こんにちは、イマココです。
関西中心に神社巡りをしています。
奈良の神社が続いていましたが、今日は初めて地元県の神社さんのお話です。
越木岩神社
越木岩神社(こしきいわじんじゃ)の鳥居をくぐると、その境内は山手の住宅街にあるとは思えない自然のエネルギーが感じられます。境内に天然記念物・越木岩神社社叢林があるのもありますが、なんといっても奥にある磐座(いわくら)のエネルギーが特別なんだと思います。
御本殿のご祭神はえびす様として親しまれている『蛭子大神(ひるこおおかみ)』なので、関西では1月10日の十日戎祭りが行われる神社でもあります。
「商売繁盛笹持って来い」のお祭りですね。
さて、磐座に向かってみましょう。
本殿の左手に参道があります。
吹き抜ける風が清らかな参道。
ここを歩くのが大好きです。
途中、左手に『大国主大神(おおくにぬし)』様がいらっしゃいます。
大国主様は蛭子大神様の父神です。
そして、有名どころだと出雲大社のご祭神です。
先日投稿した出雲大社の記事です。
創造性のエネルギースポット岩社
磐座が見えて来ました。
手前にあるのが『市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)』様がお祀りされている岩社。
その背後に巨石の磐座『甑岩(こしきいわ)』が。
御神体である甑岩と岩社、佇まいがとても神秘的です。
越木岩神社のご利益は、女性守護・安産・子授けが有名です。
甑岩の形を女性に例えられ、岩社の市杵島比売命様が女性を守ってくださるとのこと。
同時に、市杵島比売命様が弁財天様と同一視されることから、芸術の才能を伸ばす・諸芸上達・財運などのご利益も。
わたしはクリエイティブな分野を仕事にしているので、アイデアや技術向上をこちらでお願いさせていただいて、ご利益いただけてます。
創造力(クリエイティビティ)を生み出すエネルギー。
例えるならタロットカードの女帝(ライダーウェイト版では妊婦で描かれている創造性と豊かさの象徴)を彷彿するエネルギーなんじゃないかと。
女性守護ということですが、わたしは男女問わずクリエイターにご利益があるように感じます。ものづくりもゼロから作品を生み出す仕事。よく「産みの苦しみ」「難産」という表現を使いますし、求めるエネルギーとしては子授け祈願、安産祈願に似ていますよね。
芸能関係の方もこちらに参拝に来られると耳にしたことがあります。
実はそちらの方面で密かに話題になっている神社さんかもしれません。
巨石『甑岩』磐座に触れる
六甲山麓には磐座のある神社がいくつかあります。
瀬織津姫様をご祭神とする六甲比売大善神社(ろっこうひめだいぜんじんじゃ)、カタカムナ文明の聖地と言われている保久良神社(ほくらじんじゃ)など。標高が高いと少し行きにくさがあります。
保久良神社には行ったことがありますが、急坂が延々続くので、もう一度行こうと思った時には体力に不安のあるわたしなどはちょっと覚悟がいります(笑)
越木岩神社はバスで近くまで行けますし、周辺は住宅街なので女性一人でも気軽に思い立って参拝できる場所にあります。
わたしが参拝した日も平日ですが、巳の日ということもあっておひとりで来られている女性参拝客がわりといらっしゃいました。
甑岩の側に行ってみます。
大阪城の城壁に切り出されようとしたものの動かなかったという伝承があるそうです。
こちら側↓から撮影すると光の入り具合が不思議な感じになるのです。わかりますか?下の方緑のモヤが入っています。
最初は苔がその部分だけ鮮やかになっているのかと思ったのですが、緑の光みたいです。
たぶんスマホのレンズの仕業かな?と思うのですが。
ファンタジー脳持ちの個人的には、このあたりは精霊さんが多い場所じゃないかと思うのです。「触ってもいいですか?」と一応尋ねてみました。
快く許可を得た感覚になったので触らせていただきました。
甑岩に両手で触れると、岩と繋がるようにエネルギーの循環を感じました。
グラウディングのエネルギーという感覚。
落ち着きます。
浄化されます。
北の磐座へ
越木岩神社の境内は上に続きます。
光で溢れる林が、本当に気持ちいい。
途中に龍神様が祀られている雨乞社があります。
ちょっと主張の強い御賽銭箱が新しく出来ていました。
この御賽銭箱ほかの摂社にも設置されていたのですが、1年前に来た時にはなかったかと。
景観的にはもう少し小さくて良かったんじゃないかな…なんて思いました(笑)
北の磐座に着きました。
芯が通るような感覚とともに包まれるような優しいエネルギー。
懐が深い、そんな感じがします。
磐座はやっぱりグラウディングのエネルギーですね。
柔らかい光が降り注いでいました。
光が差し込むと願いが叶うと言われているそうです。
岩社まで降りて来ました。
越木岩神社にはたくさん摂社があるので紹介しきれません。
六甲山社のご祭神は『菊理比売大神(くくりひめ)』様です。
西宮市には六甲山標高840m付近に六甲山神社(むこやまじんじゃ)という菊理比売様をご祭神とする神社があり、そちらも願いを叶えてくれる隠れたパワースポットと言われている場所だそうです。車がないと行けなさそうな場所にあるので行ったことがありませんが、いつか行ってみたい神社さんです。
六甲山神社の摂末社の廣田神社(ひろたじんじゃ)も同じ西宮市街にある有名な神社で、ご祭神は天照大神荒御魂で瀬織津姫様と同一視されています。ホツマツタエに纏わる伝承などもあって興味深い神社です。こちらは公共交通機関で行けるので行ったことがあり、またお参りに行きたいです。
六甲山には神秘的な伝承と共に強力なエネルギースポットも多いのです。
水神スポット発見
こちらは今回初めて気づいた摂社です。
六甲山社の裏に進まれる方がいらっしゃったのでついて行ったところ…
罔象免神(みづはのめのかみ)様がいらっしゃるではないですか。
小さな池のほとりに小さな鳥居と罔象免神社がありました。
御神水もいただけるみたいです。
(そしてやっぱりこちらにも主張の強い御賽銭箱があるのですね…)
写真を撮り忘れましたが、隣に不動明王様もいらっしゃいました。
越木岩神社は意外と境内が広いですし、北の磐座に上がる途中で海側の市街地を見渡せる眺望も楽しめます。見どころも多い神社さんです。
阪急電車苦楽園口駅近くからバスが出ていたり、上り坂含みますが徒歩でも15分ほどで着くのでぜひご参拝ください。
















