シン君の家のドアを開けた。





会社の駐車場で、待ち合わせした私達は、そのまま近所のスーパーに買い物をしに行った。

こんな風に買い物するのは、初めてで頬が自然と赤くなっていた。

「うん?チェギョン。頬赤いぞ。」革の手袋を履いていたのを脱ぎ、カレの指は私の頬を触る。

「何ともないです」

「イやなんともあるだろう?頬赤くて眼がキラキラ。」

「シン君に見惚れてたんです。」ひーーーー!!恥かしい言葉。

「おっ!!不意打ちな言葉。」笑うシン君。

カレは革の手袋を嵌め直し、私の手を取った。

「オレも早く、お前の顔見ていたいから、早く買い物して帰ろう。」とんでもない事をサラーッと言うシン君。

だから私も「ハイ、私もゆっくりとシン君の顔みたいです。」ニコッと笑った。

シン君の頬も少し緩んだ。「マッハで買い物終らせる。」



 

 

 

 



玄関で靴を脱いで、シン君は中に入っていく。

私は、シン君と自分の分を下駄箱に入れようとして、二つの靴を見た。

男物の靴と女物の靴。

大きさが全然違う。

カレは身長が有るから、足もそれなりにデカイ。

私は、少し身長が有るのに、足は小さい。

二人の靴を揃えてニヤニヤする。

又違う角度から、見てニヤニヤする。

「ヤバイです、この靴見ているの飽きません~~~~~。」


「オイ、何やってる?」コートもスーツも脱ぎ、パーカーにスウェットパンツのシン君が私の元に来た。

でも、髪の毛はスーツ用のセットした髪型なのでちょっとこの格好に合わない。でも、かっちょえー。

「えっ?靴比べてました。大きさが違ってビックリしました」

「当たり前だろう?」

「シン君も見てください、何かね大きさの違いにポーッとなっちゃって。ずーっと見ていたいです。」

「見ていたい気持ちは判るけど、飯作るぞ。」

あんなに付き合い始めた頃外食ばっかだった二人。

今じゃあ、自分達の家で食べるようになり、毎日二人で作る。

「えーーー。でも、お腹減ったので仕方ないです。」立ち上がり二つの靴を下駄箱に入れた。

カレから背中を支えながら歩いていくと、体をシン君の前に立ち、カレの腕を取った。

そして、カレと腕の長さの違いを知る。

「チェギョン?」

足の長さも比べ手の平も合わせ・・長さの違いを知る。

「私とシン君、こんなに違うんですね。後身長も」伸び上がりシン君の身長を比べる

「えへへっオトコですね。」

「チェギョンまだ確かめてないとこ2つ有るぞ。」

「へっ?」

「オンナとオトコの違い胸と此処だ。」シン君は私の両腕を掴み自分の胸に手を当てさせ、私の指で胸をなぞらせた。

その後、私の胸に指を置き二つの膨らみをなぞり、中心部に向って胸を弾く

シン君の指は、自分自身を指差し私のも指差す。

「そんなに、確かめたかったのか?じゃあ、先に。」私の手を引いてまだ温まっていない寝室に入った。

「エッ?シン君?}

「お腹減ったけど、研究熱心なチェギョンの為に頑張るか。」にやっと笑う。

「イヤイヤ研究するほど熱心じゃなくて。」シン君から離れようとしたががしっと担がれた

「さーーー、オレとお前の違いもっと探すぞ。ベットに辿り着き、ドサッと下ろされた。

私の足に自分の足で固定して、私が逃げないようにして。パーカーを脱いだ。

「シン君、お腹減りましたーーーー。」ジタバタと暴れる私。

「却下。」シン君はゆっくりと私に覆い被さってきた。