ところが月日を経つごとに恐怖心は軽減されました。理由は定かではありませんが、徐々に犬好きになりました。不思議なものです。前置きが長くなりましたが、今日はゴールデンレトリバーのレオン君が研究所前に遊びに来ていました。顔、首、お腹と何度もワシワシしてやると大変喜んでくれました。もっともっとと催促されるのに応じているうちに、こちらの手もよだれでベトベトです。手は獣の匂いになりました。でも可愛いものです。噛まれるだろうという恐怖心はもはやありません。ほんとに不思議なものです。
恐怖心に関する話が8月末の「Cell」に掲載されていました(Cellは生物界で最も権威のある雑誌です)。兵隊たちは戦場から返ってくるとPTSD症状に陥りやすいのですが、その理由をマウスを用いて調べたという報告のようです。結論を簡単に言えば、恐怖心を担う分子機構の一端が解明されたということでした。岡本の恐怖心も月日と共に神経回路が再構築されることで強化されたのかもしれません。恐怖心を克服するということも、分子機構で説明される時代になったということです。
最後に、山口大学時間学研究所の新しいニューズレターが出来上がりましたので宣伝します。色々と記事は載っていてどれも紹介したいものばかりなのですが、以下はその中のひとつです。
タイトル: 『アフタヌーンセミナー2012 in 福岡』
テーマ: 時間医療
日時: 平成24年12月2日(日) 13時~16時
会場: 「NHK福岡放送局よかビジョンホール」
講演者: 明石真先生(山口大学時間学研究所)
市川衛先生(NHK福岡放送局ディレクター)
大戸茂弘先生(九州大学薬学部)
先日放送された「NHKクローズアップ現代」と「NHKあさイチ」のメンバーで構成されています。ご関心のある方はお早めにご都合を調整してお越し頂けたら幸いです。
