今日は、室長の出戻り飲み会。

 
まっ、課長が復帰する間だけどと思われるが。
 
経理部としての飲み会は、久々なので皆盛り上がっていた。
 
って言うか、室長の周りに十人位のオネー様方が囲む。
 
もう、目も当てられない位の押しで、私は嫉妬を忘れるほど女子の凄さをマジマジと見ていた。
 
「チェギョン、アレいいの?」刺身を口に入れながら、小さい声で呟く。
 
「う~~ん。嫌だけど凄いなーと関心してます。」
 
「アンタ嫉妬しないの?」意外な顔で私を見る。
 
「慣れちゃった?」
 
「慣れたってどういう事?」彼女の箸が止まる。
 
「だって出掛けると何時もあんな風。私が傍にいても、イケイケオネーサン達は、シン君に突進してくる。アハハッと苦笑い。
 
「アンタが居ても、声掛けるんだ。そりゃー、きついね。」
 
「うん。まっ、付き合う前からそうだったから、慣れるしかないねー。」マグロのすしを口に入れた。
 
「慣れれるかなー。」ボソッと言う。
 
「ガンヒョンとこのギョン君は、ガンヒョンしか見えてないからね~~。此処の社長だし、身長もシン君ぐらい、顔だってメガネ掛けるとカッコ良く見えるから、。女子が近寄っても、ギョン君には見えてないからな~。」クスクス笑う。
 
「アイツ、見合いの話がいっぱい来て困るって。」箸を動かし始めた。
 
「えっ?見合い?」
 
「そうそう、我がホテルの社長だもの、良いとこのお嬢さんと結婚するのもお仕事だからね。」刺身を口に入れた。
 
「ガンヒョン、ギョン君はそんな事する人じゃないよ。」私はバンっ!とテーブルを叩いた。
 
その音に、みんなの視線が私に集まる。
 
「あっ。」すみませんっと頭を下げて、皆に謝る。
 
ジロッとシン君の視線が痛い。もうーー、子供みたいだって思われたよーー。恥かしいーー。
 
慌てて、近くにあったお酒をグビっと飲んだ。
 
「チェギョン、ありがとうね。」
 
「あっ、うん。あんなにガンヒョンにベタ惚れなんだもの、ガンヒョンは信じてれば良いよ。」ニヤッと笑う。
 
「アハハハッ。まっ、どうなろうと受け入れるしかないね。」
 
「ガンヒョーーン。」
 
「それにしても久々に話したよね。同じ部屋に住んでるのにって言うか、アンタ居ないし。」ジローッと室長を見る。
 
「ガンヒョンだって、家にいないよね。」二人顔を合わせ、ニヤッと笑う。
 
「大学に入ってからずーっと私達一緒に住んでたけど、何時か離れないといけないんだよね。」
 
「そうだね、ずーっと一緒だと思ってた。」綺麗に笑うガンヒョン。
 
「ガンヒョンといると楽しかったし、愚痴いっぱい聞いてもらってた。」
 
「全く、アンタといると寂しいって事がなかった。」
 
「でもね、それ以上の人がお互いに現れちゃったね。」私の目線は、綺麗な仕草で食事をしている室長に目がいく。
 
「そうだね、私はまだ悩み中だけど。アンタは決定的でしょ?」室長を見る。
 
「アハハハッ、うん。」誤魔化せないほど真剣な想いに真っ赤になる
 
「幸せ?」サーモンのカルパッチョに手をつけて、私に食べさせる。
 
「うん。」何度も美味しいと頷く。
 
 
 
 
 
 
 
