「ソウルに帰る前に、スカイツリーが見たい!」
「はあ?」
日本での仕事が終わってすぐに帰りたかったのに。
社長のギョンが我儘を言ってきた。
確かに中途半端な時間、夜の時間のチケットの方が、直ぐに取れるかもしれない。
明日帰るようにチケットをとっていたが、仕事が今日中に片付いたので、さっさと韓国に帰ろうと明日のチケットをキャンセルしていた。
ジーっと睨んでみたが、ギョンには通じない。
「さっさと韓国に・・。」話の途中でギョンが呟いた。
「スカイツリー限定のリラックマがあるみたいだぞ!携帯の画像にはスカイツリーとリラックマのコラボが写っていた。
オレのさっきまでの睨んでいた目が大きく開く。
「よし!スカイツリーに行くぞ!」
携帯を取り出し、アプリを開いて行き方を検索する。
傍にいた韓国語のデキる日本人が「あっ、スカイツリーですか?送っていきますよ」ニコニコ笑いながら言う。
「車出しますから、乗って下さい。」
「イイんですか?」大喜びのギョン、お前-っ、社長なのにその友達感覚な言い方、お前らしいよ。
親切な日本人に送って貰い、見上げた先には高くそびえるスカイツリー。
ソウルタワーなんて小さいな。
あまりの高さに、見上げる度に首が痛い。
ギョンは携帯のカメラで、どうやって撮って良いのかいろんな角度で撮っていた。
冬の季節に日本に来たが、ソウルに比べて寒くないな。
コートの襟を立てていて、マフラーもしようとしたが止めた。
周りを見ると、家族連れか、カップル、おばさん達と、オレ達のように仕事帰りのサラリーマンの姿は少ししか居ない。
親切な日本人に送って貰い、見上げた先には高くそびえるスカイツリー。
ソウルタワーなんて小さいな。
あまりの高さに、見上げる度に首が痛い。
ギョンは携帯のカメラで、どうやって撮って良いのかいろんな角度で撮っていた。
冬の季節に日本に来たが、ソウルに比べて寒くないな。
コートの襟を立てていて、マフラーもしようとしたが止めた。
周りを見ると、家族連れか、カップル、おばさん達と、オレ達のように仕事帰りのサラリーマンの姿は少ししか居ない。
「なーーっ、なんでスカイツリーなんだ?」上を見上げると曇り空が広がる。
「ガンヒョンがテレビでスカイツリーの夜景を見て綺麗だって言うから、今直ぐに見に行こうって言ったら、冷たい目であーやだやだお金持ちは、、自分のお金貯めて見に行くって。俺からお金出して貰うのが嫌なんだって。俺達の周りにはいないタイプだよなー。」バシャバシャ撮る
「俺達は自分の美に金を掛けて、何でも欲しがり、直ぐに腰を振る女しか知らなかったな。
でも、ガンヒョンは違うんだ。自分の考えをしっかりと持ち、研修期間の時の素晴らしい行動力。それに、何にもしてなくてもあんなに綺麗なんだぜ?」二へ―っと笑う。
「で、そんなガンヒョンの為に、見たいって言ってたスカイツリーの画像いっぱい撮って見せてやるんだ。」カシャカシャっ。
「女の為に頑張るなんて、チャラ男をご卒業だな。」
「そんなの、去年の研修で一目惚れしてから、ご卒業したわ。」嬉しそうに笑う。
次期社長なのに、新入社員から始めろと言われたギョン。
研修の時に運命の出会いをした。
仕事のデキる男前なガンヒョンさんに惚れてしまったギョンは、何度も付き合ってくれ!!とお願いし続け。
ようやくおk貰ったのに、社長と言う事が判ってしまい、今は微妙な関係だそうだ。
「シン、あっちの方にも行ってみようぜ。」スカイツリーの根元に立つオレ達は首が痛くなりそうなので、もっと違う場所から見ようと歩き出した。
コートのポケットに手を入れ、愛用のキャリーバックを引きながら歩いていると、長椅子が置いてあった。
「へーっ、人がいないからここ穴場だな。って言うか、こんなに寒いと誰も座んないって。」ギョンは寒そうに息を吐いた。
「シン、あっちの方にも行ってみようぜ。」スカイツリーの根元に立つオレ達は首が痛くなりそうなので、もっと違う場所から見ようと歩き出した。
コートのポケットに手を入れ、愛用のキャリーバックを引きながら歩いていると、長椅子が置いてあった。
「へーっ、人がいないからここ穴場だな。って言うか、こんなに寒いと誰も座んないって。」ギョンは寒そうに息を吐いた。
「そうだな。こんな所に誰も。」居た。それもカップル。
高校生くらいか、女を膝の上に乗せてキスしまくっていた。
「おっ!」ギョンの声で、上に乗っていた女が慌ててキスを止めた。
