痛くない痔の日帰り手術日記-保存版。 -2ページ目

痛くない痔の日帰り手術日記-保存版。

何故この診療所がよかったのか。痔の遍歴と、手術経過を記録に収めておきます。今後、痔の手術で悩んだ方へのご参考になれば幸いです。

日帰りの痔の手術

(普通だったら1W~10日入院すべき)のところ

名医の岩垂純一診療所での術後、

丸2週間+1日目の日記です。

 

今日は曇りで関東でも寒い日でした。

 

出勤前の排便はなしで、

会社では満を持して冷た~い便座に座り、

しばらくすると 

排便がありました。 でも少しでした。(残念)

 

自宅に帰って夕食後

もおよして、普段の量の排便がありました。

これまでより、痛みが少なかったように感じます。

 

さて、

 

数日前の日記で書いた「坐剤(座薬)」の挿入時に痛い要因の

1つは、ロケットのような形状の後ろの部分の雑なのか

そもそも、そう設計されたのかわかりませんが、

 

坐剤の先は挿入するのでいいとしても・・・

 

カルデラ火山のお鉢巡りのような形状が、

肛門の中に坐剤が入ってゆきます、

グイと入る瞬間に括約筋がおし戻してくるのですが

 

これが「ウウっ」と言うような痛さなのです。

毎回です。

 

後方はこんな感じです。赤い部分がエッジ状です。

基本的に 市販のボラギノールもプリザも

病院での処方のものでも皆同じような形状です。

 

最近プリザは小型の座薬を売り出していますので

そちらはいいかもしれません。

 

 

私は

指でこのエッジ部分を幾分丸くしてから

挿入しています。幾分、肛門での固定されるとき痛さが

緩和されます。

 

もしこのブログを痔の製薬会社さんみてたら

是非、改善してほしいところ。

このエッジを少し丸くできないのでしょうかということです。

 

今日はここまでです。

 

痔で悩む人の為になれば幸いです。

 

 

 

 

 

関東では寒く曇りの1日でした。

もう手術をして13日目。早いものです。

 

痔の手術はかつては、なんとなく恥ずかしいと

いう時がありましたが3人に一人がなると聞いて

病院で待つ人も女の方も普通にいる時代です。

 

看護師さんも、淡々としており

岩垂純一診療所では先生と麻酔科医ぐらいは

手術の当日男性でしたが、

日常検診はほぼ、100%看護婦さんです。

 

今日の調子ですが、

まだ肛門あたりはチクチクする縫い目の大きい方かな・・

ことがありますが、普通に暮らせます。

 

排便時は 出る一瞬は、正直まだ痛いです。

仕方がないですね 傷があるんですから

完全にふさがるまで1か月は要すといいます。

 

まだ少し、お付き合いください。

 

 

 

 

2月1日(水曜日) 晴れ。

今日の日中は気温が暖かい日です。

 

朝の食事にて 最近購入した

「オイルデル」を服用しました。

 

 

主成分が漢方のようです。

診療所でもらっている酸化マグネシウムと併用していますが

このオイルデルは手術跡が完治するまで

私にはいいかもしれません。(アマゾンで購入しました)

 

オイルが便に交じるのでしょう。なんとなく

ツルっと出そうです。

 

効能は)

1.便が出口で固くなって出づらい方、

 楽に排便したい方のための便秘薬です
2.便に水分を与えてやわらかくする

 水分浸透成分と、生薬由来のオイル成分、

 出口で固まった便までつるんと出します。

 

朝起きてから出勤までには排便なかったのですが

会社にて

10:00頃もよおしてきましたのでトイレへ。

会社の便座は冷たいし、

ウオシュレットでないのですが、

我慢せずにすぐに行きなさいと

言われていますので行きました。

 

コップに暖かい湯を入れて持っていき、

トイレットペーパーで拭くといいです。

 

つるん と オイルデルの見出し通りに

出てくれました。(嬉)

 

今日はここまでです、ご参考になれば

 

 

 

 

1月31日(火曜日)

あいかわらず東京は寒い。

今日は術後検診の3度目でした。

 

朝10:00に予約してありましたので

定刻通り銀座に到着しました。

 

前にお一人いましたが

すぐに看護師さんから声がかかり

診察室に入り、下着を半分下げ

横向きに寝て 先生を待ちます。

 

「○○さんだね」

 

