アミノ酸の一般的な構造は、アミノ基とカルボキシル基の両方を持つことが特徴です。

アミノ基とは、上の図の左側にあたります。

(Nが1つとHが2つあるもの)

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アミノ基はアンモニアNH3(上の図)からHが1個外れてできた原子団NH2です。

一方、カルボキシル基は右側になり、COOH(上の図)となっています。

 

また、RはResidue(残基)の略であり、この位置に様々な側鎖が結合することによって、違った特徴を持つ、異なった種類のアミノ酸になります。

アミノ酸には、炭水化物にも脂質にも含まれていない窒素原子(N)が含まれていることが最大の特徴であり、窒素原子はアミノ酸の特徴を出すためには他にかけがえのないものであるが、アミノ酸がエネルギー源として用いられる場合には、この窒素原子の処理が問題になる。

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上の図のグルコース、フルクトースともに炭水化物の中の糖質ですが、その原子に窒素原子(N)は含まれておらず、エネルギー源としては最もクリーンであると捉えることができます。

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上の図のステアリン酸、リノール酸ともの脂質でありますが、糖質同様に窒素原子(N)は含まれていません。

 

ただ、脂質をエネルギー源にする場合は、時間がかかりカラダに負担がかかってしまいます。

 

その理由としては、カラダは糖質を優先的に使用するようにプログラムされていることが挙げられます。

 

今回の内容をまとめると以下になります。

 

・アミノ酸の一般的な構造は、アミノ基とカルボキシル基を持っている。

・アミノ酸は窒素原子(N)が含まれていることが最大の特徴であるが、アミノ酸がエネルギーとして用いられるときには、その窒素原子を処理することが問題になる。

 

今回は以上になります。