ギョンはニヤニヤしながら、オレはカップルを見下ろしながら、横を歩いていく
カップル達は都合悪そうに顔を伏せている。
「なー、なー、日本人って恥ずかしいがり屋って聞いてたけど、違うみたいだな。俺達は高校、大学と、女と遊んで何処でもしまくっていたな。」
全くだ。
あの頃のオレ達はしょうもない事ばかりして、今日は、ナンパして、何回したかとか競い合って笑い合っていた。
でも、「忘れた。」
「何だよ!シンが一番凄かったじゃないか!俺達が狙っていた女、皆シンに連れてかれたんだぞー!」
「好きな女に温めてもらえる喜びを知ってしまったんだ、そんな事忘れたさ。」携帯を出してロックを解除すると、チェギョンの待ち受けの画像が出る。
何度見ても可愛い。
「なー、なー、日本人って恥ずかしいがり屋って聞いてたけど、違うみたいだな。俺達は高校、大学と、女と遊んで何処でもしまくっていたな。」
全くだ。
あの頃のオレ達はしょうもない事ばかりして、今日は、ナンパして、何回したかとか競い合って笑い合っていた。
でも、「忘れた。」
「何だよ!シンが一番凄かったじゃないか!俺達が狙っていた女、皆シンに連れてかれたんだぞー!」
「好きな女に温めてもらえる喜びを知ってしまったんだ、そんな事忘れたさ。」携帯を出してロックを解除すると、チェギョンの待ち受けの画像が出る。
何度見ても可愛い。
オレも携帯のカメラでスカイツリーを写した。
中に入り、リラックマの店を探し出し、オレはメガネの位置を直した。
スカイツリー限定のはーっ,キョロキョロと見渡すと、あった。
この中でカワイイ顔のリラックマをと探していると、ギョンが携帯を持ちオレの事を動画で撮っていた。
選びながら「お前何してるんだ?」ワザと低い声で言う。
「いやーっ、シンが、あのシンが!!リラックマを真剣に選んでいるなんてレアだぞ。イン達にも教えないとな。」ニヤニヤ笑う。
「勝手にしろっ。」今はそれどころじゃない、最高に可愛いチェギョンに似合う可愛いリラックマを選んでいるんだ、余所見してられない。
動画を撮るのを止めたギョンは「動画取るのヤーメータっと。」オレの横に並び、リラックマを見た。
「俺はもう、お前達を応援するって決めたんだ。」リラックマを並べてどっちが可愛いか見比べている。
「あっ、この顔カワイイぞ。」ギョンが手渡してくれたリラックマ。
「ギョン。」渡されたリラックマはこの中で一番可愛い顔をしていて、ギョンを見ると、ニコーッと笑っていた。
人の気配がして横を見ると、太った髪の短い日本人のオバさんが、真っ赤になって、見つめ合っているオレ達を見ていた。
「?」なんだ?
「ヤバイ、ヒャーッ!」真っ赤な顔で逃げ出して行った。
「あのオバさん、どうしたんだ?」ギョンも不思議なかおをしていた。
「さあ?な。」リラックマを持ち会計に並んだ。
「ここまで来たんだ、ライトアップも見て行こうぜ。」嬉しそうにはしゃぐ我がホテルの社長。
冬の日の入りは随分早い、時間を見ると、20:30のフライトにはまだ早い。
「仕方ない、少しだけだぞ。」エスカレーターで降りて行く。
二人で英語表記の看板を頼りにウロウロと見ていると「シン!見てもいいか?」
「お前、ライトアップの瞬間を見るんじゃなかったのか?」呆れた声。
「直ぐに選ぶから!シンもアイツに選べよ。」
確かに、これならチェギョンも喜ぶ。
「時間ないから直ぐに選べよ。」オレもこの店の中に入り、一目散にある場所に向かった。
金浦空港に無事に着き、駐車場に止めていたオレの車にギョンを乗せ、チェギョンとガンヒョンさんのアパートに向かう。
アバートまでの一時間の距離をギョンの止まらない言葉を聞く羽目になった。
ようやく着いた時には溜息が出てしまい、早くチェギョンに癒されたい。
今の時間は、社長と秘書ではないので、ギョンは助手席から降り立ち、服を整え男2人は四階の窓の灯りを確認する。
「行くか。」温かい車から降りると寒さがしみるので、コートの襟を立てアパートの階段を上って行く。
「まさかなーっ、お前とこんな事するとは絶対にないって思ってた。」早く会いたいという気持ちが、階段を2段ずつ駆け上がっていく。
「俺も!」ニヤッと笑うギョン。
「出張で疲れていても、会いたくなる。」
「その手に持っているいっぱいのお土産渡したいからだろう?」呆れる顔。
「ポイントと稼がないとな。」頑張れギョン!