「何お前ら、やってるんだよ。オレもやりたい。」いきなりムン・ジェウォンが私達の間に入ってくる。
 
自分の箸を持って、私に食べさせようとする。
 
が、私は自分の口元を手で隠して阻止する。「ダメーーー。」
 
ガンヒョンは、ムン・ジェウォンの手をガシッと掴み「それは止めなさい。チェギョンの彼氏に殺されるよ。」真剣な目で言う。
 
「チェギョンに彼氏?」
 
「そうよ、とっても嫉妬深いからね。」
 
「居たのかよ、俺に教えなかったじゃないか」
 
「教えてどうするのよ。」ガンヒョンはシッシッと手を振る。
 
「くーーーー、俺が狙っていたチェギョンなのに。いや、諦めない。」私の飲んでいたお酒のコップを一気に飲み干した。
 
「ちょっとー、私のコップ!」慌てて見ても、中身はなかった。
 
「よし、オンナ慣れしている室長に相談してくる。」立ち上がり、室長に向って行った。
 
「ちょっとー、チェギョン。ムン・ジェウォンッたら、室長に行っちゃったよ。」やばそうな目でガンヒョンは慌てる。
 
「止めないと。」私とガンヒョンは、一気に立ち上がり室長を目指した。
 
 
オネー様達に囲まれている室長。
 
慣れているなんてウソ
 
室長に周りのオンナの人が、わんさかいるのだって見たくないし、離れてーって暴れたい。
 
付き合う前なら、当たり前の光景だから、なんとも思わなかったけど、今毎日カレへの気持ちが大きくなっている時に、こういう光景は嫌だ。
 
でも、室長にも大人の付き合いが有るから、こういう席での嫉妬は子供染みてると思い、我慢していた。
 
ムン・ジェウォンを止めようと近づいた時に、足が硬直してしまった。
 
 
私のシン君に近づかないで。
 
 
ヤバイ、思わず言いたそうになった口元を押さえる。
 
「室長、俺、シン・チェギョンの事が好きなんですけど、彼女は付き合っているオトコがいるみたいで。俺、そのオトコから奪い取りたいんですよ。どうしたら、いいんですか?」皆の前で堂々と言ってしまった。
 
ガンヒョンと私は寄り添い「言っちゃったよー。」落胆の声しか出ない。
 
周りのオネー様方が
 
「えーー?チェギョンに彼氏ーー?マジで?」
 
「チェギョンって、中学の彼氏待っている夢みる乙女じゃなかった?」
 
「私に彼氏がいなくて、なぜチェギョンにいるーーー。」色んな言葉が飛び交う。
 
「シン・チェギョンに彼氏?」騒いでいる声の中に、一際私の耳に聞こえてくる室長の声。
 
「そうなんですよ。室長ーー。釜山から来て一目惚れして、何度もアプローチ掛けていたんですけど。シン・チェギョンの彼氏が諦めて、俺の事好きになって貰える方法って、どうしたらいいんですか?」お酒が入っているムン・ジェウォンはベラベラと言う。
 
彼は知らない、室長の顔色が変わった事を。
 
「ちょっと、室長の顔マジになったよ。」ガンヒョンの声が慌てる。
 
「こんな席だから、室長も何も言わないって。」私は無意識にガンヒョンの手を握る。
 
 
「ムン・ジェウォン、室長とシン・チェギョンは、微妙な関係なの。そんな事相談しないの。」
 
「微妙な関係って?」
 
「だってね~。シン・チェギョンは室長の事嫌ってるって事皆知ってるし、室長もシン・チェギョンに厳しいし。だから相談なんかしちゃダメよ。」
 
「知ってるけど、恋のベテラン何人もの女性を落としてきたイケメン室長に、恋の手ほどきを聞きたかったんですよ。室長、たのんます。」両手を合わせて、頭を下げた。
 
「ムン・ジェウォン。」さっきまで騒いでいたオネー様方が静かになる。
 
「シン。チェギョンの。」静かな場所に室長の声が響く。
 
「お時間になりました。」さり気無くウエーターが、幹事さんのとこに来た。
 
「悪い時間だそうだ。ムン・ジェウォン後でな。」室長は立ち上がりスーツの上着を着る。
 
「室長ーー、続きはーー。」皆の声が騒ぐ
 
「2次会でな。」スーツの上着を調えながら、笑う室長。
 
「ハイ、着いて行きますーーー。」ムン・ジェウォンとオネー様が叫ぶ。
 
私とガンヒョンは、ホッとして帰る準備をしに、席に戻った。
 
黒のタートルにベージュのスキニーパンツに乗馬ブーツを合わせていた私。
 
黒のタートルの上に、大きいストールを巻きつける。
 
「チェギョン、アンタ色気が出てきたね。」ガンヒョンがジロジロと見る。
 
「えっ?ないないって。」シン君から買って貰ったカワイイカバンを持ち、コートの預かり券を出す。
 
「何かね、子供っぽさがなくなってきたかなー。ちょっと寂しいな。」ガンヒョンもカバンをもちながら言う。
 
「そのバックかわいいねー。」ガンヒョンが指をさす。
 
「えへへっ、かわいいでしょう。前に買い物行ったときに買って貰ったんだ。お高いブランド品じゃないけど、自分に似合うのを選んだ。」カバンをスリスリとする。
 
「ちょっとー、人が褒めたばかりで、なぜそれをする?」冷たい目。
 
「ガンヒョンッたら。」肩を叩いた。
 
「痛いよ。もう今日は2次会に行こう?今日は良いんでしょう?室長も行くって言ってたしね。」
 
「うん。行こう。たまにはトコトン付き合っちゃうよー。」私とガンヒョンは腕を組み、カウンターに向う。
 
 
 
 
 
