ずっと否定していた母からの、多大なる愛を。

 
 
私、母からものすごく愛されていました。
 
 
他の人と比較してしまうと、形がいびつで分かりづらい愛だけど。
 
 
でも、ずっとずっと愛されてた。
 
 
すごくすごく応援してもらってた。
 
 
母なりの独自のやり方で。
 
 
 
でも、それを最初に裏切ったのは私。
 
 
その少し前に父。
 
 
 
バカだったなぁって思う。
 
 
ずっとずっと愛されてないって、勝手に家族ドラマを創ってた。
 
 
愛されてなかったら、私もっと心底嫌なやつになっていたと思うのに。
 
 
 
思いがけない方法で、でも考えると納得するやり方で、母の愛に気づけた。
 
 
 
一見悪い形で現れたけど、結果的には良い気づきになったという。
 
 
不思議だな。
 
 
 
母の熱苦しい程の愛を受け取れなかったのは、私の中の偽善的な部分だった。
 
 
やっぱり、自分に近い器質を持つ父と向き合うことが、一番の近道だったのか…
 
 
今さらだけど、本当に心から母に謝りたい。
 
 
生きている間に母の愛に気づけなくてごめんね。
 
 
 
今さらだよね
 
 
でも本当にごめんね。
 
 
 
母親の愛は、どんな形であっても偉大でした。
 
 
 
 
と、真夜中に泣く私。
 
 
 
本物に触れたことで、自分の偽物さ加減が分かった。
 
 
ショボイ私にショボイって言ってくれる人の大切さを感じた。ありがたいとしか思えない。
 
 
もう、それこそが愛だから。
 
真実を伝えてくれるんだもん。
 
 
耳触りの良い言葉や偽善的な態度、分かったふりして中途半端な理解になって形をなさずに行き場を失っているもの全て、
 
 
つまり、今まで私が心地良いと思ってきたことって本気でショボイと思う。
 
 
だって、そこに真実はほとんどつまってないよね。
ほんとショボイ。
 
 
私はもっと本物の自分を思い出す必要がある。
 
 
 
 
 
私は母から愛されていた。
 
 
だから、私も母や他の人を愛することが出来る。
 
 
不器用ながらも育ててくれて、愛そうとしてくれてありがとう
 
 
ただただ、ありがとう。
 
 
 
そして、私はその受け取っていた愛を、これからどうやって母や他の人に循環していけるのかな。
 
 
 
起きたらまた考えよう