PET検査。
初めてのことでドキドキ
一見、病院っぽくない建物の病院。
朝の検査でしたが、午前中いっぱいはかかるということでダンナには一旦帰ってもらいました。
詳しく検査できるように注射をして、薬が効くまでの約一時間はゆっくりと個室で休んでいると、声をかけられていよいよ検査開始。
まあ、寝てるだけの検査だけどね
次はエコー検査。部屋を移動して寝てるだけ。
次はCT検査。また移動して寝てるだけ。
緊張はしているものの寝ているだけだったので、楽といえば楽な検査。
終わりかな?と思ったら、もう一度エコー検査と言われました。
なんか、嫌な予感。
「エコーって二回するものなんですか?」
「CTからもう一度見て欲しいと言われて。する時もありますよ」
CTの人が何か気になるところがあったということか。
二回目のエコーが終わると軽食が用意されていてそれを食べていると、食後にもう一度 PET検査をすることを告げられて、またまた嫌な予感。
「PETを二回するのはよくあることですか?」
「ありますよ」
「エコーも二回されたんですけど」
「エコーはあまり聞かないですけど…。そういう方もいますよ」
PET室まで案内してくれた看護師さんにちょっと探りを入れましたが(笑)、イマイチ不安感を拭えない。
二回目の検査を終えてロビーで待っていると、また看護師さんが来て「先生が聞きたいことがあるというのでご案内しますね」と連れて行かれました。
「子宮は全摘されたんですね? 卵巣は二つともあるの?」
「はい。卵巣は残っています」
「そう。もういいですよ」
と、それだけの会話で終了。
聞くだけなら看護師さんだけで良くない?
ま、先生自身で確かめたかったんだろうね。それはそれでいいことなんだけどね。
やっと全てが終わり、会計。
30,700円なり
わかってはいたけれど、会計を済ませている年配の方たちは一万円くらいだっただけに、3割負担がこんなに重いとは…
その後、最初の病院であるA病院に検査結果の書類を持って行っていきました。
そして。
肝臓と卵巣に集積あり。
つまり、転移か原発か、どちらにしても「何か」あるということでした。
卵巣は排卵など生理的なもので写ってしまうこともあるのでどちらとも言えないけれど、肝臓はちょっとね。
転移の可能性が高いけれど、原発の可能性も拭えない。
どちらかを見定めることが必要らしい。
明日にまた同じ検査結果の書類を持ってK病院に行くので、そこでこれからまた検査して治療方針が決まっていくことなどを話しました。
そしてK病院。
綺麗可愛い女医さんのM先生再び!!
本来なら来週から投薬治療開始のスケジュールを組んでいたらしいけど、予定外の結果で来週は肝臓のCTとMRIと婦人科の受診が入れられました。
ああ、なんか良いことが一つもないな
調べるたびに悪いことが発覚していく感じ。
転移か原発か。
どちらも悪いことにはかわりないけど、どちらが良いのか。
転移なら本来通りの治療法でいくけれど、一気にステージ4となってしまう。けれど、私の癌タイプは「HER2陽性」。ホルモン受容体は陰性。つまりハーセプチンなどの薬が効きやすいため、投薬の効果が期待されているので、一気に肝臓もやっつけられるかもしれない。
原発なら、ステージ2bということで手術も視野に入れて術前投薬となり、肝臓は肝臓で今はまだステージも軽いから切除手術をすれば治る可能性もある。
うーん、どちらがいいかなんて、どう転んでも癌であることには変わりないのに。
ま、どちらにしてもはっきりさせてスッキリさせないと!
とにかくCTと MRIしてみなきゃね!!