悶々としたいと思いますうずまき


ココナッツオイルやMCTオイルを入れたコーヒー☕️が良いってよく聞きますよねキラキラ


その下に野生を完全に忘れたモケモケが……






モケモケは夏でもモケモケ晴れ








モケモケに癒されたところで悶々としたいと思いますw



認知症について世間一般的な知識はあれど、今まで深刻に考えた事はありませんでした。


実家(車で最低2時間かかる)の父が少し認知症なのは薄々感じてはいたのですが、日常生活になんら問題は無いので漠然と様子見をしていました。


しかし、先日父がてんかん発作を始めて起こし入院した際……


ナースコールを覚えられなくなっていました。


点滴や血圧計が体に付いているから、トイレに行きたい時はナースコールを押さなくてはいけません。


しかし、トイレに行きたいと思うたびに、どうしたらいいか分からなくなるのです。



何度教えても覚えられません。



それはなぜか?



トイレに行きたくなったらナースコールを押すというのは複雑な指示だから。



何が複雑なのか最初はわかりませんでした。


しかし認知症というのは昔の事は覚えていても、新しい事を覚える事が困難なのです。



トイレに行きたい
ナースコールを押す


ではなく


トイレに行きたい
どうしたらいいかわからない



トイレに行くためには

・誰かを呼ばなくてはならない
・勝手に一人で行ってはいけない
・ナースコールというシステムの把握
(ボタンの位置、スピーカーの位置、使い方)
・色んな線を外してもらわないといけない



これだけ困難なのです。

家のトイレなら行けますが、来たことのない病院です。

そして病室まで帰ってこれません。

(帰りに行き慣れたびっくりドンキーでは、トイレから席まで順調に帰ってきました)


父の点滴兼歩く時の支えになる部分に部屋の番号を書いて張りました。


目につくところにトイレに行く時どうしたらいいか大きく書いて張りました。



でも、その紙の存在を忘れてしまうんです。



しまいには何か紙がついてると剥がしてしまったそうです。

線を外してトイレに行こうとしてしまったり。

勝手に退院と思い込んで着替え始めてしまったり。


認知症は治らない


その言葉だけが頭の中でグルグルうずまき



そんなこんなで母親と色々話していたのですが……


なんだか母親の様子がおかしい?



顔は怒りっぱなし。

すぐに興奮する。

いいんだよ‼︎大丈夫なんだから‼︎と人の話を聞かない。



元々、人の話をちゃんと聞かない人だったけど……やっぱりおかしい。


先生が言った事を覚えていない。
そんな事聞いてないという。


どうやら父ほどではないにしても、母親も認知症のようです。


色々調べたら当てはまり過ぎました。



これでは2人でやって行くには限界がある‼︎

けれど、私もすぐに実家に帰れるわけではないし、近くに住む兄夫婦だって育ち盛りの子供2人との生活がある。


何かできる事は???

認知症に効く食品とか食生活は無いものか⁈



友人にケトン食が効果あると聞いたので、それはなんだろうと調べました。



こちらに詳しく書かれているのですが、ケトン体に変わるMCTオイルに関してだけ抜粋させていただきました。



MCT(Medium Chain Triglyceride)とは「中鎖脂肪酸100%のオイル」のことです。主にココナッツやパームフルーツを原料として作られています。アルツハイマー型認知症への効果が期待されている中鎖脂肪酸を効率よく摂取できる食品として、近年医療分野でも注目を集めています。



──中鎖脂肪酸がアルツハイマー型認知症によいとされるのはなぜですか。

脂質を構成する成分である脂肪酸は、結びついている炭素の数により「短鎖」「中鎖」「長鎖」という3つの脂肪酸に分類されます。中鎖脂肪酸は、非常に吸収されやすいという特長をもっています。その速度は長鎖脂肪酸の4〜5倍ともいわれます。体内に取り入れられた中鎖脂肪酸は、直接肝臓に届き、脳や心筋、骨格筋、腎臓などのエネルギー源となるケトン体に短時間で代謝され、細胞に吸収されます。


脳はこれまでブドウ糖が唯一のエネルギー源とされてきました。しかし、アルツハイマー型認知症になると、脳では、ブドウ糖を代謝するためのインスリンが働きにくくなり、ブドウ糖をうまく利用できなくなります。そのため、エネルギー不足になり、脳が十分に働かず、認知機能の低下をもたらすことになるのです。


そんなブドウ糖に代わって脳のエネルギー源として注目されるようになったのがケトン体です。ケトン体によって脳のエネルギー不足を補うことで、認知機能が向上する例も確認されるようになっています。中鎖脂肪酸がアルツハイマー型認知症によいとされるのは、このケトン体を効率よく産生するためです。




ザックリ言うと

アルツハイマー型認知症になると脳がブドウ糖をうまく利用出来ない‼︎
脳が充分に働かず認知機能の低下‼︎
そこで中鎖脂肪酸を摂取‼︎
直接肝臓に届き、や心筋、骨格筋、腎臓などのエネルギー源となるケトン体に短時間で代謝され細胞に吸収される‼︎



