熱心な新興宗教家庭で育って「嫌だった事」「良かった事」「学んだ事」


嫌だった事

・兎に角その宗教信者家庭で恥ずかしかった。

・人から馬鹿にさらたり揶揄われたりした。

・他宗教は絶対に許されないため、修学旅行で歴史的建造物の神社仏閣に行っても手を合わせてはいけなかった。

・子供の頃地域の祭りに参加が出来ないので恥ずかしく悲しく納得できず、周りの皆んなが楽しく参加できる事がとても羨ましかった。

・他宗教信仰者の悪い話や入会している宗教団体を脱会した人の怖い末路の話を子供の頃から聞かされ洗脳されていたため、30代後半まで神社仏閣参拝など恐ろしく出来なかった。


良かった事

・生まれた時からの新興宗教家庭で洗脳されていた為に、某テロ宗教やお布施宗教など怪しい他宗教に関わる事がなく被害に遭わなかった。

・大人になってから某新興宗教2世とは恥ずかしく言えませんでしたが、同じ宗教を信仰している人には抵抗なく仲良くなれた。


学んだ事

・宗教の違いは関係なく純粋に信じるものがある人は何かあっても精神が強い。

・歴史のある宗教は生きる上での取り扱い説明書的存在。

・宗教を自分の人生に利用しても、自分の人生を絶対に利用されてはいけない。


新興宗教2世で洗脳されていた私は、今ではすっかり洗脳も解けて定期的に神社参拝に行ったり、禅宗に興味が湧き本を何冊も読んだりYouTubeで教えを聞いたり、自宅で坐禅の真似事まで始めるようになりました。

次は禅宗のお寺で座禅や写経に挑戦したいと思っています。


宗教は恐ろしくも幸福にも、生かすも殺すも、各々の捉え方次第だと思います。

宗教に利用されるのではなく、こちらがとことん宗教を利用すれば良いのだと思います。