「先生!1昨日は排便3回で、昨日は会社で排便出来ず帰ってから

排便したのですが、とても太い便でとても痛かったです、

やはり排便はもよおした時に行った方がいいですよね。」

 

というと

 

「そうして下さい。今の時期はちょうど糸が溶けていくので

あまり硬くて大きいと縫い目がちぎれてしまいますからね。」

 

とのことでした。

 

その後、坐剤をすすっと入れてくれ本日は終了でした。

先生の坐剤の入れ方は実に上手く痛くない

 

・・・やはりプロです。

 

鎮痛剤のボルタレンを(体質に合う)2週間分と

酸化マグネシウム(軟便剤)を処方をお願いしました。

 

「もうまもなく痛くなくなるよ」

「次は2週間後にいらっしゃい」

 

2月の2週目あたりが術後検診です。

その後は1カ月に1度となります。

 

その為今日以降の それまでの間のことを

ブログに書くかどうか迷います。

 

 

 

 

 

 

今日の教訓。

 

便意をもよおしたら我慢せずに行きましょう。

1日の中でも溜めない方が良いということです。

便意あったのを溜めると、

きっと硬くなり太くなりやすいようです。

 

 

普通の健康体ではまだありませんから

なおさらでした、

 

というのは・・・

 

今日は会社に出勤で会社の便座は

今時、ウオシュレット付きでないので遠慮して

夜に帰ったらしようと多少の便意を感じても

我慢していました。

 

夜、夕食をして、便意が来ましたので、

今日は昨日よりも排便の痛さは緩和しているのを

期待して座りました。

 

1度目のいきみ・・・

 

何?これは?という便の太さと硬さで5,6センチ排出した

まま下に落ちず、その後出てこないのです。

 

痔の手術をする前でしたら、

肛門の括約筋の収縮力で便を切りながら

排便したものですが、今はオペ後だけあってこの力も弱い。

 

感触としては太目で若干硬さもある・・

え! こんなに野菜食べているのにと頭をよぎります。

軟便剤も飲んでいるのに・・。

 

ウオシュレットのマッサージモードを試してみましたが

肛門をふさぐ便そのもにいにあたっている様子。

 

 

困ったなあと、

2回めのいきみをしてみました。

また数センチほど出てきましたが下に落ちず

仕方なく指で便をちぎって便器へ落とす。

 

もう、汚いとか言ってられません。

15分ほどたったでしょうか、格闘です。

 

立ち上がってみると、

まだ直腸と肛門に間に便が出たままを感じますので

このままの状態では座薬の挿入できませんし、

何しろこのまま下着を上げるわけにもいきません

便の匂いもする。

 

座って度胸を決め

3回めのいきみ。

 

これが一番痛かったなあ。

 

ようやく最後の軍団が

肛門から出てゆきその後はスルスルと子分たちが

ようやっと出て行きました。

 

皆さん、便意をもよおしたら溜めずにすぐにトイレへいきましょう。

 

明日は、3度めの術後検診です。

 

 

 

 

 

1月29日(日曜日)

今日は一日中家にて過ごしました。

 

10:00頃起床し、朝の食事後、排便1度

やはり まだ痛い。

 

なんと もう1回あり 

18:00頃にも1回

少し痛みが治まったようでした。

 

22:00頃にさらに1回。

 

まだまだ、痛くない排便は時間がかかりそうです。

 

薬ですが 1週間だって

飲むものとして半下剤(軟便)と胃薬と鎮痛剤だけに

なったので、

半下剤だけ 食後に飲み、鎮痛剤と胃薬は

必要な時だけ飲むようになっています。

 

他の坐剤や肛門の軟膏は沢山あります。

 

それからナプキンを肛門にあてて利用していますが、

岩垂診療所でいただいたナプキンは幅が小さいので、

広めのものを買ったほうがお尻にいいかもしれません。

 

 

 

 

岩垂診療所で、術後の薬をいただいていますので 

今後は病院処方のものを使う予定です。

それはこのブログの別にまとめた日記にありますので、

興味のある方はそちらをお読みください。

 

今日は手術前に、

押しても出てくるようになった痔(大脱肛)に

 

これまで、私が

使ってきた市販の痔の薬を記載してみました。

 

いろんな薬がありますが

それぞれの方の体質に

合うものや合わないがあるでしょうから

ご注意してください。

 

合わない場合はすぐに薬剤師や

病院の先生に確認したほうがいいですよ。

 