4階に着き、彼女達の部屋をノックしようとしたら。
玄関の横の窓ガラスから中の声が聞こえてきた。
「明日になれば-シン君が出張から帰ってくるー。」音程の外れた歌はギョンの目を驚かせる。
チェギョンは可愛くて、性格も良いけども、残念ながら音痴だ。
あのイ・ユルに失恋した時、カラオケで泣きながら歌う音程は崩れっ放し。
でもそんなギャップも可愛いけどな。
動画を撮るのを止めたギョンは「動画取るのヤーメータっと。」オレの横に並び、リラックマを見た。
「俺はもう、お前達を応援するって決めたんだ。」リラックマを並べてどっちが可愛いか見比べている。
「あっ、この顔カワイイぞ。」ギョンが手渡してくれたリラックマ。
「ギョン。」渡されたリラックマはこの中で一番可愛い顔をしていて、ギョンを見ると、ニコーッと笑っていた。
人の気配がして横を見ると、太った髪の短い日本人のオバさんが、真っ赤になって、見つめ合っているオレ達を見ていた。
「?」なんだ?
「ヤバイ、ヒャーッ!」真っ赤な顔で逃げ出して行った。
「あのオバさん、どうしたんだ?」ギョンも不思議なかおをしていた。
「さあ?な。」リラックマを持ち会計に並んだ。
「ここまで来たんだ、ライトアップも見て行こうぜ。」嬉しそうにはしゃぐ我がホテルの社長。
冬の日の入りは随分早い、時間を見ると、20:30のフライトにはまだ早い。
「仕方ない、少しだけだぞ。」エスカレーターで降りて行く。
二人で英語表記の看板を頼りにウロウロと見ていると「シン!見てもいいか?」
「お前、ライトアップの瞬間を見るんじゃなかったのか?」呆れた声。
「直ぐに選ぶから!シンもアイツに選べよ。」
確かに、これならチェギョンも喜ぶ。
「時間ないから直ぐに選べよ。」オレもこの店の中に入り、一目散にある場所に向かった。
金浦空港に無事に着き、駐車場に止めていたオレの車にギョンを乗せ、チェギョンとガンヒョンさんのアパートに向かう。
アバートまでの一時間の距離をギョンの止まらない言葉を聞く羽目になった。
ようやく着いた時には溜息が出てしまい、早くチェギョンに癒されたい。
今の時間は、社長と秘書ではないので、ギョンは助手席から降り立ち、服を整え男2人は四階の窓の灯りを確認する。
「行くか。」温かい車から降りると寒さがしみるので、コートの襟を立てアパートの階段を上って行く。
「まさかなーっ、お前とこんな事するとは絶対にないって思ってた。」早く会いたいという気持ちが、階段を2段ずつ駆け上がっていく。
「俺も!」ニヤッと笑うギョン。
「出張で疲れていても、会いたくなる。」
「その手に持っているいっぱいのお土産渡したいからだろう?」呆れる顔。
「ポイントと稼がないとな。」頑張れギョン!
