![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210601/01/akashia93/2c/17/p/o0400040014950556294.png?caw=800)
「ガンヒョーーーン!」急に抱きしめられた彼女は、慌てる。
「チェギョン!どうしたのよ?」真っ赤な顔のまま、彼女にしっかりと抱きついている私を、貼り付けたまま彼女は歩きだした。
「ここじゃ目立つから。」ガンヒョンは車の横に立ち、呆然と立っている皇太子に睨みつけ、校舎の中に入っていった。
「オイオイ、お前の妻はどうしたんだ?」インが立っている。
「アヒルのヤツーー!愛しのガンヒョンに抱きつくなんて、羨ましい~~~!」悔しがるギョン。
ファンはオレの顔を撮っている。
「シン泣きそうだ。」ファンが珍しく話した。
オレは「女の気持ち、まったく判らない。」ポケットに手を入れて下を向いて、歩きだした。
「シン!追いかけなくていいのか?」
「ガンヒョンに後でメールしてみる。今はまったくオレに本心を言ってくれない。」段々顔が険しくなっていく。
「昨日のアヒル、何時も通りお前にベタ惚れだったのに。」考え込む
そうだ、それが当たり前だと思っていた。
お前は、オレだけって。なのに急に。
昨日のホテルの時から、変わった。
思い出せ!
何でアイツが変わってしまったのか、思い出せ。
誰も居ない部屋に連れられて、ガンヒョンは仁王立ちで私を見る。
「で、なんであんなとこで泣きついてきたのか!?教えなさい!」命令形
「ガンヒョンーーー!」又、抱きつこうとしたら
「何時も抱きついているヤツのとこに行け!」指を指した。
「抱きつく事なんか出来ないよ。」下を向く
「はあ?」
「シン君、ヒョリンの事、まだ好きみたい。」
「まさか?」
「だって、昨日シン君の携帯借りて、画像見ていたら、ヒョリンとの画像が残ってた。
それも2人でニッコリ笑い合っているの、凄く幸せそうだった。
てっきりもう、ヒョリンン事何とも思ってないって、私の勘違いだったの。」ポロポロ涙が出てきた。
「シン・チェギョン!アンタの勘違いじゃなくて?」
「うんうん、その後私聞いてみたんだ。私の事好きですかって?
今まで聞いたことなくって。勇気を出して聞いてみたら。」
「玉砕でした。お前はオレの妻だ、何を不満に思う?」言う言葉が返ってきた・。
肝心の言葉が出てこなかったの。ただ、すきだけで良かったのに。
そんな簡単な言葉さえ貰えなかった。
それから、シン君、前に男は好きでもない女でも抱けるって言ってた。
そっかーーッ、私はそっちの方だったんだって、理解できた。
ただの何時でも抱ける女だったなんて。
あの時だって、1回もすきだって聞いたことないもん!」冷たい涙は、止まる事なく私の顔をグチャグチャにしていった。
泣き止まない私を、ガンヒョンはずーッと背中を摩ってくれていた。
すすり泣く教室の窓ガラスに、雪が積もり始めていった。
ようやく泣き止んだ私は、ガンヒョンに説得され教室に行こうとこの教室を出た。
ガンヒョンに手を引かれながら、私の顔は誰にも見せれないほど、腫れあがっている。
「妃宮様がそんな顔で、人前に出れないよ?」トイレに連れて行こうと歩いていると。
校舎のガラス越しに、階段の踊り場見える。
そこのイスにカレが一人座っていた。
「あっ、皇太子。」ガンヒョンも気がつく。
「・・・・。」今は見たくない存在。
「あっ、アイツーーー!」急に怒り出したガンヒョン。
何だろうと思って、顔を上げると。
携帯の画面に、優しくキスをしているカレの姿がいた。
あの携帯の画像には、ヒョリンとの思い出がいっぱいある。
カレは愛しそうに画面にもう1度、キスをしていた。
夫の見てはいけないとこを見てしまった私は、ガンヒョンを引っ張ってその場所を離れた。
皆様、こんばんは。
自分で言うのもなんですが、今日のお話のシン君の横顔きれいですねー。(笑)
最近、男子バレーにはまってます。
いやーっ試合面白いです。
チーム一丸でボールを操る姿に、感動しております。
特に高橋 藍選手がお気に入りー。
コロナが落ち着いたら、ぜひ生で観戦してみたいですね。
では、コメント、いいねボタン有難うございました。
では、おやすみなさい。