今日の飲み会は、自分達のホテルじゃなく、ライバル会社での席だった。
 
ライバル会社の割りに、食事が美味しく安かった。
 
皆でガヤガヤとエレベーターを目指す。
 
私とガンヒョンは腕を組み、皆と一緒にエレベーターを目指す。
 
たまには親友のガンヒョンと、飲み明かす日もいいね。
 
ちょっとばかり酔ってる私は、ガンヒョンに寄り添う。
 
「又、こうやって飲みに行こうね。」
 
「はいはい、アンタの彼氏に言ってやって。嫉妬般若は出させてくれるかな?」笑うガンヒョン。
 
私達の階にエレベーターが着た。
 
全員は乗れないので、二手に分かれて降りる事になった。
 
私とガンヒョンは隣のエレベーターが着たので、残りの皆と乗った。
 
二手にわかれても、人が多くてギューギュー詰めだった。
 
私とガンヒョンは奥へ奥へとやられ、壁に体を付けてしまった。
 
「もう凄いね。」
 
エレベーターは、1階に止まり、扉と共に人々を開放する。
 
私は、ガンヒョンと腕を組み、一緒に降りて行こうとしたら。
 
左腕を捕まれた。
 
「えっ?」力強い手は大きく、私を簡単に引っ張った。
 
ガンヒョンと一緒に体がおかしく止まる。
 
「どうしたの?」ガンヒョンが振り向くと「あっ。」私の右腕から、ガンヒョンは腕を外して、エレベーターを降りた。
 
開くボタンを押していなかった扉はゆっくりと閉じる。
 
ガンヒョンは、私に手を振り大きな口の形で、バイバイ。と作った。
 
完全に閉まった扉。
 
私の左腕を掴んでいた腕は私から離し、階数ボタンを押していた。
 
「室長ーーーー。」酔いも吹っ飛んだ。
 
ジロッと上から見下ろされた。
 
「もう、仕事は終わったんだ。名前で呼べ。」
 
「何で?」
 
エレベーターはグングン上に上がっていく。
 
シン君は、スーツの胸元から、カードキーを出し「今日はここに泊まろうと思うけど、どうする?」チラチラと私に見せる。
 
「2次会に行かなくても良いんですか?」
 
「2次会よりも、お前のほうがイイ。それとも2次会に行きたいか?」カードキーは私の目の前まできている。
 
「今日は、ガンヒョンとトコトン飲む約束でした。」カードキーの揺れが止まる。
 
「引き止めて悪かった。オレは降りるけど、お前はガンヒョンのとこに行け。」淡々と言うシン君は、カードキーをポケットの中にしまおうとした手を、私はガシッと掴んだ。
 
「シン君といたいです。」カレの顔が驚く
 
エレベーターが止まり、扉が開きカレは私の腕を引っ張って、部屋NOを探す。
 
お目当てのNOのとこに、カードをかざす。
 
扉を開けて、私を入れて自分も入る。
 
「ガンヒョンとの2次会よりも、みんなとのカラオケよりも、シン君は私にとって、こんな大きな存在になってしまったんですよ。」扉の入り口でカレを見上げて言う。
 
シン君の体が私の体に降りてきた。
 
ギュッと抱きしめる。
 
「やっぱ、この部屋取って良かった。家まで何かもたない。」ギュッと抱きしめながら私の唇に、自分の唇出覆いつくす。
何度も吸い付く唇は荒い息を生み出す。
 
「し、しんくん、いきが・・。」
 
「もっと、もっチェギョン欲しい。」絡み合う唇の隙間には、舌先も絡み合っていた。
 
「シン君、お酒飲んだんじゃ。」
 
「お前を抱くのに飲むなんてバカな事しない。ちゃんと飲まないようにしてた。」
 
前の時は、酔わないと抱けなかったが、チェギョンとはする時には、絶対に飲まない。
 
お前の全てを知りたいのに、酔ってられない。
 
前にコソっと言った言葉。
 
それをちゃんと守ってくれるカレ。
 
もう何処まで好きにならせるつもり。
 
カレのキスに溺れ始めた私は、もっともっとキスを求める。
 
私とカレの体は、傍のベットに崩れ落ちていった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ホテルの1階に着いて、エレベーターの中で、私はチェギョンの腕を捕まえる室長を見た。
 