4階に着き、彼女達の部屋をノックしようとしたら。
玄関の横の窓ガラスから中の声が聞こえてきた。
「明日になれば-シン君が出張から帰ってくるー。」音程の外れた歌はギョンの目を驚かせる。
チェギョンは可愛くて、性格も良いけども、残念ながら音痴だ。
あのイ・ユルに失恋した時、カラオケで泣きながら歌う音程は崩れっ放し。
でもそんなギャップも可愛いけどな。
ギョンが小さい声で「お前よく耐えてるな。」可哀想な顔で見るなって。
「愛だ!」親指を立てて返事をする。
「チェギョン!その音痴治せないの?」ガンヒョンさんの声。
「音痴じゃないよー。」食器のこすれ合う音。
「ハイハイ。よく本部長が耐えてるわよねー。」
「だから、音痴じゃないって。」
「顔が可愛いのにねー、残念だわ。」
「ガンヒョン!もー!」
二人の素の会話をもう少し聞いてみたくて、ソウルの寒い夜の中、オレ達はドアをノックするのを止めている。
「それより、ガンヒョンはギョン君のことどうするの?」
「うん?うーん。」ギョンは自分の話題が出た事に目を輝かせる。
「好きなんでしょう?社長だけど、ドーンといっちゃえー!」
「アンタ他人事だと思ってー、社長だよ?我がホテルで一番偉い人だよ、。私には無理だよ。」
「ガンヒョン。ようやく付き合えたのに?別れちゃうの?」
「社長って事は、もしかして、もしかしてよ。ギョンと結婚すると社長夫人だよ?私が?ただの一般家庭に生まれた普通の人だよ。
好きにならなきゃよかった。悩んでばかりで、頭おかしくなりそう。」
「ガンヒョン。」ガンヒョンさんの声が涙声になっていく。
「本部長の事凄く嫌ってたのに、チェギョンがこんなに本部長にメロメロになるとは、まっ私もチャラい男を好きになるなんて、人生の誤算だわ。」
「二人とも、幸せな誤算だね。」クスクス笑う声が聞える。
もう耐えられない。
ドアをどんどん叩いた。
「こんな夜にどちら様ですか?」鍵を外して扉を開けた途端チェギョンの驚いた顔が出迎えた。
「えっ?」
彼女が驚いている隙にギュッと抱きしめた。
「えーーーーーっ!!」
ギョンの声もガンヒョンさんに抱きついているみたいだ。
「ガンヒョン、俺頑張るから!だからもう一度ちゃんと付き合おう。」
「わ、私で良ければ、ずーっとシン君の事温めてあげます。」驚きの顔が頬を染め恥ずかしそうな顔になる。
「それに体だって、スレンダーってよく言われるけど、ただ痩せてるだけで、色んな女を知っているギョンなんか直ぐに飽きちゃうはずよ。」
「ガンヒョン!ギョン君はそんな男じゃない筈だよ!!ちょっとチャラいけど、あんなにガンヒョンの事好きなんだから、覚悟はしているはず!
ガンヒョンの歴代の彼氏の中でも、一番熱く愛を注いでくれてる。それに、シン君の親友さんだからね!安心して飛び込んじゃえ。」
「チェギョン。アンタさり気なく、自分の彼氏自慢したわね?」泣き声に笑いが入る。
「だってカッコイイだけじゃなく、仕事もデキるし、いっぱいの愛もくれる。そんなシン君の親友さんが好きなオンナにだらしない訳ないじゃない。早く明日にならないかなー。」外で聞いているオレ達は顔を見合わせ苦笑いをする。
「だってカッコイイだけじゃなく、仕事もデキるし、いっぱいの愛もくれる。そんなシン君の親友さんが好きなオンナにだらしない訳ないじゃない。早く明日にならないかなー。」外で聞いているオレ達は顔を見合わせ苦笑いをする。
「本部長の事凄く嫌ってたのに、チェギョンがこんなに本部長にメロメロになるとは、まっ私もチャラい男を好きになるなんて、人生の誤算だわ。」
「二人とも、幸せな誤算だね。」クスクス笑う声が聞える。
もう耐えられない。
ドアをどんどん叩いた。
「こんな夜にどちら様ですか?」鍵を外して扉を開けた途端チェギョンの驚いた顔が出迎えた。
「えっ?」
彼女が驚いている隙にギュッと抱きしめた。
「えーーーーーっ!!」
ギョンの声もガンヒョンさんに抱きついているみたいだ。
「ガンヒョン、俺頑張るから!だからもう一度ちゃんと付き合おう。」