ケトン体はアルツハイマー型認知症ではうまく利用出来ないブドウ糖に代わる脳のエネルギー源なんですって‼︎




じゃあケトン食だキラキラ
ケトジェニックだキラキラ



低糖質とか、地中海の食事(オリーブオイル、ナッツ、青魚)とか色々出てきます。



今では低糖質に特化した食品やお弁当も沢山あります。経済的な余裕があれば、それらを使う事も出来ます。



ところが……


そうもいかないんです……。




食い道楽の大福の両親です‼︎

そりゃあ食べる事が大好きです‼︎



今まで食事制限なんかしたことのない昭和の人間に食事改善、食事制限なんかストレス以外の何者でもないのです‼︎


ケトン食が良いんだよと母親に言いましたが。


そんなもんイチイチやってられるわけないでしょっ‼︎


ええ。怒られました( ;∀;)


説得どころではありません( ;∀;)







どうしたものかと……。とりあえず自分も炭水化物を抜いてみることに……。

でも。スイカの時点で糖質の摂りすぎなんですよね( ;∀;)






スイカの皮のソムタム🍉


キュウリより歯応えあって美味しかったとです。






スイカ皮のスープ🍉






冬瓜よりしっかりしてて美味しかったとです。色も綺麗だし。






素揚げの煮浸し。


サラダ油がダメならこのメニューは作れない?オリーブオイルとごま油なら良いのかな?

夏の定番メニューなんだけどなぁ。






レタスとサバの水煮缶とトマトのサラダ。味付けは水煮の汁とレモン汁のみ。






牛肉の塩胡椒炒め……米恋しい……。


まぁ。大福はダイエットしなきゃな〜という、数字で結果の出るものだから頑張れますが……



炭水化物で育った昭和の人間に米を抜くとかパンを抜くとか、麺を抜くとか無理難題だという事に気付きました( ;∀;)



チャーハンとラーメン

うどんとおいなりさん

焼きそばとご飯

おはぎとうどん

お蕎麦とお寿司


これらが基本セットなんです‼︎




関東ですから煮物は白砂糖使った甘めの味付け。

厚焼き卵も白砂糖たっぷり。

ポテトサラダやマカロニサラダも大活躍( ;∀;)



大福家は家族全員料理が得意なので、やればできるはずなんです‼︎


しかし命に関わる事じゃないし、そんなもんで治らない、だったら美味しいものを食べたいと考えている様子。



口で言っても理解してくれないので、わかりやすいグラフやサイトを印刷して見せたら、少しだけ関心を持ち始めてくれましたが……



明日は父の糖尿病(今回の入院で始めて。まだかなり初期段階)の診察があるので、そこで食生活の指導をもぎ取って?両親に気付かせなくては‼︎


先生が言ったことだと、多少言うこと聞くんですよね〜……聞かないより良いけどさ(・ω・)



そそそ。家に帰ってきてから、というか薬が効いたのか父が安定し始めました。


毎日かけているのですが、昨日はお母さんが市役所に行ってるとか、さっき洗濯物をどうとか色々教えてくれました。


脳内神経伝達物質を活発にする薬だったかな?


今のところ副作用であるせん妄(性格や行動が荒れるらしい)という症状は出ていないので、それが良い感じに作用しているようです。


ならば、なお一層食事に気をつけた方が⁈




と言っても、今回の検査で


アルコール禁止

タバコ禁止

運転禁止



そうなってしまった父から食べる楽しみすら奪うことは、父と母の為だから仕方ないと言えるのでしょうか?




まだ自分の状況がわかっていて



記憶が無くなってしまう自分の状況にストレスを感じている父


俺は生きている価値がない


入院前、そんな事を言っていたそうです。


クソがつくほど真面目な父です。


多くを語りませんが、どれだけ苦しい思いをしているのか計り知れません。



そんな父を見る母も、どうして良いかわからず困惑、ストレス。



母はそのストレスを兄や私にぶつけ、兄と私が言う事を聞かないで勝手な事を言ってる‼︎と、父にまでストレスをぶつける負のループ。


薬のおかげか退院する時には冷静だった父が、お母さんが荒れていたと教えてくれました。


現在。どちらも落ち着きを取り戻しました。


まずはできるところから。


コーヒーにMCTオイルを入れて飲む。(その際炭水化物は摂らない)

ここからスタートしようと思います。




実家に毎週帰るのは大変ですが



父が電車とバスで行けるのかどうか?

病院から帰ってこれなくなる可能性

母が付き添っても治療内容を覚えていない可能性



これらを考えると、私が治療に付き添い、先生に聞いた薬の飲み方や生活で気をつけることをしっかり伝えれば、両親のQOL(クオリティオブライフ、生活の質)の向上になるはずなのでね。


落ち着いて、兄にお任せできる事が出来るまでは頑張らねば‼︎うさぎキラキラ



食事は両親の意思を尊重させたフリして徐々に徐々にすり替えていきますかね〜。


食いしん坊の家族の食事改善は容易ではないぜよ( ;∀;)



本日はダラダラと、悶々とした、答えのない話にお付き合い下さりありがとうございます( ;∀;)



私のように、これから親の認知症に向き合う方の参考になるかわかりませんが、進展があれば、また綴ろうと思っております。




人に良いと書いて食