一昨日、実家で両親と暮らしていた黒猫が

空へかえって行きました虹

 

名前は月光キラキラ

 

 

8年間ゲージの中で飼われ

ご飯も、水もどうやら満足にはもらえておらず

ガリガリに痩せていた子ぐすん

 

保護活動をしていた人が引き取って

たまたま募集を見た私が連絡して

私の家で少し暮らした後に、実家へ引っ越して

そこから10年間、両親の心を支えてくれていました

 

 

抱っこも嫌い

他の猫も嫌い

お客さんも嫌いドンッ

喉をゴロゴロ鳴らして甘えるのもしない

喉を撫でられるのも嫌い

とにかく体を触られるのが嫌い爆弾

ご飯への興味もほとんどない

おやつも別にいらない

 

そんな子でしたが、クールで賢くて

気難しい父とあっという間に気持ちを通わせました

不安定な母をたくさん笑わせてくれました

 

娘の私にもできない奇跡を両親にもたらして

18年という命を終え、仕事を終えて

天に召されて行きました

 

 

ありがとう

 

 

ありがとう

 

 

ありがとう

 

 

何度伝えても、感謝の気持ちが尽きません

そしてやっぱり、寂しい、悲しい

この世にもうあの子がいないことが辛い・・

 

本当は抱っこしてゴロゴロ言わせて

美味しいおやつ好きなだけあげて太らせて

甘えさせたかった

甘えて欲しかった

 

 

最初の飼い主さんに愛情がゼロだったわけではないかもしれませんが

私の立場から、理解を示したり擁護したりする必要はないと思ってます

だってあの子をあんな風に、甘えられない子に育てた責任はあるはずだから

 

ただ一つ、感謝したいことはあります

月光と出会うチャンスを私にくれたこと

これだけは、心から有難いと思ってます

 

 

両親はもう年なので

月光が最後のパートナーとなります

 

お骨は私が荼毘に付して連れ帰りました

これからは私の家で、ゆっくり過ごしてもらいます

 

すべてのペットが

どうか、愛情に包まれて暮らして行けますように

 

 

もしも愛せないと気づいたら

その気持ち自体は悪いことではないのだから

早めに手放して、愛情ある人へ託して欲しいと

切に願います