「チェギョン、寒かった。」ギューーッと抱きしめる。
「シン君、なんで?明日帰って来る筈じゃ・・」ギューッと抱きしめられて辛そうだ。
「土産渡すだけっと思ったんだが、寒すぎる。」温かくて可愛い体の温かさをもっともっと欲しがる。
「シン君、コートが冷たいです!どうしたんですか?」オレを見上げる彼女の顔が驚いている。
「チェギョン、きょうこのまま一人で家に帰ってしまったら、きっと寒すぎて寝れない。だから、温めてくれ。」彼女の温かい心を知り、もっともっと心も体も温かくなりたい。
「シン君のお家はセレブアパートで暖かいから、私がいても寒くない筈では?」又、ギュッ抱きしめる。
「まったくー、わざとか?オレはお前じゃないとダメなんだ。」温かくて柔らかい体を撫でまわす
「まったくー、わざとか?オレはお前じゃないとダメなんだ。」温かくて柔らかい体を撫でまわす
「わ、私で良ければ、ずーっとシン君の事温めてあげます。」驚きの顔が頬を染め恥ずかしそうな顔になる。
「ギョン、オレ達行くから。お前たちどうする?」声だけで確認する。
「ガンヒョン、今日此処に泊まって行っても良い?」
「ダメ!ここは私とチェギョンの部屋なの!泊まらせない!!」
「と言うわけで、タクシーで行くから。」
「じゃあ、ガンヒョンさん、チェギョンを連れて行くから。」ギョンに抱かれている彼女を見る。
「お手柔らかに~~。」
アパートに着き、チェギョンに温めて貰おうと風呂の準備をし始めた。
2人で階段を降りて行こうとしたが「あっ、ガンヒョンさん、そいつお薦めだから貰ってやって。」手を振り階段を降りた。
「シン君、今日シャワーもう浴びました。」髪の毛を触ると、まだ湿気ていた。
オレは土産を思い出しキャリーバックから取り出した。
「シン君、それ。」
「東京のスカイツリーで買ったんだ。かんざしという名だ。」オレは彼女の長い髪の毛を纏め
「店員からやり方聞いたから」一つに纏めて、かんざしを刺し、グイッと捻った。
たった一本のかんざしでこの長い髪の毛が綺麗にまとまるなんて、凄いな。
洗面所の鏡で纏まった髪型を見ていると「あっ!キティちゃんですね!」目を輝かせピョンピョンと跳ねる彼女
「シン君、ありがとうございます!てっきりお土産って言うから、又ペロベロキャンデーかと思ってました。」
「あー、あれかー。もうご卒業だろう?」彼女の顎を掴み、クイっと上げキスをする
突然のキスにビックリしながらも、オレの舌に絡みついてくる彼女の舌。
存分に味わい、ゆっくりと離れる。
「ほらっ。ペロベロキャンデーなんかもう要らないだろう。」ニヤ~っと笑う。
真っ赤になりながら「シン君!」オレを睨む。
「まったくー、何度も言ってるのに、お前のその見上げる目に唆られる。」彼女が着ていたフリースを一気に脱がせ、キティーちゃんのキャミと目が合う。
「店員からやり方聞いたから」一つに纏めて、かんざしを刺し、グイッと捻った。
たった一本のかんざしでこの長い髪の毛が綺麗にまとまるなんて、凄いな。
洗面所の鏡で纏まった髪型を見ていると「あっ!キティちゃんですね!」目を輝かせピョンピョンと跳ねる彼女
「シン君、ありがとうございます!てっきりお土産って言うから、又ペロベロキャンデーかと思ってました。」
「あー、あれかー。もうご卒業だろう?」彼女の顎を掴み、クイっと上げキスをする
突然のキスにビックリしながらも、オレの舌に絡みついてくる彼女の舌。
存分に味わい、ゆっくりと離れる。
「ほらっ。ペロベロキャンデーなんかもう要らないだろう。」ニヤ~っと笑う。
真っ赤になりながら「シン君!」オレを睨む。
「まったくー、何度も言ってるのに、お前のその見上げる目に唆られる。」彼女が着ていたフリースを一気に脱がせ、キティーちゃんのキャミと目が合う。
「今日はかんざしとお揃いだな。」
オレのムラムラモードのスイッチが入ったのに、バスルームからは適量のメロディが流れ始めて来た。
フーっと溜息を吐き「さーーっ、チェギョンに温めて貰いますか。」
ワイシャツからネクタイを外し、ボタンをゆっくりと外していった。