室長の口元は悪いと謝っていた。瞬時に判り、私は二人にバイバイと告げた。
 
経理部の人達が、次の2次会に行こうと歩き出した時、「あれ?室長がいない?」
 
「本当だわ?何処行ったの?」慌てるオネー様達。
 
私は一人笑う。もう上に行っちゃったよ。
 
ムン・ジェウォンも「チェギョン~~~、何処行った~~~。」ウロウロと探している
 
もう、アンタもかよ、上だって、まさか経理部の嫌いなもの同士がカップルなんて誰も思わないよ。
 
一人でクスクスと笑って「さー、皆さん。2次会に行きましょーー。」先輩方の手を引っ張ってホテルから出た。
 
「えっ?」入り口の真正面に、黒光りの高級車が止まっていた。
 
「ガンヒョン。」慌てて下りてくる、我がホテルの社長。
 
「迎えに着た。」アンタねー、そんなアホみたいな顔で降りてこないでよ。
 
ほらっ周りの皆様が驚いてる。
 
私の耳元に顔を近づけて「シンから、LINEが着たんだ。チェギョンを連れて行くから、ガンヒョンが一人になる。迎えに来いって。」ニヤニヤ笑う社長。
 
 
「2次会」今日はチェギョンとトコトン飲む予定だった。
 
「俺と一緒に風呂はいろっ。」
 
「バカ。こんなとこで、言わない。」横腹にボスッと入れる。
 
「ガンヒョン、何時もより丹念に洗うから。」必死に言う。
 
「仕方ないなー。アンタのとこのシャンプーって私の髪に合うんだよね」下を向きながら言う。
 
「そっかー、じゃあ何箱も買っておく。」私の腕を掴み、黒光りな車に乗せた。
 
先の事は判らないけど、今ギョンといると私は、幸せを感じる。
 
チェギョン、アンタも幸せだよね。走り出した車の窓から、ホテルを見上げた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オレの出戻り飲み会の後、ホテルに泊まった。
 
チェギョンを思う存分味わった後、2人共何時の間にか眠ってしまった。
 
フッと目を覚ますと、部屋はまだ暗かった。
 
ボーっと天井を見上げるとオレの部屋じゃない。
 
でも直ぐに気がつき、アァチェギョンと一緒に泊まったんだ。
 
ピタッとオレにくっついて寝ている彼女の温かさを感じる。
 
彼女の腕を触り温かさと、柔らかさを何度も確かめる。
 
その度に彼女の口からは、言葉にならない音が聞こえる。
 
ベットの時計を見ると9時10分。
 
此処のホテルのチェックアウトは、12時なので余裕で彼女を味わえる。
 
よし。体を起こして、彼女の眠りも覚まそうと。
 
スマホが突然鳴りだした。画面を見るとギョン。眉間に皺が寄る。絶対に悪い事しかない。
 
オレはじーっとスマホを見ていたが、無視を決め彼女に覆い被さった。
 
耳元にかぶりつき、名前を呼ぶ。
 
「チェギョン、チェギョン。」名前を呼びながらも、彼女の耳たぶをかじり、後ろにキスをする。
 
「もう、くずぐったい。」ようやく起きた。イヤ目は開いてない。
 
「ホラッ、起きろって。」耳元から首元に舌を使い降りていく。
 
「シン君、ダメだって。」よじる体はオレから離れようとしている。
 
離れるなんて、許さない。ガシッと彼女を押さえ込む。
 
二人の目が合う。
 
オレは彼女にキスをしようと顔を降ろしていく。
 
すると、彼女の手がオレの唇に手を当てる。
 
「スマホ出てください。」真面目な顔
 
彼女の手の平に、オレの舌を這わせる。
 
「も!!」慌てて手を離す彼女。「電話きっと嫌な誘いだ。」
 
「シン君、お仕事優先じゃないと、嫌いになりますよ。」キっと睨む。
 
「オレは、仕事よりチェギョン優先なんだけど。」ニヤッと笑う。
 
グッと堪える彼女の顔、ホッペが段々赤くなっていく。
 
「そんな言葉、言ってもダメです。早く電話に出てください。」体を起こして、オレをグイグイとスマホに近づける。
 
仕方なくスマホを取り、ずーっと鳴っているスマホの通話ボタンを押した。
 
「シン!」朝なのに元気な声。
 
余りもの声量に、オレはスマホを耳元から離し「お前土曜日の朝だぞ。」チェギョンをオレの体の間に置いた。
 
ギュッと抱きしめながら、「悪い、急な食事会になった。お前を気に入っている会社だから、付き添ってくれよ。」悲痛な声。
 
膝の間に置いたチェギョンの体を優しく触りながら「嫌だ。そんなのお前とインで乗り越えろ。オレは今は、経理部だ。じゃあな。」ボタンを押そうとしたら、チェギョンが手を伸ばして「シン君、ギョン君を助けてあげて下さい」体を伸ばしてオレの頬にキスをする。
 
「お仕事頑張るシン君、カッコイイです。」体を又伸ばして違う頬にもキスをする。
 
「コホンッ仕方ない。その代わり、チェギョンと一緒の代休な。」スマホの電源を落とした。彼女の体をギュッと抱きしめた。
 
離れたくないのに、今日はずーっと抱きしめて、イチャイチャしていたかったのに。
 
離してしまう。
 
「シン君。行く準備しないと。」慌ててオレの下から離れて行く彼女。
 
ガックリと肩を落として、後を付いて行こうとしたが、フッと思い出しスマホの電話帳のボタンを押した。