1)プリザ系

 

これは、ボラギノールよりなんだか スッとします。

 

 

こちらは、坐剤を挿入する前に肛門に塗っていました。

坐剤は入れる時、肛門の収縮で押し戻されやすいので

使っていました。

 

2)ボラギノール系

こちらは坐剤を挿入する前に肛門に塗っていました。

坐剤は入れる時、肛門の収縮で押し戻されやすいので

使っていました。手軽に持ち運びできるのでいいです。

 

こちらも時折飲んでみましたが効果は不明です。

 

3)ヘリモンド(小林製薬)

内服錠剤です。 

 

使い始めた頃は結構効いた気がします。

画期的な発想のものです。今後期待されます。

この薬は30年前にはありませんでしたので歴史は

新しそうです。

 

 

4)乙字湯錠(ツムラ)

 

これは痔が進んだ時には無理かもと思いながらも~

飲んでみたことがあります。

痔が軽度だったり予防などにはいいかもしれません。

 

5)ヒサヤ大黒堂(試供品のみ)

 

大脱肛になった時に、藁をも掴む思いで

試供品を取り寄せました。

資料もわせて結構重厚な包で送付されてきました

資料での体験談も豊富です。

切らずにヒサヤさんの漢方で治すというものです。

私の場合は、軟膏の薬の臭いなどが肌に合わず

保留のままです。

 

総括)

 

ボラギノールの成分表をみると

【成分・含量】    

プレドニゾロン酢酸エステル…0.5mg    

 炎症をおさえ、出血、はれ、かゆみをしずめます。
リドカイン…30mg   

  局所の痛み、かゆみをしずめます。
アラントイン…10mg    

 傷の治りをたすけ、組織を修復します。 

 

プリザは

プレドニゾロン酢酸エステルでなく、

ヒドロコルチゾン酢酸エステルが入っています

 

これらは ステロイドで、この薬の要だと個人的に

思います:

以下の表では ステロイドの部類の成分ですが、

弱い部類のようです。

優れた抗炎症作用を持ち、炎症による痛み、腫れ、出血、

かゆみなどの症状を緩和してくれます。

しかし副作用もあるので、持病を持っている方は

薬剤師や病院の先生に確認したほうがいいです。

 

 

市販薬は沢山出てますので、それぞれの体質や好み、痔の経験に

よって選ばれしかありません。

私の場合は、座薬はプリザ(最近は小型が開発された)と

坐剤の挿入時にはボラギノールの注入軟膏を使っていました。

 

基本的に、出てくる私のような脱肛の痔でも、体調がいい時は、

おとなしくしているのですが

体調が良くない時、辛い物を食べた時、

肉類をごっそり食べ過ぎて便が大きく硬い時、便秘がちな時

などはてき面に脱肛がひどくなってきました。

その時に、

軟膏で押し込むことにプラスして坐剤を入れるなどをしておりました。

 

痔が市販の薬で治ればこしたことはありません。

 

私の場合は 体調の悪い時頭をもたげてくるので

もう、だましだましをやめようと決心し

今回のオペにすすんだというものです。

病院からいただいた資料です。

 

手術後の注意 


I. 手術当日 (金曜日)  <= 私の場合は1月20日(2023)


全般的な注意 
まっすぐ帰宅し安静にしていてください。 
ベッドで横になっていることを、お勧めします。 
歩くことは可能ですが、外出は避けてください。 
入浴は禁止です。 
出された薬は、指示通り、正しく服用してください。 


食事 
消化の良いものを摂取してください。 水分は十分に摂ってください。 
アルコールは禁です。 刺激物は控えましょう。 


排便 
便意があっても我慢しましょう。また便意は痛みの一種です。

痛み止めを服用して様子をみましょう。 
横になって、ひざを曲げ、 お腹の力を抜いていると我慢できます。 
どうしても我慢できなければ、 排便してもかまいません。 
(排便したら温水洗浄便座、 もしくは、お風呂場で肛門を軽く、お湯で洗って下さい。 
その後、ガーゼで、押し拭きし、最後に傷には、ほぐしたガーゼを当てて下さい。) 


