「おい、今日はジャージ履いてけ。」
カレはすまなそうな顔で私に言う。
いつもは魔王の顔で言うのに?
私は?を出しながら「何で?」
「悪い。そこ見て見ろ。」指の先は太もも。
私の白い肌に紅い痕。
えっ?蚊っ?
真正面で都合の悪そうな魔王。
もしかしてーーーーっ。
スカートの丈、ギリの所を少しめくると。
又紅い痕。
ボボボーーーーッと真っ赤になる私。
「シン君!これじゃ、学校ーーーっ」
最後まで言えなかった。カレの大きな手が私の口を塞ぐ。
「だから、ジャージ履け!」
車に乗り学校に向かっている時、私は久し振りのジャージにニヤニヤしていた。
「やっぱり、これが私らしい。えへへへっ。」
曲を聞きながらも、機嫌の悪そうなカレは私を見ているだけ。
紅い痕のお返しは、帰りのトッポギを食べてもいいと言う約束。
曲を聞いているのを良い事に
「でも、この痕は嫌いじゃないよ。だってシン君のものだって言うハンコでしょう」
一人ブツブツと呟いた。
「嫌じゃなかったんだ。又付けてもいいな。」
ニヤリと笑う魔王。
曲聴いてたんじゃないの?朝から嫌な汗が流れ始めた。
皆様、こんばんは。
皆様の所の雨大丈夫ですか?被害が酷くならないように、祈るしかないです。
あっ、話は変わって。
ヤフーブログからここに移動して、話の投稿が400話になったそうです。
パチパチ
アメーバさんから、400話投稿おめでとうございますという表示が
へーっ。まだまだ投稿してないお話があるので、ヤフーの時はもっと書いていたって事だよねー。
私もまだまだ若かった。(笑)
では、おやすみなさい。