いつも私の全てを知るカレの舌。

「触ってみてもいい?」

魔王のような笑みで私を見上げるカレ。

「触りたい・・・?」

無言でブンブン頭を上下に振る。

カレの口がゆっくりと開く。

黙っている私の心臓が急激に可笑しなリズムになる。

私をじらすようにカレの舌は目の前に現れてきた。

私の体は無意識にその舌に触れようとして、近づく。

これがいつも私の全てを狂わす。

想像する度に、私は倒れそうになる。

後1センチで触れそうな時、急に彼の目が開く。

「やっぱり止めた。」と言ってカレはドアに向かって歩き始めた。

カレの突然の行動にビックリして、私は豆腐人形をギューーーッと抱きしめる。

「又、からかったのねーー!」と私の声が叫ぶ。

後ろを振り向いたカレは、ニヤッと笑って部屋から出て行った。








皆様こんばんは。
魔王なカレシリーズ。
初期は本当に短いですね。自分でもビックリ。
大人の話が多いので、又削るのが大変なんですー。
ほんとそのままアップしたいですね。(笑)

FI観戦してきましたー。

最高に楽しかったです。
やはり生は良い!
伊勢巡りもしようとしたけど、やはり時間がなくて二見浦神社だけでした。
おかげ横丁に時間をかけ過ぎた。
でも、出来立ての赤福を味わえたので、仕方ない。

だば、またー。