傷の痛み、手当 
傷の痛みは緊張し肛門に力を入れていると増します。 
傷が痛い場合は横になって、ひざを曲げ、 

お腹の力を抜いて深呼吸をしていると軽くなります。 
肛門に当ててあるガーゼは、 翌日の診察時まで外さないでください。 
排尿時、ガーゼが濡れてもガーゼを交換しないで、その上から新しいガーゼを 
当てるようにして下さい(創が尿で汚れても心配ありません)。 
ガーゼから出血が、 わずかに染み出てくる程度は心配いりません。 
ガーゼからの出血が、外にポタポタと染み出てくるようなら連絡してください。 
なお午後5時ごろに当診療所から、お電話いたしますので、不安なこと、 
知りたいことがある場合は、 その際に、ご質問ください。

 

岩垂純一診療所では、岩垂先生が主治医になり
終始一貫、面倒をみてくれます。

これまでの日記には私の体験談を記載しましたが
この日記と次の日記で
診療所から戴いた痔の施術前からの資料を複数枚
記載してみたいと思います。

 

とても適切なアドバイスが記載されています。

 

また 当日術後の夕方に先生から

「調子はどうですか?」 と 電話がかかってきました。


注意:これはすべての人に同じかどうかは不明ですので
その点ご了承いただきお読みください。

 

手術を受けられる方へ

★麻酔は?
麻酔の専門医が、 責任を持って行い、手術は痛みを感じず
眠っている状態で行います 


★手術は?
手術時間は麻酔時間も含め30分位です。手術後は安全の為に
1~2時間程度、休んでからお帰りいただきます 

★前の日の準備は?
特に食事制限などは必要ありません。 手術が終わった当日は
入浴は出来ませんので、 前日に入浴しておいてください 

★手術当日は?
朝食は食べずに来院してください 。
水分は、水やお茶をお飲み下さい(他の飲料は飲まないでください) 

 

起床後、 坐薬 (浣腸用)を入れて排便をしてください 
坐薬は2個、 肛門内に深く挿入し、10~15分後に便意を感じたら排便してください 
(坐薬は冷蔵庫や冷暗所に保管しておきましょう) 
排便の有無を、 来院時にお知らせください 。
排便後に、お渡しした抗生物質を1錠お飲みください。 
貴金属類は外せるようにしておいで下さい 。
女性の方は化粧はせずに、 マニキュアは出来るだけ落として来院してください。
コンタクトレンズを使用されている方は保存容器をお持ちください 

★手術後は?
歩くことは出来ますが、お一人の場合はタクシーでお帰りください 。
<=私は、術後痛みもなかったこと麻酔もかなりなくなっていたので
徒歩と電車で普通に帰れました。家まで30分程度であることもあります。
付き添いの方がいらっしゃる場合は電車も可能です。
お帰りになったら入院しているつもりで横になっていてください 。
車の運転は土曜日の診察後から可能です 。
1ヶ月程×自転車に乗るのは必ず医師に確認してからにしてください 。
手術後の診察は、翌日土曜日の朝と月曜日に来院して頂き 
(月曜が休日の場合は火曜になります) その後は医師と相談の上、通院してください 
排便・入浴は、 翌日土曜日の診察後から可能です 
傷は1週間程で楽になりますが、 治るまでには1ヶ月くらいかかります 

★1~2週間は血液の混じった浸出液が見られます 
手術の種類や程度にもよりますので、 運動や海外渡航は医師に相談してください 
食事は普通におとりください 

★2週間 
アルコール類は、医師に確認してからにしてください 
今現在、何かおくすりを飲んでいらっしゃる場合はご相談ください 
何かご不明な点がありましたら。 ご連絡ください 。

今日でオペ後8日目です。

土曜日。 博物館を観に外出をしました。

 

そろそろ、

保険適応の肛門科ですと退院の時期になります。 

 

朝は排便なしで、夕方帰ってタラ鍋を食べ、

少しすると排便をもよおしましたのでトイレへ。

 

食べ物については気を使います。

術後 ステーキなどの肉は避けて

魚と野菜を多め中心の料理を食べています。

 

今日の排便はすぐに出ましたが・・

便が肛門から出る時、やはりまだ痛かったです。

今日は昨日より痛く感じました。

 

毎回ナプキンには、茶色い血液と粘液の混じったような

ものがついています。

 

痛てええええええ・・・という感じです。

 

終わってからウオシュレットで患部を洗い

坐剤などを挿入、夜の手当てをしました。

 

個人差もあるかもしれませんが

本当に速く排便時の痛みさえとれればと

願っています。